商品・サービス

  • ローソンが「冷凍」商品強化、冷凍おにぎりは9800店に拡大、冷凍調理パンも本格展開開始で約700店での展開へ

    ローソンは、現在茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、山梨県の約1700店で展開している冷凍おにぎりの取り扱いを、7月15日から全店の約7割となる関東、東海、北陸、近畿、中国、四国のローソン約9800店に拡大した。 ローソンは、食品ロス削減および冷凍流通による物流効率化を目的に、23年に冷凍おにぎりの実験販売を開始し、25年2月に東京都の約400店、5月からは関東地区の約1300店で販売している。工場の製造ラインの拡張によって冷凍おにぎりの増産体制が整ったことから冷凍おにぎりの取扱店の拡大に踏み切った。 これまでの展開店では、通常のおにぎりと同様に惣菜、デザート、ベーカリーとの買い合わせが多…

    2025.07.15

  • イトーヨーカ堂の惣菜ブランド「ヨーク・デリ」が1周年、ピースデリ完全子会社化を経て製販連携強化の現在地

    イトーヨーカ堂が惣菜ブランドを「YORK DELI」(ヨーク・デリ)に統一してから1年が経つ。5月22日には誕生1周年に際し、発表会を開催した。 1周年を記念して5月24日の土曜日、25日の日曜日の2日間限定で「山形県産まめのご飯と海老天丼の食べ比べ弁当」「彩り洋風オードブル」「ヨーク・デリ1周年感謝握り」の3品目をイトーヨーカドー、ヨーク店舗で発売することも発表した。 ヨーク・デリは、『「毎日食べたい」おいしさ。』をコンセプトとするが、この意味するところは、「毎日食べたいと思える、心にも体にやさしい惣菜」だという。一品一品を磨き込みながら、極力添加物を減らし、家庭の調理に近づけていくことを目…

    2025.05.22

  • イオンが米カリフォルニア産カルローズ米100%の「かろやか」を6月から発売、狙いは選択肢の提供

    イオンは6月6日から順次、グループの小売企業を通じてアメリカ・カリフォルニア産のカルローズ米を100%使用した新商品「かろやか」を発売する。4kgの規格で本体価格は2680円(一部店舗では価格が異なることがある)。取扱量は約1.4万tとなっている。 供給量の関係から、まずは品薄感の強い都市部を中心の販売となるもよう。昨今、米の供給不足が深刻化している中、イオンとしては日本人の味覚にも合うものとしてカルローズ米に着目、今回の商品開発につながった。 販売においては、米の供給不足とそれに伴う価格の高騰の影響を受けることによる米食文化の維持自体に対する危機感もある。現在、イオンではパンやパスタの売上げ…

    2025.05.13

  • 三井アウトレットパークが3月17日、ECモールを開業、国内13拠点を補完、三井アウトレットパークオンラインをオープン

    三井不動産は、同社が木更津、長島など国内13拠点で運営するアウトレットモールの三井アウトレットパークの出店ブランドから「COACH」「BEAMS」など約130のショップが参加する公式オンラインショッピングサイトとなる三井アウトレットパークオンラインを3月17日、オープンした。 アウトレットモールの店頭商品をオンラインでショップから直接購入し、自宅で受け取れるサービスは業界初になるという。 同社として、商業施設とEC(電子商取引)それぞれの強みをかけ合わせ、新たな購買体験の創出や購買体験価値の向上を目指す「オムニチャネル戦略」を推進していく。展開に当たっては、三井アウトレットパークの店頭販売商品…

    2025.03.17

  • ベルクが格安SIMとモバイルWi-Fi「ベルモバ」のサービス展開、3月3日からサービス開始

    ベルクは、エックスモバイルと提携し、格安SIMとモバイルWi-Fiの「ベルモバ」の提供を開始した。ベルモバ利用者には、毎月の利用料金の一部をベルクカードポイントで還元する。スマホや通信を使うことでポイントが貯まるということで、ベルクをよく利用するお客に訴求する。 ベルモバ料金プラン 「スーパーマーケットが通信費の見直しに乗り出します」と打ち出し、生活の一部となっているスマホに目を向け、会員の通信も提供サービスの一環として取り込む。なお、ベルモバは電気通信事業者であるエックスモバイルからサービスを提供されるものであり、ベルクは媒介事業者になる。 利用料金の5%(基本料金、通話料金、一部オプション…

