販促

  • 2024.04.01

    涼味立ち上げのタイミングに合わせさわやかな酒を提案|「これは押さえたい」酒編・2024年4月

    酒文化研究所 山田聡昭 4月の酒類販売のテーマは「気分一新」「涼味立ち上げ」「ゴールデンウィーク」の3つ。新年度で心機一転、多くの人が新しいポストや環境で動き出し、新しいことを始める好機だ。気温は日々上昇し、大型連休が始まるころには夏日にもなる。酒も涼味立ち上げのタイミングでさわやかな酒を薦める。 「試してみよう糖質オフ・ゼロ」 近年の酒類消費のキーワードの1つは「オフ・ゼロ」で、糖質やプリン体を含まないものが好んで選ばれている。ビールや発泡酒はもちろん、缶酎ハイも無糖が人気だ。焼酎やウイスキーなどの蒸留酒はもともと糖質やプリン体はゼロだが、ベネフィットとしてそれをあえてうたうコミュニケーショ…

  • 2024.03.21

    GWは分割型がメインか? 相場高うなぎと相場安解凍本マグロ対策、高値入商品への挑戦|「これは押さえたい」鮮魚編・2024年4月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 4月は行事の多い月。人が動き、商売のチャンスが増える月。入学式、新学期、入社式、新社会人、花見、行楽、ゴールデンウィーク(GW)突入、ホームパーティなどの需要が見込める。 気候では、春も後半に差し掛かり後半は初夏型に。売り込み商品が変わるので注意が必要。養殖マダイ、アサリ、ニシン、サヨリ、ヤリイカから、生カツオ、アジ、サラダ、生食サラダ、うなぎなどへと変わっていく。 ①マダイ、カツオたたき、タコ、海そう、貝類(アサリ、他) ②旬魚(生カツオ、アジ、サワラ、アカガレイ、サヨリ、ヤリイカ) ③サラダセット、生食(ボイル品)、うなぎ、焼き魚、行楽商品など 月の終盤は…

  • 2024.03.18

    2024年問題を精肉の商売の在り方を考える機会に、改めて羊肉に注目|「これは押さえたい」精肉編・2024年4月

    月城流通研究所代表 月城聡之 4月は新生活が始まり、またアウトドアなど、屋外での活動も活発になるタイミングである。外部環境に合わせて、商品をうまく切り替えて売上げにつなげていくタイミングとなる。 店舗運営の面では、「2024年問題」が待ったなしの状況にある。「働き方改革関連法」によって2024年4月1日から物流業界にさまざまな影響がある。オンライン販売が拡大していることもあって、物流量は急速に増加しており、業界全体で人手不足となっている。 厚生労働省による「自動車運転者の労働時間等に係る実態調査結果(概要)」を見ると、この問題においてのドライバー1人当たりの拘束時間は1カ月274時間に収める必…

  • 2024.03.11

    夏に向けて伸びる豆腐、中華麺、チルド、冷凍の弁当材料に注力|「これは押さえたい」日配編・2024年4月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 4月のイベント、行事対応は、1日(月)「エイプリルフール」、入園、入学、初出勤のシーズン、4日(木)「あんパンの日」、5日(金)「チーズケーキの日」、6日(土)「手巻きロールケーキの日」、8日(月)「果物の日」、11日(木)「麺の日」、12日(金)「パンの日」、15日(月)「いちごの日」「菓子の日」、19日(金)「シュークリームの日」、22位(月)「ショートケーキの日」、29日(月)「昭和の日」「肉の日」。 4月は就職、入学、入園、転勤、引っ越しなど出費がかさむ月であるため、外食や食費を切り詰める傾向が見られる。月初から中旬にかけて「基礎食品」を主力に販…

  • 2024.03.11

    好調おにぎりを継続強化する一方で、苦戦する弁当対策に注力、アウトパックの活用を|「これは押さえたい」惣菜編・2024年4月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 4月のイベント、行事対応は、1日(月)「エイプリルフール」、入園、入学、初出勤のシーズン、4日(木)「あんパンの日」、5日(金)「チーズケーキの日」、6日(土)「手巻きロールケーキの日」、8日(月)「果物の日」、11日(木)「麺の日」、12日(金)「パンの日」、15日(月)「いちごの日」「菓子の日」、19日(金)「シュークリームの日」、22位(月)「ショートケーキの日」、29日(月)「昭和の日」「肉の日」。 4月は就職、入学、入園、転勤などでお金のかかる月であるため、外食や食費を切り詰める傾向がある。月初から中旬にかけて天ぷら、コロッケ、メンチカツなどの…

