DX
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ソフトバンク、通信キャリアとしての総合力を生かし小売DXサービスを強化
人手不足や物価上昇など、小売業の抱える課題は大きい。ソフトバンクは通信キャリアとしての総合力を生かし、小売業の課題解決に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを一気通貫で展開している。 ソフトバンクは9月4日、同社グループの小売DXサービスや最新事例について発表した。 ■道路交通量データ「トラカン」 ※10月販売予定 位置情報を活用したビックデータを活用し、道路通行量を網羅的かつスピーディに分析できるサービス。ソフトバンクの子会社で位置情報を活用したビッグデータ事業を手がけるAgoopが提供する。 「トラカン」は、日本全国の主要道路における上り、下り別から細街路まで、位置情報を…
2023.09.07
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ファミマがデジタル化を加速、今後3年間で約100名以上のITデジタル人財の育成を推進
ファミリーマートは、2023年5月よりファミリーマート社員を対象にシステム開発およびデータ活用領域における人財育成を推進しており、今後3年間で約100名以上のITデジタル人財を育成していくとしている。 また、社員の業務効率化・生産性向上を目的として、希望する全社員を対象に統計知識を活用したデータ分析などの「リスキリング」支援を実施する。 背景 DX環境の進化など、外部環境が著しく変化しているなか、コンビニエンスストア事業においても益々デジタルの活用が急務となっている。 デジタル人財の中途採用および新卒時の職種別採用にも取り組んでいる一方で、ファミリーマート社員の教育・育成にも注力し、店舗運営の…
2023.06.20
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レガシーシステムとは?問題点や刷新のポイント、DXとの関係等わかりやすく解説
レガシーシステムとは、導入されてから長い期間が経ったシステムのことである。レガシーシステムは、既存のシステムが業務の変更や担当者の異動、退職などによって全容が把握できないブラックボックス化したり複雑化したりすることで生み出される。 レガシーシステムはDXの足かせとなったり、保守・運用費がかさんだりとさまざまなリスクがある。経済産業省はDXレポートで2025年の崖について触れている。レガシーシステムを刷新するには、モダナイゼーションやマイグレーションが重要になる。レガシーシステムから脱却することで、競争力向上につなげたい。 レガシーシステムとは レガシーシステムとは、導入されてから長い期間が経っ…
2023.01.12
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iPaaSとは?代表的なサービスやメリット、Paasなどとの違いと併せてを解説
iPaaSは、Integration Platform as a Serviceの略称で、異なるサービスやアプリケーションなどをつなぎ、情報の統合・連携を行うサービスである。 今回は注目を集めているiPaaSについて、種類やメリット、混同されやすいSaaS、PaaS、IaaSとの違いについて解説する。あわせて、iPaaSの代表的なサービスについても紹介する。 iPaaSとは? iPaaS(アイパース)とは、Integration Platform as a Serviceの頭文字を組み合わせた言葉で、異なるサービスやアプリケーション同士を繋ぐことで、情報の連携や統合ができるクラウドサービスであ…
2022.12.28
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PaaSとは?意味や代表的なサービス例、導入のメリットとデメリットなどを紹介
PaaS(Platform as a Service)とは、クラウドにあるプラットフォームが利用できるサービスのことを指す。この記事ではPaaSの概要と現在までの歴史について解説する。 また、よく似た性質を持つとされるIaaS・SaaSの違いについても紹介したい。PaaS導入を検討する際には、メリットとデメリットを事前に把握しておくべきである。PaaS導入のステップと導入例を参考に、自社の利益を最大化できるサービスの導入を検討しよう。 PaaSとは PaaSという単語を目にしたことがあっても、具体的にはどのような意味を持つのかはわからない人もいるだろう。ここでは、PaaSについて意味と概要、歴…
2022.12.28
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Saasとは?意味やサービス例、メリット・デメリットや導入のポイントなどを紹介
昨今のビジネスシーンにおいて、IT用語の「Saas」に触れる機会が増えてきた。Saasとは「Software as a Service」の略語であるが、その意図するところからはどのような効果が望めるのか?この記事ではSaasの概念を確認し、特徴や注目を集める背景、Saasのメリット・デメリットを検証する。またSaas導入のポイントや代表的なSaasサービスも紹介するので、ビジネスにおけるSaas活用の手引きとしてほしい。 Saasとは何か Saasと聞いてなんとなくテクノロジー関連の用語だとはわかるが、完全に理解されていない場合も多い。ここでは、Saasの概念と特徴について詳しく解説する。 S…
2022.12.28
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フィンテックとは?具体例や市場規模などを交えてわかりやすく解説
フィンテックとは、Finance(金融)Technology(技術)をかけ合わせた造語で、ビジネスや日々の暮らしの中に浸透しているさまざまなサービスを指す。 フィンテックが使われているそれぞれの分野や、具体的なテクノロジーについて詳しく紹介する。さらにフィンテックの今後の市場規模も予測する。 フィンテックの意味とは フィンテックはFinance(金融)とTechnology(技術)をかけ合わせた造語である。ITのテクノロジーと金融サービスを組み合わせたもので、業務の効率化や顧客満足度の充実を図るさまざまな技術が導入されている。 私たちの身近な生活の中では、スマホ決済や暗号資産、AIによるサポー…
2022.12.16
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人工知能とロボットの定義や違い、組み合わせた製品や活用事例、メリットなどを紹介