    2025.03.03

  • ファミマの 「コンビニエンスウェア」が初めてシーズンカラー展開&セットアップコーディネートが可能に

    ファミリーマートは、オリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」の新商品を2月25日から全国のファミリーマート約1万6200店で順次発売開始する。商品によって発売日は異なる。 コンビニエンスウェアは、ファッションデザイナーの落合宏理氏との共同開発の下、展開しているファミリーマートのオリジナルアパレルブランド。「いい素材、いい技術、いいデザイン。」のコンセプトを掲げ、2021年のブランド立ち上げ以来、身近さと手軽さ、確かな品質といった要素で支持を獲得。同社では、「衣料品をコンビニで購入する」という新たな文化を創造したとしている。23年11月にはコンビニ初となるファッションショーを開催し、さ…

    2025.02.21

  • 関係者は押さえておきたい! スーパーマーケット・トレードショー2025、デリカテッセン・トレードショー2025開催迫る

    2025年2月12日(水)~14日(金)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)全館(1~11ホール)にて第59回スーパーマーケット・トレードショー2025(SMTS2025)、デリカテッセン・トレードショー2025(DTS2025)が開催される。主催は一般社団法人全国スーパーマーケット協会。 SMTS2025、DTS2025は日本最大級の「食」と「小売流通」に関する商談展示会。スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する。 主催者企画「食のトレンドゾーン」では、時短ニーズの高まりから今注目のカテゴリー「タイパ×食」、「たんぱく質×食」ゾーンを新設。前回好評だった「冷凍×食」、「…

    2025.02.10

  • 西友がネットスーパー展開開始から25周年を迎え、キャンペーンを実施

    西友は、2000年5月に開始したネットスーパー事業が25周年を迎えることを踏まえ、1月27日から「⻄友ネットスーパー25周年THANKSキャンペーン」をスタートする。 日本で初めてネットスーパーを手がけた先駆企業として、OMO(Online Merges with Offline、オンラインとオフラインの垣根をなくすことで、お客がより効率の良い購買体験ができるようにするためのマーケティング施策)の展開を本格化させ、さらなる成⻑を目指すとしている。 00年5月、阿佐ヶ谷店(東京・杉並)を皮切りにスタートした⻄友のネットスーパーは、現在は13都府県、約100店舗を起点とする店舗出荷型ネットスーパー…

    2025.01.27

  • セブン&アイ、「セブン・ザ・プライス」が累計販売金額200億円を突破、セブンプレミアム全体は24年度1.5兆円ペースで推移

    セブン&アイ・ホールディングスはグループ共通のプライベートブランドのうち、低価格ラインの「セブン・ザ・プライス」の累計販売金額が2024年12月時点で発売開始から累計で200億円を突破したと発表した。 セブン&アイとしては、「お客様の生活防衛意識が高まる中、『経済性』と『上質』を求める消費の2極化が高まっている」とする。こうした背景の中で、セブンプレミアムシリーズが幅広い世代のお客から好評を得ることができていると考えており、24年度の年間売上高は、当初計画の1兆5000億円達成に向けて着実に推移しているという。 特に好調を示すのが、21年7月にイトーヨーカドーのオリジナルブラン…

    2024.12.12

  • イトーヨーカ堂がONIGOと資本業務提携し新たなネットスーパーを開始、撤退を決めた既存ネットスーパーを代替へ

    ネットスーパー事業からの撤退を表明していたイトーヨーカ堂が、外部のプラットフォーマーのONIGOと組む形で実質的にネットスーパーを継続することになった。12月5日、2025年2月から新デリバリーサービスを開始すると発表した。 ONIGOは店舗の商品を近隣に届けるクイックコマース事業を展開している。イトーヨーカ堂はこれまでも同社と協業していたが、今回は資本業務提携に踏み込む他、サービスの内容も一般的なネットスーパーに近づける形で大幅に強化される。 もともとイトーヨーカ堂がネットスーパーに参入したのは01年。葛西店(東京・江戸川)で店舗出荷型のサービスとして開始した。 その後、「順調に店舗数を拡大…

