ジェイアール東日本都市開発が次世代AI無人販売機でクイーンズ伊勢丹の商品を駅で販売する実証実験

2021.08.13

2021.08.16

ジェイアール東日本都市開発は、無人販売サービス「EKIPICK MART(エキピックマート)」の実証実験を8月16日~9月30日まで、 ゴールデンバーグが提供するAI(人工知能)搭載型無人販売機「SMARITE(スマリテ)」を利用し、スーパーマーケットのクイーンズ伊勢丹を展開するエムアイフードスタイルが厳選した食品を販売するサービスとして、JR総武線本八幡駅直結「シャポー本八幡」で実施する。

AI搭載型無人販売機の「スマリテ」はドアを開け、商品を取り出し、立ち去るだけで購入可能となっている

エキピックマートは、駅ビルの営業時間外でも弁当やスイーツなどの食品を無人で販売するサービスとして、ジェイアール東日本都市開発が展開を検討しているサービスで、「EKIPICK SHOWCASE(エキピックショーケース)」から名称変更した。今回はゴールデンバーグのスマリテを利用して無人販売の検証をする。 

スマリテは「Smart retail technology」を由来とし、従来の無人運営におけるさまざまな問題を解決した「国内初のニューリテールDX基幹システム」としている。商品識別サーバと決済サーバを統合した自社開発のIoT(モノのインターネット)+SaaS(サービスとしてのソフトウェア)システムには、厚生労働省が定めるHACCP対応の遠隔状態監視機能、賞味期限管理、ダイナミックプライシング機能も搭載されている。これらが正式に商用化された「国内初」の事例となるという。

特殊なアルゴリズム解析による物体自動識別技術によってショーケースから取り出した商品を各商品に取り付けたRFIDから自動で識別し、ドアを閉めるとQRコード決済アプリのPayPayで自動に決済して購入が可能な無人販売機となっている。

国内初の無人運営システムとして、遠隔の温度管理や在庫管理などに加え、消費期限管理や売価の変更なども遠隔で管理できるシステムを構築している。

コロナ禍における買物時間の短縮や商品の非対面販売、受け取りへの対応、店舗のオペレーション負荷の軽減やフードロス削減などを目的とする他、営業時間短縮に伴って店舗が早く閉店した後においても食品を買うことのできるサービスとしても検討していく。

今回の実証実験では、専用アプリを利用してキャッシュレスで購入する無人販売機「スマリテ」を3台設置し、クイーンズ伊勢丹の商品を初電から終電まで販売する。販売商品は菓子、果物、乳製品、加工食品など。お客のニーズを把握するため販売商品は順次変更し、今後の事業展開に生かすとしている。

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