  • 2024.03.04

    主力品目の他、突出した伸びのタケノコ、キウイフルーツの押さえが必要|「これは押さえたい」青果編・2024年4月

    創風土パートナー 代田 実 4月は家計消費金額上位のトマト、イチゴに加え、初夏に向けて消費が伸びるアスパラガス、バナナなど主力品目の他、金額的には小さいものの、前月比突出した伸び率を示すタケノコが押さえるべき品目として挙げられる。 特にトマト、キュウリなど果菜類と、4月が年間最大の出荷量となる旬商材のタケノコ、ニュージーランド産の新シーズンが始まり急激に売上が伸びるキウイフルーツの押さえは重要だ。 これらの品目は商品状況に合わせた売場展開計画を組み、取りこぼしなく売上げを作りたい。そのためにも毎年微妙に出回り時季や出荷ピークを事前に情報収集し、それに合わせた売場計画を組んでいきたいものだ。 2…

  • 2024.03.04

    GWは「トラベル」のアプローチを強化しよう|「これは押さえたい」日用品/雑貨編・2024年4月

    4月の定番の商品・売場についてはこちらの月別対策をご覧ください。 トータルプラン 横島宏一 今月のピックアップカテゴリー「トラベルグッズ」 新生活のスタートである4月は、ゴールデンウィーク(GW)に向けて売場を変化させる時季である。「新生活用品」のニーズから「春」のニーズへと比重が変化していく。「新生活」が、ある意味、限定された人(生活環境が変化する人)がターゲットであるのに対して、「春」のニーズは、ほとんどの人がターゲットとなる。 そして、気温の変化と共に、お客のニーズは、体に直接触れるもの、身に付けるものから変化していく。化粧品や衣類、服飾小物など直接身に着けるものから部屋、家、庭など回り…

  • 2024.02.29

    前半は新生活のスタート、春野菜の訴求、後半は気温も上がり、ゴールデンウィークに向けた展開|「これは押さえたい」グロサリー編・2024年4月

    フロントオフィス企画代表 近藤 智 今年の4月の暮らしのたたずまいについては、昨年と違うことを再確認しておきたい。 昨年は新型コロナ感染対策の生活モードに入って丸3年が経過した時季であったが、2類から5類に緩和され、今年の春は心理的にも生活行動範囲が広がり、買物を含む外出の頻度が増えると予測される。 しかし、食料品の値上げが相次ぎ、節約志向がさらに強まるとも思われる。内閣府の昨秋の調査によると、「食品の値上げについて何割までならば許容できるか」では「1割まで」が38%、「1割から2割まで」が30%、「許容できない」が24%であった。値上げ対策での複数回答では「価格の安いものに切り替えた」が60…

  • 2024.02.28

    土用には菓子でも一工夫、トレンドの冷凍スイーツは注力ポイント|「これは押さえたい」菓子・スイーツ編・2024年4月

    トルティーノ代表 中村 徹 2023年4月は桜のシーズンということもあり、海外からの訪日客が181万人とコロナ前の約90%程度まで戻ってきた。国、地域別では韓国、台湾、アメリカ、香港で中国はまだ渡航を解禁しておらず7万人ほどであった。全国的に桜の開花がかなり早かったので、函館でも4月14日開花と異常な早さとなった。 曜日回りは土曜日5回、日曜日5回と週末の多い曜日回りであったが、昭和の日(29日)が土曜日のため、特に大きな連休とはならなかった。今年は土曜4回、日曜4回と昨年より週末の少ない曜日回りとなる。 今年は昭和の日を挟んで3連休となり、ゴールデンウィークの前半がスタートする。このような曜…

  • 2024.02.20

    相場高のタコは野菜と販売し、値頃を実現、サーモンはご当地の時代へ|「これは押さえたい」鮮魚編・2024年3月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 3月はコーナー展開、品揃え面で大きな変化月。本州以西では「冬売場」から「春売場」への大転換月となる。鍋コーナーを解体し、海そう、ちりめん、サラダ系商品、湯煮品、鉄板焼き系商材、活貝、むき貝など拡大する。 敷物(マット)、刺身トレーなどを春バージョンに変更。「冬」「寒」「鍋」「あったか」といった言葉を使ったポスターや販促資材は撤収する時季となる。 ひな祭りの3月3日は日曜日。しかも「大安」。今年はうるう年のため、曜日に注意。今年のお祝いパーティは3月3日に集中すると思われる。鮮魚部門にとっては、またとない販売チャンス。しっかり計画し結果を出す。 3月上旬は卒業式…