2000年代に入り人工知能とロボットの実用化は加速し、近年では私たちの生活の中にも人工知能やロボットが浸透し始めている。 この記事では人工知能とロボットの定義を確認し、人工知能とロボットの掛け合わせから得られる効果を紹介していく。 また、2022年現在稼働している人工知能を搭載したロボット製品や、各業界における人工知能とロボットの導入事例を紹介。これからの社会とビジネスにおける、人工知能やロボットの展望を見ていく。 人工知能とロボットの関係 人口知能とロボットはしばしば同じような扱われ方をするが、実際の定義は異なる。ここでは人工知能とロボットの定義を明らかにし、その境界線を確認する。 人工知能…
2022.12.08
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デジタルガバナンス・コードとは?概要や改訂のポイントなどを解説
経済産業省がDXレポートで警鐘した「2025年の崖」や少子高齢化に伴う社会構造の変化、新型コロナウイルスの感染拡大などにより、DXを推進する事業者が増加している。その一方で、DXの重要性を経営者は認識しているものの、既存システムのレガシー化といった諸問題が障壁となり、日本の世界的なデジタル競争力は遅れを見せている。 そのような中、経済産業省はデジタルガバナンス・コードを取りまとめ、日本企業のDX化を後押しした。本記事では、DX推進時に参照したいデジタルガバナンス・コードの詳細から、2022年9月に実施された改訂のポイント、DXの取り組み事例まで解説していく。 デジタルガバナンス・コードとは? …
2022.10.28
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チャットボットとは?種類や仕組み、メリットを事例や代表的なツールと交えて解説
無人でユーザーからの問い合わせに応対できるチャットボット。サポート業務の負担軽減や24時間365日対応できる性質などから、多様な企業で導入が進んでいる注目のツールである。 本記事では、チャットボットの概要から種類、導入するメリット・デメリット、活用事例、ツール例まで網羅的に解説していく。 チャットボットとは? チャットボット(Chatbot)とは、インターネット上で複数人がリアルタイムでコミュニケーションを取る「チャット(Chat)」と、ロボットを意味する「ボット(bot)」を組み合わせた用語である。プログラムを利用し、ユーザーとテキストや音声を通じて自動で会話を行えるのが大きな特徴。 例えば…
2022.10.14
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フィジカルインターネットとは?背景にある物流業界の課題や取り組み事例を交えて解説
フィジカルインターネットとはインターネットを物理的に再現し、より効率的な物流を実現させることをいう。 近年の日本でのトラック配送の非効率化に鑑みて、2022年3月には経済産業省と国土交通省がフィジカルインターネットのロードマップを発表した。この記事ではフィジカルインターネットの意味や現在の取り組み状況、将来の展望などを解説する。 「フィジカルインターネット」とは? 2022年3月、経済産業省と国土交通省は2040年を目標に「フィジカルインターネット」を実現させるためのロードマップを取りまとめた。物流業界で横断的に取り組みを進め、配送ルートを共有した不特定多数による物流を目指す考えだ。 フィジカ…
2022.09.30
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シンギュラリティの意味とは?到来はいつ?根拠や世界はどうなるかなど紹介
昨今、「シンギュラリティ」という単語を耳にする機会が増えてきた。シンギュラリティとはAIの知能が人間を超えることを指し、シンギュラリティの到来により我々の生活は激変するといわれている。 この記事ではシンギュラリティの意味をわかりやすく解説し、AIのこれまでの歩みとシンギュラリティが起こるとされる根拠や、いつ起こるのか、シンギュラリティによって世界がどうなるのかなど、事例も交えつつ、来るべきAI時代にビジネスパーソンはどう備えるべきかを考察する。 シンギュラリティに至るAIの歩み 人間の脳に近い機能をもつコンピュータープログラムが人工知能( Artificial Intelligence)と定義…
2022.09.30
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データドリブンとは?意味や実践のメリット、企業の取り組み事例までわかりやすく解説
データドリブンとは、データ分析に基づいて市場の状況や顧客のニーズなどを把握し、意思決定を行うという考え方である。 近年のデジタル技術の発展や、それに伴う顧客行動やニーズの多様化により、データドリブンは必要不可欠な考え方となっている。データドリブンは、BIやWeb解析など目的に応じてさまざまなツールが活用されており、Amazonや日清食品などの企業も活用している。データドリブンの活用は、デジタル社会における企業経営の鍵となるだろう。 データドリブンとは データドリブンは、日本語に言い換えると「データ駆動」となる。プロジェクトや会社そのものをデータによって動かすという意味だ。言葉として聞いたことは…
2022.09.30
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アバターとは?意味や活用・体験できるサービスの種類や事例を解説
近年のIT技術の進歩によって、「アバター」がさまざまなシーンで活用されるようになった。アバターは仮想空間でのゲームやコミュニケーションのツールとしてだけでなく、ビジネスの分野でも導入されている。この記事では、アバターの意味や概要、アバターを活用または体験できる業務やサービスの種類、アバターを取り入れた企業の事例を解説する。 アバターとは アバターの概要やおもなアバターの種類について解説する。 アバターの概要 アバターとは英語”avatar”に由来する「分身」や「化身」を指す言葉だ。語源はサンスクリット語で「神の化身」という意味の「avataara(アヴァターラ)」から来ている。アバターはオンラ…
2022.09.29
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AI OCRとは?通常のOCRとの違いやメリット、デメリット、導入事例を解説
ビジネスから日常生活まで、既存の手法や作業の改善や課題解決のためにもAIが多く導入されるようになった。そのひとつが「AI OCR」だ。従来のOCRにAIを導入することで、学習による認識精度の向上も見込め、業務効率化や自動化にもつながる。 今後も注目が期待されるAI OCRの概要や種類、従来のOCRとの違いについて解説。導入によるメリットとデメリット、業務効率化のためのAI OCR導入事例を紹介する。 AI OCRとは AI OCRの概要および通常のOCRとの違いを解説する。 AI OCRの概要 まずOCRとは”Optical Character Recognition”の略で、日本語では「光学…
2022.09.29