イオンのPB『トップバリュ グリーンアイ』が30周年、オーガニック商品拡大などに取り組む

2023.03.16

1993年にイオンのプライベートブランド『グリーンアイ』として誕生した『トップバリュ グリーンアイ』が、今年30周年迎える。

『グリーンアイ』は、「安全・安心」と「自然環境への配慮」にこだわり、化学合成農薬や化学肥料をできるだけ使わずに栽培した農産物を中心にスタート。1997年以降は、畜産物、水産物、加工食品の展開を始め、抗生物質や成長ホルモン剤を使わずに飼育するタスマニアビーフや純輝鶏、うなぎ、オーガニックの豆腐や味噌など様々な商品を開発している。

現在は「トップバリュ グリーンアイオーガニック」と「トップバリュ グリーンアイナチュラル」の2シリーズで展開しており、「トップバリュ グリーンアイオーガニック」は、日本の小売業が展開するプライベートブランドにおけるオーガニック商品で最大規模となるブランドへと成長。

誕生30年を機に、「トップバリュ グリーンアイオーガニック」をさらに自然境の持続可能性を追求するブランドへと進化させるべく、①オーガニック商品の拡大 ②お客さまの“知りたい”に応える取り組み ③生産者さまとのパートナーシップ強化 に取り組み、2025年度までに国内のオーガニック食品市場における『トップバリュ グリーンアイオーガニック』のシェア30%を目指していく。

■生産地との連携強化
オーガニック農産物の供給拡大を図るため、自治体や地元JAとの連携を強化し、新しいパートナーシップに取り組む。

~ 宮崎県 綾町との取り組み ~
3月16日(木)より、イオン九州(株)が運営するイオン宮崎店で、綾町で栽培されたサニーレタス、レタス、さつまいも、にんじんなどのオーガニック野菜を「トップバリュ グリーンアイオーガニック」として発売する。

綾町は、1988年に全国初となる「自然生態系農業の推進に関する条例」を制定し、町をあげてオーガニック農業に取り組んでいる。

綾町は、有機JASの登録認証機関の資格を有する日本で初めての自治体でもある。地域の生産者の方が有機認証を取りやすい環境が整備されていることから、良質なオーガニック農産物を安定的に供給している。地域の生産農家からは、イオンの店舗で販売することによる販路拡大、販売力の強化の期待が寄せられているという。

■ブランドの統一

イオンアグリ創造(株)では、埼玉日高農場、兵庫三木里脇農場、大分臼杵農場、大分九重農場で有機JAS認定を取得している。ここで栽培されるオーガニック農作物を「トップバリュ グリーンアイオーガニック」ブランドに統一して販売する。埼玉日高農場では、すでに全耕作地(16ヘクタール)を有機的管理に切り替えており、さらなるオーガニック農産物の生産・供給の拡大を担う。

■オーガニック原材料を使用した加工品の開発強化

原材料となる野菜が公的なオーガニック認証を受けていることはもちろん、化学合成された保存料、着色料、遺伝子組み換え原材料を使用しません。素材本来の味と栄養を最大限そのまま活かしつつ、調理の時短や簡便性を高め、さらに付加価値を高める商品の展開を拡大する。

お役立ち資料データ

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