オイシックス・ラ・大地がエー・ピーホールディングスとの資本業務提携、水産品卸のセブンワーク子会社化へ

2021.02.11

農産品や加工食品、 ミールキットなどの食品宅配を展開するオイシックス・ラ・大地が2月10日、エー・ピーホールディングスと資本業務提携を締結した。また、3月31日付でエー・ピーホールディングス傘下であったセブンワークの株式の51%を取得し、 連結子会社化する予定。連結子会社化と同時にセブンワークは社名を「豊洲漁商産直市場」へ変更を予定している。

「これからの食卓、これからの畑」を企業理念とするオイシックス・ラ・大地は、食品宅配業を主軸として食にまつわる社会課題をビジネスの手法を用いて解決することを目指している。「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の3ブランドを運営し、2020年9月時点で約38万人のお客が利用している。

20年4月、新型コロナウイルスの拡大による飲食店の営業自粛の影響を受けた外食業の食材を取り扱う「Oisix」の支援販売企画の「おうちレストラン」がスタートし、エー・ピーホールディングスが展開する「塚田農場」や「四十八漁場」の食材も販売し、お客から好評を得たという。

水産物カテゴリーの品揃えや価値提案型商品を強化

セブンワークは主に外食産業への水産品の卸販売を行っており、買参権による豊洲市場などでの市場買い付けに加え、全国各地の漁場から直接買付けることによって中間流通を通さず鮮度の高い状態で提供できる独自の流通網を強みとしている。

今回の資本業務提携によってオイシックス・ラ・大地は、3社の持つそれぞれのアセットを活用することで「水産品カテゴリーの品揃え、付加価値の高い商品拡充、仕入原価削減」「食材の共同調達や製造・加工工場の共同利用による原価削減」「Oisixおうちレストランでの協業強化」などの取り組みを実施していく予定。今回の協業を記念して、2月11日から昨年Oisixおうちレストランで販売した四十八漁場の「うわじま鯛めしセット」を再販売する。

オイシックス・ラ・大地とエー・ピーホールディングスの2社は、20年10月からコロナ禍における食領域での連携について協議の機会を持ち、資本業務提携の可能性について検討してきた。その結果、オイシックス・ラ・大地がエー・ピーホールディングスの第三者割当増資の一部を引き受け、提携を強化していくこと、およびセブンワークを子会社化することを決定した。

資本業務提携・子会社化のスキーム

エー・ピーホールディングス概要

所在地/東京都港区高輪3-25-23京急第2ビル1F

代表者の氏名/代表取締役社長執行役員CEO 米山久

事業内容/飲食店および食品販売店の経営等

設立年月/2001年10月

セブンワーク概要

所在地/東京都港区高輪3-25-23京急第2ビル1F

代表者の氏名/代表取締役 長野泰昌

事業内容/生鮮食品、加工食品の販売

設立年月/1999年2月

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