飲料・酒類

  • 2022.08.16

    バーボン、小容量ワインと紹興酒、値上前の駆け込み需要にも周到準備を|「これは押さえたい」酒編・2022年月9月

    酒文化研究所 山田聡昭 今年のシルバーウィークは敬老の日(9月19日)の三連休の後、3日空けて秋分の日(9月23日)の三連休が続く。もちろんここが商戦の山場となる。 運動会と秋彼岸はどちらも家族が集まる機会であり、秋の行楽も加わりプチハレ気分が漂う。また、9月29日は日中国交正常化50周年で、中国がクローズアップされる。この機会に近ごろ人気の町中華メニューで晩酌を提案する。 なお、10月にはビール類やレティトゥドリンク(RTD)をはじめ、さまざまな商品が値上げを予定している。値上前のまとめ買い訴求も重要なポイントになる。 バーボンウイスキー 企画名は、「とっておきのバーボンソーダ」。敬老の日や…

  • 2022.07.20

    夏にあえて温めて楽しむ酒、冷食中華と合わせるレモンサワーの新たな切り口|「これは押さえたい」酒編・2022年8月

    酒文化研究所 山田聡昭 コロナ禍で3回目となる夏がやってくる。5月の連休では新幹線の利用率はコロナ前の7~8割に回復しており、この夏休みには通常に戻ると予想される。帰省やレジャーで人の移動が増えれば酒類の消費は活発になる。この変化に応える8月の販促テーマは、「友人や家族との久しぶりの再会に乾杯」だ。 プチハレ向けプレミアム商品 企画名は、「さあ、久しぶりに乾杯しよう!」。今年の夏休みは8月11日~16日がピークになる。帰省すれば家族とごちそうを囲む機会となり、久しぶりに旧友との再会を楽しんだり、避暑に出かけたりする。 食卓を彩る酒はいつもよりぜいたくなものに手が伸びる。友人との再会では話のたね…

  • 2022.06.07

    新ジャンル・沖縄・本格焼酎ソーダ割りで攻める|「これは押さえたい」酒編・2022年7月

    酒文化研究所 山田聡昭 梅雨明け間近、今夏は夏祭りや花火大会も再開するところが増え、3年ぶりのイベント消費が盛り上がる。一方でガソリン代や電気代の上昇や加食や外食での相次ぐ値上げに加えて、世界的な政情不安から生活防衛意識も高まりも予想される。 7月の消費マインドは普段は倹約、イベントは派手に楽しむものになると予想して、酒類の販促企画を立案してみよう。 新ジャンル(第3のビール) 「サントリー金麦」と「本麒麟」の2ブランドを軸に、「やっぱりうれしい、安くておいしい新ジャンル!!」の企画を組む。 新ジャンルは2020年10月の増税以降、減税されたビールへのシフトが進み、動きに停滞感があった。しかし…

  • 2022.05.23

    梅酒作りは現代風にアレンジ、沖縄の泡盛のコーヒー割り| 「これは押さえたい」酒編・2022年6月

    プレミアム本格焼酎 コロナ禍で家飲みへのシフトが進んだことで、家庭での消費が伸びている酒の1つが本格焼酎だ。本格焼酎は糖質とプリン体を含まないため、もともと糖質の摂取や尿酸値をコントロールしている人から支持されていたが、巣ごもりで運動量が減ったからか、その傾向に拍車がかかった。 また、複数で家飲みする時間が増えたことで、相手に合わせて本格焼酎にトライし、そのおいしさを知って常飲するようになるケースも多い。 こうしたフォローの風が吹く本格焼酎の課題は商品単価の引き上げだ。芋焼酎と麦焼酎のトップブランド「黒霧島」「いいちこ」は900㎖で実勢価格900~1000円である。外飲みよりも安上がりな家飲み…

  • 2022.02.28

    糖質ゼロ、ジントニック&ソーダ、初夏らしいワインが狙い目 | リカー編・2022年5月 「これは押さえたい」重点商品と売場展開

    一昨年秋の減税とコロナ禍で進んだ家飲みシフトに伴い、昨年は家庭用でのビールの消費が好調に推移した。大手ビールメーカー4社は今期のビールの販売目標を2桁増と強気に設定。この目標を達成するためにアサヒビールは、主力の「アサヒスーパードライ」を1987年の発売から37年目にして初めてフルリニューアルした。市場に流通する商品は3月末にはおおむね新モデルに切り替わった。これは話題性が十分で、トライアル飲用だけでも数字を押し上げる。 それは5月の大型連休まで続く。この時期には普段あまり酒を飲まない人も飲酒するパームパーティが多く、彼らが新しい「アサヒスーパードライ」を試そうとするからだ。さらに品薄状態が続…