花王が日立との協創により売場づくり強化に向けて店頭支援巡回計画を自動化

2022.04.22

2021.07.20

花王は、日立製作所によるAI(人工知能)と数理最適化技術(与えられた制約条件を満たした中で最も良い結果を導き出す計算技術。現実の問題を整理して数式で表し、数式に合ったアルゴリズムで最適な解を求める)を活用し、コンシューマープロダクツ製品の店頭支援を担う花王フィールドマーケティングによる販売店巡回の計画を自動立案するシステムを協働して構築、このたび本格運用を開始したと発表した。これによって業務能率化による活動生産性の向上を目指すとしている。

複雑化する生活者のニーズや購買行動の変化に対応するため最適な売場づくりが重要な課題となっている中、花王フィールドマーケティングでは販売店の店頭支援を行う約2000人の担当者(マーチャンダイザー)が全国の販売店を巡回。お客のニーズに対応し、買い求めやすく、販売店の売上げにも貢献できる売場提案や店舗改装の支援、新店舗の陳列など売場づくりの活動を行っている。

この活動は全国約60のエリアごと、販売店の要望や作業希望日、マーチャンダイザーの勤務予定・業務計画、技術・適性、自宅や訪問先各店舗間の移動時間など、多岐にわたる制約条件を考慮して計画担当者が経験をもとに手作業で時間をかけて巡回計画を作成していた。

この計画業務のプロセスを定式化、デジタル化し、統一したルールでより最適な計画を自動的に立案することによって計画業務の時間、コストの削減と店頭支援活動の能率化、業務平準化の実現を目指すため、日立のLumada(データから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するため、日立のデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称)ソリューションである「Hitachi AI Technology/計画最適化サービス」を導入した。

導入によって、これまで多くの制約条件を考慮して時間をかけて作成していた計画の最適解を高速に自動で導くことができ、さらに業務要件の変化に応じた追加学習、計画の履歴情報から特徴を学習させることによって効果的な計画に進化させることが可能となる。

年間数万時間を要していた計画業務を半減できると見込み、それによってより創造的な提案活動に取り組むことで業務能率化による活動生産性の向上を目指すとしている。

お役立ち資料データ

  • 顧客を知り尽くした究極の1to1マーケティングとは

    今の時代消費者は”個人”を中心に動いています。 コロナを経て、「ニューノーマル」といわれる現在、日常生活におけるオンライン時間は急激に増えています。多くの製品をインターネットで見つけることができ、購買に至るまでの検討期間が長くなっています。さらに簡単には店舗来店がなく、直接接客も難しくなっています。個人の行動をリアルタイムに把握しなければ、本当に顧客が「欲しい」と願ったタイミングを捉えることは難しいのではないでしょうか。 では、どうすれば企業は顧客が「欲しい」と願ったタイミングを捉え、コミュニケーションを図ることができるのでしょうか? 本資料では、どのようにお客様の行動を理解し、オンラインとオ…

  • 小売業が顧客体験戦略を進化させるための4つのテーマとは?

    新型コロナウイルスの拡大により、ブランドや小売業者が急ぎ導入した短期的なソリューションは、ショッピング体験に大きな影響をあたえています。結果として、消費者はこれまでにないほど多数のチャネルと選択肢を持ち、小売業者に対して高い期待を抱くようになりました。 Salesforceでは、高まる消費者の期待と小売業界の置かれた現状を分析。世界1,600人の消費者と、1,000人以上の小売業界幹部に調査を実施した結果、以下のことが明らかになりました。 ●顧客対応に関する消費者の期待は増々上がっている ●ブランドを差別化するための新たなポイントはロイヤルティ ●ブランドや小売業者は、顧客体験戦略を進化させつ…

  • Googleマップ対策で集客向上!有名企業8社の成功事例集!

    【PR】株式会社カンリー 「PRONTO」「パリミキ」「てもみん」など、飲食・小売・サービス業における有名店舗も実施!Googleマップの店舗情報を一括管理することで、店舗集客の向上や業務効率化に繋がった事例を8社分ご紹介。 「Canly(カンリー)」は2万店舗以上でご利用いただいている、Googleマップ・SNS・HPの一括管理サービスです。複数店舗を運営する企業様に集客向上・業務効率化を目的としてご活用いただいています。本資料では、Canlyを活用し成果の出た企業様の事例をご紹介します。 ▶︎掲載している企業 【飲食業】 ・ニラックス様(すかいらーくグループで70店舗運営) …