ファンケル、国内初の環境配慮型什器を全直営店舗に導入。従来比で温室効果ガスを約30%削減
2022.06.16
株式会社ファンケルは2022年6月16日から、全直営店舗に設置されているサプリメント陳列什器を、主原料が紙パウダーの「MAPKA®」を使用した国内初の環境配慮型什器にすると発表した。
これにより、什器の製造から焼却までの過程における温室効果ガスの排出量を従来と比べて約30%削減。また、本什器は強度にも優れているため、従来よりも破損リスクの軽減にもつながるという。

これまでサプリメント陳列什器は、アクリル樹脂を使用していたが、「MAPKA®」を使用した環境配慮型の什器を採用。「MAPKA®」は、株式会社環境経営総合研究所が提供する新しい素材だ。
プラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させて作るので、成形後の収縮性の低さや成型までの時間、その高い剛性および耐熱性から、工業用材料として幅広く活用されている。また、紙パウダーを51%含有しているため、容器包装や成形品と同様に紙製品扱いとなるため、燃えるごみ・燃やすごみとしての廃棄が可能となるという。