アスクルが出荷頻度が低い商品の品切れ解消に向け実証実験、商品発注プロセスの高度化で販売機会ロスを低減

2022.04.22

2021.12.16

アスクルは今年10月からカスケード型発注への切り替えを目指した実証実験を実施している。

カスケード型発注とは、お客からの注文予測量をベースとしたアスクルからの商品発注量や納品希望日について、サプライヤーからの納品が困難な場合に当該商品を別のサプライヤーに自動的に発注するプロセスのこと。今後、本格運用に向けて商品発注プロセスの高度化に取り組んでいく。

アスクルでは近年、あらゆる業種に向け、商品の品揃えを強化しているが、出荷頻度が低い商品の在庫数量以上の注文に伴う品切れ解消による販売機会ロスの低減のため、順次対象商品や対象センターを拡大。カスケード型発注の本格運用に向け商品発注プロセスの高度化に取り組んでいる。

今年10月、OAPC用品の一部について、ASKUL Logi PARK横浜での実証実験を開始し、翌11月にはDCMセンターへも検証範囲を拡大。現在は2021年の本運用に向けて課題要件の洗い出しやシステム対応の検討を進めている。今後も在庫商品の拡充や物流プロセスの高度化など、デジタルトランスフォーメーション(DX)によるプラットフォーム改革を推進していくとしている。

同社では25年5月期までの中期経営計画において、ロングテール品の在庫化を進め、売上拡大することを成長戦略の1つとして位置付けている。一方で、専門商材の占める割合が多く販売数量が多くないロングテール品は、需要変動を起因とした品切れによる販売機会ロスが発生しやすい側面がある。

同社ではこれまでも品切れ解消に向けさまざまな施策を重ねてきたが、十分な改善には至っていなかった。今回は販売機会ロスに関する課題を根本的に解決するため、カスケード型発注を導入すべく実証実験を開始した。以後、順次検証を進めている。

実証実験の概要

対象期間/2021年10月から22年2月まで(予定)

対象商品/500アイテム(順次対象カテゴリを拡大予定)

対象センター/ASKUL Logi PARK横浜(21年10月から)、DCMセンター(21年11月から)、順次対象センターを拡大予定

検証内容/実務上の効果検証、システム化に向けた必要機能の選定など

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