セブン&アイが次世代型植物工場生産のレタスを使用したカット野菜を東北エリアで販売開始
2022.04.25
2022.04.14
セブン&アイ・ホールディングスは、カット野菜の新商品として「セブンプレミアム宮城県美里町産5種のリーフレタス」を東北エリア、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県内のセブン-イレブン1421店(2022年3月末現在)で4月19日から発売する。
価格は本体価格178円、軽減税率適用の消費税8%の税込みで192.24円。

今回発売するカット野菜は宮城県美里町に 21年10月に竣工した舞台ファームの「美里グリーンベース」で生産されたレタス5種を使用。レタスはえぐ味、苦味が抑えられているという。
商品化に当たっては、露地栽培と変わらない葉肉の厚さのロメイン、グリーンリーフ、レッドロメイン、サニー、フリルレタスを組み合わせることで、食べ応えとボリューム感が感じられるようにした。
美里グリーンベースは、育苗から栽培まで全自動で管理され、成長に欠かせない光源には天然光とLEDを併用することで植物を成長させるなどさまざまな新技術を導入、天候不順の影響を受けない環境を整え、一年中野菜を安定的に生産、供給することを実現した。
同社の持続可能な農業の実現を目指す取り組みとセブン&アイグループが掲げる持続可能な原材料調達の目的が合致し、今回の商品化につながったという。まずは工場を中心としたエリアのセブン-イレブンでカット野菜として発売を開始するが、今後活用の幅を拡大していく予定だ。