  • 2024.02.15

    おにぎり、調理パンの需要高まる、インストア製造、アウトパックのすみ分けで多様な需要捉える|「これは押さえたい」惣菜編・2024年3月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 3月の行事、記念日は、1日(金)「釜めしの日」、3日(日)「ひな祭り」「くるみパンの日」「みたらし団子の日」、6日(水)「手巻きロールケーキの日」、7日(木)「花粉症記念日」「生パスタの日」、8日(金)「国際女性(婦人デー)」「ホールケーキの日」、9日(土)「ケーキの日」、10日(日)「ミントの日」「ゼロミートの日」、12日(火)「豆腐の日」、13日(水)「水産デー」「焼きそばの日」、14日(木)「ホワイトデー」、15日(金)「オリーブの日」、17日(日)「いなりの日」、19日(火)「シュークリームの日」、20日(水)「春分の日」「さつま揚げの日」、22…

  • 2024.02.13

    パン、飲料、和洋生菓子、スナックなど春休み需要はしっかり押さえ、23年急増したちくわにも注目|「これは押さえたい」日配編・2024年3月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 3月の行事、記念日は、1日(金)「釜めしの日」、3日(日)「ひな祭り」「くるみパンの日」「みたらし団子の日」、6日(水)「手巻きロールケーキの日」、7日(木)「花粉症記念日」「生パスタの日」、8日(金)「国際女性(婦人デー)」「ホールケーキの日」、9日(土)「ケーキの日」、10日(日)「ミントの日」「ゼロミートの日」、12日(火)「豆腐の日」、13日(水)「水産デー」「焼きそばの日」、14日(木)「ホワイトデー」、15日(金)「オリーブの日」、17日(日)「いなりの日」、19日(火)「シュークリームの日」、20日(水)「春分の日」「さつま揚げの日」、22…

  • 2024.02.07

    長期顧客を囲い込むために大切な月、店独自の商品開発の必要性|「これは押さえたい」精肉編・2024年3月

    月城流通研究所代表 月城聡之 2023年度の締めのタイミングとなる企業も多い3月。卒業シーズンと共に、新年度に向けた引っ越し、新たな生活が始まる重要な時季である。3月中旬までは店舗のある地域の学校行事のタイミングに合わせて、「ハレの日メニュー」を売場では展開する。 幼稚園や保育園の卒園式には、子どもの好きな唐揚げ、ハンバーグなど肉惣菜の展開はいつもよりも華やかに行いたい。小学校以上の卒業式には、ステーキ、焼肉などを提案していく。 下旬になると、引っ越しや新年度に向けた準備など、特に近隣に大学がある地域などは、新たに単身生活をスタートさせる学生も増えるため、新しく顧客となる若い客層をしっかりと取…

  • 2024.02.06

    春の訪れとともに消費が伸びるイチゴ、トマトを中心に攻める|「これは押さえたい」青果編・2024年3月

    創風土パートナー 代田 実 全国的に気温も上がり本格的な春の訪れを感じられる3月は、ひな祭りや春休み、新生活スタートなどのマーケットチャンスも多い。それに合わせて野菜、果物の消費金額も例年、前月比1割前後伸びるので、このマーケットを取りこぼさぬよう、消費金額の大きい品目、前月比伸長率の大きな品目をしっかり押さえた販売計画を立て、売場展開していくことが重要となる。 特に全品目中一番の消費金額となるイチゴは年間でも3月が最大の消費金額となり、これに続くトマトも最大需要期の夏場に向かって販売の勢いを付ける大切な時季となるので、この2品目を中心に売場を組み立てていくことが商売のポイントとなる。 202…

  • 2024.02.02

    1人暮らし対応は食関連をベースに|「これは押さえたい」日用品/雑貨編・2024年3月

    3月の定番の商品・売場についてはこちらの月別対策をご覧ください。 トータルプラン 横島宏一 今月のピックアップカテゴリー「新生活用品」 新生活用品は、かつては「入学用品」「引っ越し用品」など、それぞれの部門が単独で提案していた。しかし、「新生活を迎える」という大きなテーマにすることによって、店舗全体としての方向性が明確になり、お客への訴求効果も大きくなった。 インテリア、家電、文具、家庭用品、日用品などの「1人暮らし」「新入学」などのテーマを担うメイン部門は、売場も充実し、提案も行われるようになった。 最近の「新生活用品」が、大きなテーマとなった理由は、入学や就職で発生するニーズ(例えば、入学…

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