4月6日開業アルク八幡西店がRetail AIの「スマートショッピングカート」「デジタルサイネージ」導入

2021.04.06

トライアルホールディングス傘下のRetail AIが、同社が開発した「スマートショッピングカート」70台と「デジタルサイネージ」14台を、4月6日にオープンするリテールパートナーズ傘下の丸久が運営するスーパーマーケットのアルク八幡西店に納入したと発表した。 同店には今後、Retail AI自社開発の「リテールAIカメラ」の納入も計画、小売店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)における連携をさらに進めていくとしている。

「デジタルサイネージ」をトライアル以外に初めて納入

スマートショッピングカートはセルフレジ機能の他、メディア機能を搭載したショッピングカート。トライアルグループが運営する店舗では既に35店舗で合計約3400台稼働している。他企業への納入は、今回と同じ丸久運営のアルク到津店に続く2店舗目となる。なお、丸久における同カートの呼称は「レジカートシステム」。

20年7月のアルク到津店への納入後、 約3カ月間で同店のスマートショッピングカート利用率は20%超となり、導入当初の目標値である有人レジ1台を置き換え可能な水準を達成。「スマートストア化」への手応えが得られたため、今回の「新店を開店時からスマートストアとして運営する」取り組みに進むことにしたという。

また、「デジタルサイネージ」の他企業への納入は今回が初めて。店内におけるお客とのコミュニケーションツールとして、トライアルでの運用実績から導出した効果的な活用ノウハウを共有しながら運用していく。

導入されるデジタルサイネージは14台。デジタルサイネージを活用して店頭で情報を発信することで、お客と商品のマッチングを促進しつつ、より良い買物体験の提供を図る。

さらにその上で、店内外でのデジタルマーケティング施策も推進していく。レジカートクーポンやデジタルサイネージを用いた店内販促(インストアプロモーション、ISP)からウェブ広告などによる集客(アウトストアプロモーション、OSP)まで、トライアルグループの知見を幅広く共有し、IoT(モノのインターネット)機器導入とデジタルマーケティングによって「スマートストア」としての機能向上を図る。

青木保・リテールパートナーズ取締役PJ副リーダーは次のようにコメント。「われわれは、Retail AI社さまの店舗DXのノウハウを共有し、『スマートストア化』を着実に深耕しております。また、定期的に開催する『カテゴリーマネジメント勉強会』(ID-POS分析による商品構成と販売政策)は参加バイヤーの意識改革をもたらしています。14台のデジタルサイネージは店内で『ショッパーマーケティング』を実行しますが食品スーパーにおける適正台数とコンテンツの分析が今後の課題と捉えております。そして、最も重要なことは、トライアルグループが提唱している『マネタイズ』(ビジネスとして成立させ収益化していくこと)の実践であると考えております」

多様な店舗フォーマットでの活用知見を蓄積

両社は、今回の取り組みによって多様な店舗フォーマットにおけるスマートストアのソリューション活用の知見を蓄積することに意義があるとしている。

トライアルの主力フォーマットが食品から非食品までを幅広く取り扱うスーパーセンターであるのに対し、リテールパートナーズが運営する店舗の多くは食品主体のスーパーマーケットであることもあり、各フォーマットにおける「スマートショッピングカート」をはじめとしたIoT機器の効果的な運用について知見を蓄積し、今後他社にも共有するなど小売業界全体のDX推進に貢献していきたいとしている。

「今回、アルク八幡西店さまへスマートショッピングカート・デジタルサイネージ・デジタルマーケティングを含む各種ノウハウをパッケージでご提供できたことで、日本のリテールDXをさらに一歩進められたと考えております。今後も、リテールパートナーズさまとの連携を一層進め、流通業界のより良い未来に向けまい進してまいります」と永田洋幸・Retail AI代表取締役社長はコメントしいた。

Retail AIとしては、今後スマートショッピングカートの外販をさらに加速させていくことを計画しているという。

アルク八幡西店概要

所在地/福岡県北九州市八幡西区町上津役東1-13-10

営業時間/9時~22時

店長/木村清高

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