【2021年のバレンタイン】コロナ禍でどうなる?コンビニ・百貨店の最新情報と併せて紹介
2021.01.28
更新:2021.02.02

2月14日のバレンタインまで1カ月を切り、どんなチョコを選ぶか下調べをする時期になった。通常なら街にはさまざまなチョコレートがショーケースを彩り、店頭はたくさんの人でにぎわう。しかし、2021年は新型コロナウィルスの影響で例年とは異なるバレンタインとなりそうだ。
不要不休の外出を避けるため買い物を控えている人や、在宅ワーク中心となり自宅で仕事をしている人も少なくないだろう。店舗へ足を運ばずにオンラインで購入するケースの増加が予想される。
また、義理チョコを配る機会が大幅に減少するため、購入内容にも変化がありそうだ。コロナ禍で迎える2021年は、どんなバレンタインになるのだろうか。ネット販売が強化される今年のバレンタインのトレンドや、コンビニ・百貨店の最新バレンタイン商品情報をチェックしていこう。
コロナ禍ならではのバレンタインとは?
2021年のバレンタインは、コロナウィルスの影響によりどんな変化があるのだろうか。

●ステイホームしながらオンラインで購入
コロナ禍での新しい生活様式は、ステイホームが基本となり自宅で過ごす時間が増える。外出せずにチョコレートを購入できるオンライン販売が強化されるだろう。子どもから大人まで楽しめるボンボンショコラのほか、手作りキットといったファミリー向けの商品にも動きが見られそうだ。
●チョコのトレンドは素材へのこだわり
リサーチやマーケティングを手がける「ネオマーケティング(東京都渋谷区)」の調査によると、2021年のバレンタイン用チョコは、カカオの産地やオーガニックなど厳選されたこだわりの素材がトレンドの模様。脂肪や糖質に配慮したローカロリーチョコや、カカオ含有量が多い高カカオチョコなど、健康志向の需要も高く、カカオポリフェノールやカカオニブに注目したチョコも登場している。
●義理チョコから自分用の高級チョコへ
在宅ワーク中心の生活はオフィスへ出社しないため、例年のように義理チョコを渡す機会が激減するのもポイントだ。義理チョコに使っていた予算を、自分用のチョコへスライドさせることが予想される。1粒数百円するような高級チョコを、自分へのご褒美として購入するケースが増えそうだ。
【2021年】百貨店のバレンタイン情報
百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどさまざまな場所でバレンタイン商戦がはじまっているが、どんな違いがあるのだろうか。
●高島屋「世界が誇るショコラの巨匠が大集結」

高島屋のバレンタインは、世界的なショコラティエによる限定のコラボ商品を提供している。パトリック・ロジェ、ジャック・ジュナンなど6人の巨匠の味が集結した。オンライン販売は、カテゴリや予算など目的に合わせて選べるのがポイントだ。期間限定で人気ブランドによるお試しショコラの企画も実施している。
●大丸・松坂屋「国内外のブランドからセレクト」

大丸・松坂屋では、国内外の人気ブランドや和テイストのチョコをオンラインから購入できる。人気を集めているのが、愛らしいデザインが魅力的なディック・ブルーナのミッフィーシリーズだ。男性向けには、スター・ウォーズ缶やBeetle(ビートル)チョコ、焼酎を使ったボンボンショコラなどが用意されている。
●イトーヨーカドー「キャラから王道までずらり」

スーパーマーケットのイトーヨーカドーでは、美術館に見立ててさまざまなチョコレートを展開している。ご褒美チョコ向けのホテルや専門店の高級チョコ、友チョコに適した小分け用のチョコなど、用途や予算に合わせて選べるのがポイントだ。オンラインで注文した商品は、イトーヨーカドーやセブンイレブンの店頭でも受け取れる。
●イオン「手作り&シェアにぴったりなおうちチョコ」

イオンの公式ページでは、おうち時間向けに手作りチョコのレシピ動画やラッピング方法を紹介している。店頭にはポリフェノールが多く含まれた健康志向のチョコが定番で扱われているので、食品の買い出しと一緒に購入可能だ。オンラインでは、ご褒美スイーツやリッチなアイスクリームなどの高級商品を扱っている。
【2021年】コンビニ各社のバレンタイン情報
●セブンイレブン「自分のご褒美へ、こだわりチョコレート」

2020年1月31日により全国の店舗にて、チョコレートの祭典「SEVEN’S Chocolate Wonderland」を展開。
世界で愛される定番人気の「GODIVA」に加えて、日本を代表するショコラティエ土屋公二シェフがセブンイレブンのために立ち上げたブランド「テオブロマ」、フランス・パリに9店舗を構える「グテbyセバスチャン・ブイエ」など、有名専門店のこだわりのチョコレートを身近で購入できるのが魅力。
●ローソン「GODIVAコラボの新メニュー」

ローソンでは2月2日より全国で、GODIVA監修のスイーツ2品とベーカリー2品の計4品のショコラメニューを展開する。
ドーム型のチョコレートムースをトッピングした贅沢なショコラケーキ「Uchi Café × GODIVA ショコラドーム ヴァニーユ」や、隠し味にチョコレートを加えて、コク深くマイルドな味に仕上げたビーフカレーパン「GODIVA × LAWSON BAKERY ビーフカレーパン」など、バラエティに富んだ商品が並ぶ。
●ファミリーマート「ケンズカフェ東京監修チョコレート」

ファミリーマートでは、1月26日(火)より全国の店舗で、ケンズカフェ東京氏家健治シェフ監修 Bean to Bar チョコレート使用したパンやスイーツを展開している。
こだわりのBean to Barチョコレート入りのチョコクリームと、北海道産生クリームを使用た「ふんわり濃厚ガトーショコラ」や、チョコ味のバウムクーヘンにチョコレートをかけた「チョコがけバウムクーヘン」など、チョコレートを軸に様々なバリエーションが楽しめるようになっている。
2021年ならではのおうちバレンタイン
コロナウィルスの影響を受け、バレンタインの過ごし方も大きく変わる。感染拡大防止のため外出を控え、オンラインでチョコを選ぶケースが増えるだろう。各店舗とも魅力的なバレンタイン商品を打ち出しているので、用途や予算に合わせて好みのチョコを選べるのがメリットだ。
名高いパティシエのショコラや高級ホテルが手がけるぜいたくなチョコを、自分へのご褒美にするケースも多いのではないだろうか。親子で手作りチョコに挑戦したり、シェアチョコを自分でラッピングをしたりする人も増えるだろう。2021年のバレンタインはステイホームでも十分に楽しめそうだ。