設備投資・資材

  • 2022.04.04

    4月施行の「プラ新法」。実際のところ、何が変わり、小売業は何をすれば良いか?コンパクト解説

    公益財団法人流通経済研究所主任研究員 池田満寿次 流通や消費に関連する今年の重要法として、使い捨てプラスチック製品の削減を目的とした「プラスチック資源循環促進法(通称・プラ新法)」が2022年4月に施行された。 小売業や飲食サービス業などの販売者側には、使い捨てプラ製品の削減が義務付けられる。削減対象となるのは国が指定した12品目(ストロー、スプーン、テーブルナイフ、フォーク、マドラー、かみそり、くし、シャワーキャップ、歯ブラシ、ヘアブラシ、衣類用カバー、ハンガー)で、これらを無料で年5t以上配っている事業者に対して、有料化や再利用などの対応を要請する。 この12品目を多く使用する、大手の外食…

  • 2022.03.01

    生産性向上の考え方と実践、「ジリ貧の店」から「稼ぐ店」への転換法

    サミットリテイリングセンター 新谷千里 生産性が低い理由…。 その1つは、生産性を上げるための勉強をしていないことである。売上げは大事であるが、それを追いかけているだけでは、生産性は向上しない。実践的マーケティングやオペレーション全体の質を向上させないと生産性はアップしない。 そもそも、ドラッグストアやディスカウントストアなどの進出で、既存店は、いままでのやり方を続けるだけでは売上げは上がりにくくなっている。 また、ゴールと目標の設定が適切でないこともある。現在は、高度成長期のような、店を出したら売れるというような時代ではない。業態を超えた競争や大手企業を中心としたネットスーパーを展開する現実…