カインズが「カインズ・オフショア・ディベロップメントセンター」を立ち上げ

2021.10.11

カインズは、インド最大手のITサービス企業であるタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)とのパートナーシップに基づいて、日本のホームセンター業界初となる「カインズ・オフショア・ディベロップメントセンター」を立ち上げた。9月から本格的な稼働を開始したと発表した。

世界に通用するエンジニアを育成し、海外のエンジニアと自社のエンジニアが1つのチームとなって、迅速かつ柔軟にお客のニーズに応じたデジタルサービスを開発することで、デジタル開発をスピードアップしていくとしている。

カインズは、2019年以降を「第3の創業」と位置づけ、「IT小売企業」としての新しい価値創造を目指している。

企業変革の鍵となるデジタル戦略を進める上で重要となるのが「IT人材」と考え、IT人材の採用を積極的に進めることを目指して東京・表参道の新拠点「CAINZ INNOVATION HUB」を開設したり、エンジニアの働き方に合わせた勤務体系を取り入れた子会社を設立するなど、IT人材が働きやすい環境を整備してきた。

現在のデジタル戦略本部は約180人体制にまで拡大。内製化によるアジャイル開発を進めることで、多数のプロダクトの開発やリリース、アーキテクチャ改革など一定の成果を出しているという。

さらに、お客の購買行動の変化やニーズに合わせたサービスを提供し続けるために、より一層開発スピードを向上させる必要があると考え、今回、TCSとのパートナーシップに基づき、オフショア開発拠点としての「カインズ・オフショア・ディベロップメントセンター」の立ち上げに至った。

TCSが擁するグローバルのリソースやケイパビリティを活用しつつも、一般的なオフショア開発とは異なり、カインズ側がリーダーシップを持ちながら、TCS所属のカインズ専任のエンジニアと1のチームとして開発を進めるとしている。

カインズのエンジニアにとっても、海外のエンジニアと一緒に開発することはスキルアップやノウハウの蓄積につながるなど、世界で通用するエンジニアへの成長も期待できる。

カインズでは25年2月期には、デジタル戦略本部を430人体制、うち、オフショア人材130人とする予定だ。

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