コロナ時代のニューノーマルに対応した非接触型の無人店舗サービス「TukTuk」が大幅リニューアル

2021.07.20

RelicがNTTドコモと協業で企画・運営を図ってきた無人店舗サービスの「コンビニエンススタンドTukTuk(トゥクトゥク)」を大幅にリニューアルし、東京都23区および周辺エリアにおけるマンションなどの住居施設やオフィス施設を対象に7月16日からサービスの提供を開始した。

「コンビニエンススタンドTukTuk」は、マンションやオフィスなどの共有部に小型のショーケース店舗を設置することで無人販売を実現するコンビニエンススタンドで、在庫補充や管理の手間をかけずに省人力で運用でき、お客や従業員の買物の利便性を高めることが期待できる。

弁当やデザート、ドリンク、菓子などの食品や日用品など、利用者のニーズに合わせて幅広い商品を取り扱うことが可能である一方、ショーケースのドアに設置された鍵のロック状態、ケース内の温度、利用者や冷蔵庫の映像といった運営情報をリモート監視することができる他、ショーケースの在庫補充もTukTuk運営スタッフが行うため、省人力かつ効率的な運用を実現することができるとしている。

さらに、販売商品の価格には「ダイナミックプライシング」を適用。賞味期限が近い商品の価格を調整することで廃棄ロスを削減する。また、購買データや利用者の動向を分析することで利用状況を細かく把握することができるため、データに基づいた運用改善も実現可能としている。

マンションなどの住居施設に導入することで利便性が高まることから、マンションの空室率改善や契約率向上も期待することができる。同様に、オフィスなどの職場に導入することで労働環境の改善も期待でき、より働きやすい職場づくりの実現への貢献も期待できる。

お客は、利用者専用のアプリケーションを通じて商品を購入した後、QRコードを用いてショーケースのロックを解錠することで商品を受け取ることができる。

建物の外へ出る必要がないため、買物のために必要とする労力や手間を省くことができ、より快適な買物が体験できる。リモートワークで忙しいときや家事で時間がないときの利用にも適している。

また、専用アプリケーションのチャット機能を通じて、「TukTuk」で取り扱って欲しい商品をリクエストすることができるため、利用者自身に最適化された品揃えを実現することが可能だという。

マンションやオフィスに簡単に設置可能

今回のリニューアルでは、専用アプリケーションおよび製品ランディングページを一新。今後は、小売事業者や不動産事業者などとのパートナリングやサービスおよびUX(ユーザー体験)の改善にも取り組んでいくとしている。

TukTukは、これまでリアルでの対面の接触を前提とした有人店舗での販売によって成り立っていたコンビニなどの食品、飲料や日用品の小売事業を、ドコモが開発したスマートスタンド(ショーケース型の冷蔵庫にスマートロック、センシング、映像監視などを行う専用デバイスを取り付けたスマートスタンド)を活用することによって、無人店舗の非対面・非接触における安全で便利な購入体験によって実現している。

ドコモの新規事業創出プログラムである「TOPGUN/トップガン」から生まれたサービスで、実証実験当初からRelicとドコモによる協業事業として企画、運営を行ってきた。

20年の夏からスタートした実証実験では、東京都内を中心としたオフィスやシェアハウス数十箇所に導入。従業員や入居者が実際に利用しているが、導入企業からは「他の支社や支店でも導入したい」「ぜひ運営する他の物件にも展開したい」との声を得ているといい、正式リリース前から多数の物件への追加導入が決定しているという。

入居者からは、「シェアハウス内にあるので家を出ずに買物ができるのは便利(20代女性/大学生)」「外に出たくないときや天気が悪いときには特に重宝しています。電子決済対応で現金がいらないのも良い(30代男性/会社員)」といった好評の声も挙がっている。

お役立ち資料データ

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