JR西日本グループ、スタッフDXのアプリケーションサービス活用。スタッフコーディネート発信で、リアル店舗への来店促進を目指す
2022.04.22
2022.01.25
JR西日本SC開発株式会社は、株式会社バニッシュ・スタンダードが提供する、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を「ルクア大阪」および「天王寺ミオ」、ならびにJR西日本アーバン開発株式会社運営のピオレ姫路の各公式サイトに、2022年2月1日より導入する。

テナントスタッフのコーディネートをきっかけとした、店舗への来店促進を目指す。
■身近なスタッフコーディネートの発信を通じて、リアル店舗への来店促進を
コロナ禍を経てショッピングセンターは、非接触非対面やオンラインの仕組みが広がる一方で、「リアルの価値」が改めて再認識されている。
JR西日本グループでは、リアル・オンライン問わずあらゆる接点で利用者との緊密なコミュニケーションに力を入れきた。今回、テナントスタッフが各SCの公式サイトに同時投稿することで、鮮度の高い情報を顧客へ提供するため、スタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を導入した。
導入開始時のコーディネート掲載店舗(予定)は、ルクア大阪33店舗、天王寺ミオ16店舗、ピオレ姫路12店舗からスタートし、順次掲載店舗を増やす予定だ。
■JR西日本SC開発株式会社 スタッフスタート導入プロジェクトリーダー
「コロナ禍を経て、SCにおいては、非接触非対面やオンラインの仕組みが広がる一方で、デジタルでは替えることのできない現地・現物・現人による体験がより大きな満足や感動をもたらすという「リアルの価値」が改めて再認識されていると思います。そうした中で私たちは、お客様の行動において変わるもの・変わらないものを見定め、新しい生活様式に対応すべく、駅立地の利便性と魅力的な店揃えを強みにしながら、スマートフォンアプリ「WESPO」等を活用し、リアル・オンライン問わずあらゆる接点でお客様との緊密なコミュニケーションに力を入れてきました。
今回、新たにスタッフスタートをSCとして導入する意味は、「店舗」やそこで働く「スタッフ」というリアルの価値を一層、引き出したいからです。
既に店舗において導入されている仕組みを活用することでテナントスタッフの皆さまに大きな負担を新たにかけることなく、SCの様々なお客様にリアルに根差す魅力を伝えることにより、「このお店のこの人から買いたい」につなげ、テナントスタッフの皆さまの「ここで働くことが楽しい」という気持ちにつながっていくことが、リアルの価値を高めることになると考えています。
私たちとしては、参加店舗全体のスキルアップを図ったり、SC独自の表彰制度など、テナントスタッフの皆さまを積極的にサポートしていきたいと考えています。」
■ルクア大阪
所在地 大阪府大阪市北区梅田3-1-3(JR大阪駅直結)
施設URL https://www.lucua.jp/

■天王寺ミオ
所在地 大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-39(JR天王寺駅直結)
施設URL https://www.tennoji-mio.co.jp/

■ピオレ姫路
所在地 兵庫県姫路市駅前町188-1(JR姫路駅直結)
施設URL https://piole.jp/himeji/

■「STAFF START」について

「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするStaff Techサービス。導入しているアパレル企業で最も利用されている「コーディネート投稿機能」は、テナントスタッフなど店舗スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報などを紐づけてECサイトやSNSに投稿する機能で、その投稿を通じて商品紹介やコーディネート提案といった接客対応を行うことができる。
<STAFF STARTの主な機能>
・コーディネート投稿機能:店舗スタッフが撮影したコーディネート写真に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやSNSなどに投稿する機能
・スタッフレビュー機能:店舗スタッフが商品についてのレビュー(評価・コメント)を作成し自社ECサイトやSNSに投稿できる機能
・PLAY機能:店舗スタッフが商品の使用感や使用プロセスなどを撮影した動画に商品を紐付け、自社ECサイトやSNSに投稿できる機能
・まとめ機能:店舗スタッフが、店舗でショーウィンドウをつくりあげるように、自社ECサイト上でテーマ設定から記事などのコンテンツを作成できる機能
・QRメモ機能:店頭で接客する店舗スタッフが買い回り中の顧客に対し、検討している商品のECサイト上での情報をQRコードで共有することができる機能
・バイヤー機能:バイヤーやMD(マーチャンダイザー)などが販売を検討しているサンプル品の情報を販売スタッフに共有し、現場の販売スタッフが「売れそう」か「売れなそう」かを評価できる機能