    2024.12.10

  • ニトリが税込み10万円を下回るドラム式洗濯乾燥機を発売、ニトリとして今後、家電を第4の柱に

    ニトリが10万円を下回る価格のドラム式洗濯乾燥機(標準洗濯容量10kg、標準乾燥容量5kg)の販売を11月22日からニトリ全店舗、ニトリネットで開始した。 ニトリとしては、これまで主に1人暮らし向けなどを主なターゲットとして取り扱ってきた家電に関して、ファミリー向けの商品を本格的に取り扱っていく方向性にある中での象徴的な商品となる。 洗濯から乾燥までを1台で済ますことができるなど利便性が高いドラム式洗濯乾燥機だが、ニトリ調べ(2024年7月)によると家庭での普及率は約25%にとどまっているという。 調査で普及が進まない要因について聞いたところ、「価格が高すぎる」「サイズが大きくて設置できない」…

    2024.11.25

  • ファミマがカウンターコーヒーのスペシャルティコーヒーラインをリニューアル、生産国エチオピア支援も実施

    ファミリーマートは「FAMIMA CAFE」のカウンターコーヒーのスペシャルティコーヒーラインを10月22日、リニューアル発売する。 同社では2020年2月からカウンターコーヒーをWorld Brewers Cup2016優勝の実績を持つバリスタの粕谷 哲氏と共同開発しているが、特に2022年11月に発売されたスペシャルティコーヒーラインの「モカブレンド」はSサイズで本体価格130円(税込み140円)、Mサイズで同195円(同210円)という「コンビニ価格」とも相まってコーヒー好きからの支持も高くなっている。 同社としては、今回、発売から約2年となるタイミングでのリニューアルによって、「華やか…

    2024.10.15

  • スタバがセブン&アイグループ限定でチルドカップ「アールグレイフラワーティーラテ」を10月8日発売

    スターバックス・コーポレーションとサントリー食品インターナショナルは、スターバックスのチルドカップシリーズから「スターバックス®アールグレイフラワーティーラテ」を一部の店舗を除くセブン&アイグループ限定で10月8日から発売する。 スターバックスのチルドカップシリーズは2005年9月の発売。チルドカップコーヒー市場に高付加価値の商品群として投入された。 「きょうは、どこをスターバックスにする?」のブランドメッセージと共に、「新しい1日のはじまりや気持ちを整えたいとき、仕事や勉強に集中したいとき、ちょっと気分を切り替えたいときやほっと一息つきたいときに。いつでも、どこでも、お客様のそばで、…

    2024.10.04

  • 無印良品が新たな冷凍食品シリーズとして「ライスバーガー」3種を発売、「アジアのお米料理」を採用

    無印良品を展開する良品計画が新たな冷凍食品シリーズとなる「ライスバーガー」を3種類、10月9日から全国の無印良品およびネットストアで順次発売する。 食品の取り扱いを順次拡大してきたが、食品については「食の楽しさとおいしさをお届けするべく、地域や生活スタイルの変化に合わせて商品・サービスを企画・販売」するのが方針。その上で、「世界の食文化に学ぶ」ことをテーマの1つとし、各国、各地域の食文化に学び、開発に生かしている。 今回は韓国、タイ、台湾のメニューを手本として冷凍食品のライスバーガーとして「プルコギ」「ガパオ」「ルーローハン」の3つの味を発売することとした。 無印良品では、2018年から冷凍食…

    2024.10.04

  • ファミマがイートインを売場に変更、開発強化中の衣料品と日用品の売場を拡大、イートイン論争再び

    ファミリーマートが国内店舗約1万6000店の半数弱の約7000店に設置しているイートインを原則として売場に変更すると発表した。 イートインは「快適な店舗空間づくりの実現」を目指し、2013年から設置が進められてきたが、新型コロナウイルス感染症の発生以降、お客のコンビニの利用方法が多様化する中でイートインの利用にも変化が見られるようになっているという。 一方で店舗内スペースの有効活用および、お客への利便性の向上や多様化するニーズに合わせた幅広い商品の提供を目的として、売場面積拡大の必要性も高まってきた。そこで今回、イートインを順次売場に変更することで売場面積を拡大し、需要が拡大している自社開発「…

    2024.10.02

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