スギ薬局、アイリスオーヤマの「HACCP対応冷ケース温度測定サービス」導入。温度自動測定・収集でDX推進
2022.05.11
スギ薬局グループは、アイリスオーヤマの、独自の無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」の機能を応用した、冷凍庫・冷蔵ケースの温度を自動測定・集約できる「HACCP対応冷ケース温度測定サービス」を、985 店舗にて順次導入する。

HACCP 基準による衛生管理は、2018 年の改正食品衛生法により制度化された衛生管理の手法で、 食品における食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を除去又は低減するために重要な工程の管理と、 製品の安全性の確保のための基準。全ての食品等事業者は、この基準に沿った衛生管理計画の 作成・実行や確認などが求められている。近年では、HACCP 基準に沿った食品の衛生管理にかかる温度記録と監視の負担などを軽減するため、その運用において DX 化が進められている。
スギ薬局グループでは、これまで食品取扱各店で従業員による目視での温度管理や記録・集約作業を 実施していたが、より正確な温度管理と業務の効率化のために、当該作業の自動化や収集データの デジタル化を検討。アイリスオーヤマの「HACCP対応冷ケース温度測定サービス」は、自動で集約したデータをPC やタブレット端末などから閲覧可能で、グループ全店の 6 割超に当たる 985 店舗への導入を決定 した。
■商品仕様

■LiCONEX について
