RaaS型体験スペース「no-ma」渋谷パルコと協業し、渋谷スペイン坂にオープン

2021.03.17

更新:2021.03.18

渋谷パルコとベクトルの子会社であるスマートメディアが協業。スマートメディアがキュレーションしたD2Cブランドや商品を実際に見て体験できるスペース「no-ma」を、渋谷スペイン坂にオープンした。

「no-ma」は、 コロナ禍で注目が集まるRaaS(Retail as a Service)型体験スペース。

RaaSとは、 店舗スペースを区画で区切り、 メーカーなどから固定の出店料金を得ながら商品を販売すると共に、 運営に必要な店舗従業員や在庫管理、物流サポート、マーケティングデータの提供などまでをカバーするサブスクリプションモデルのサービスで、コロナ禍において小売業界における新たな潮流として注目が集まっている。

スマートメディアではこのRaaS型の仕組みを取り入れ、 主にD2Cブランドおよび商品をキュレーションし、 デジタル時代における顧客企業と生活者の新たな出会いと体験の場をリアルの場においても提供すべく、 渋谷パルコと協業で、「日本の若者の文化発信の地」と言われてきた渋谷・スペイン坂に「no-ma」を立ち上げた。

「no-ma」は、リアルとデジタルが融合するSociety5.0時代に向けた、トレンド情報の発信基地となり、また、 人とコトをつなぐ体験の場として、 世界中の企業やクリエイター、 インフルエンサーやメディアとコラボレーションできる機会創出も行っていく。

※Society 5.0(ソサエティ5.0)とは、内閣府の『第5期科学技術基本計画』にて定義された、日本が提唱する未来社会のコンセプトで、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムによって、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会のこと。

「no-ma」の5つの利用シーン

「no-ma」は、合計5つのスペースは用途に応じてカスタマイズでき、 ライブ配信ツールも常設。

センターのオープンスペースとそれを取り囲む4つの空間を用途によって組み合わせることで、 各々が単独で情報発信をしたり、 スペース全体を使って1つの世界観を演出するなど、目的に合わせて最適なブランド体験を提供できる。

RaaS or Only shop

センターのオープンスペースは、 複数のブランドを「D2C」「フェムテック」などコンセプトに沿ってキュレーションする「RaaS」モデルの空間。 新商品ローンチ時などは1ブランドで出店することも可能。

Gifting

入口のカウンターは、 物販のキャッシャーの他にGiftingスペースとして利用でき、消費者がブランドの世界観と接する最初のポイントを演出できる。

Board Advertising & Radio Broadcast

ボード広告や、 ラジオの公開生放送が可能。渋谷の中でも特に人通りが多く、 注目されやすいスポットで話題性の喚起が可能。

●Gallery

写真やアートの展覧会から、 アパレルの展示会も可能。展示の説明や接客はオンラインでも実施できる。

Studio

ライブ配信、 VRスタジオとして活用。機材を常設することで、 オフラインイベントを気軽にオンライン配信が可能。

上記の5つのスペースを活用し、ベクトルグループが有するイベント企画運営の知見とライブ配信事業やD2C事業とのシナジーを有効活用した企画展開や、スマートメディアが運営するメディア「OPENERS」を起点としたラグジュアリーブランドのイベント企画運営にも力を入れていく予定だ。

Digitally Native Vertical Brandへの参入

「no-ma」の今後の展望として、リアルスペースの運営という強みを生かし、 オンラインにおける販売促進のためにリアル店舗やソーシャルメディアを活用する「DNVB(Digitally Native Vertical Brand)」領域への参入を目指している。

※DNVBとは、デジタルネイティブ世代にターゲットに、バーティカル(ニッチな市場)において、商品やサービスを販売するブランドのこと。

ブランドの存在意義や製作秘話、 ストーリー、 参加型キャンペーンなど、 体験で得られるコンテンツ(コト)などからブランドへの共感獲得を目指す。

また、「ストーリーでモノが売れる時代」をコンセプトに、 ブランド設立の背景や制作ストーリーを発信するキュレーションコマースメディアを新設する予定があり、 売上規模にかかわらず、 オンラインとオフライン両方での「体験(コト)」を通じて、 ファンを増やしブランド価値の向上を図りたい企業の支援にも注力していくとのこと。

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