業界知識

  • 2023.12.19

    CDPとは?マーケティングにおける役割や意味、DMPとの違い、導入のメリットなどを解説

    デジタルテクノロジーが急激に発達した現代には、類似した商品・サービスが世の中に溢れ返っている。商品・サービスの購買を促進するには差別化戦略を図ることも重要であるが、顧客の潜在ニーズを把握してマーケティングを展開することも必要不可欠。 顧客一人ひとりに寄り添ったマーケティングを図る際、有効とされているのがCDPだ。本記事では、CDPの概要から必要性、基本的な機能、DMP・MAツールとの違い、導入メリットまで解説していく。 CDPとは? CDPとは、Customer Data Platform(カスタマーデータプラットフォーム)の略称で、直訳すると「顧客データ基盤」。顧客一人ひとりのデータを統合・…

  • 2023.12.05

    販促ポップの作り方とは?効果やメリット、販促ポップの種類などを解説

    店舗の売上をアップさせる上で、不可欠な存在となっている販促ポップ。商品の認知度向上や説明の補足、従業員の業務補助など、さまざまな役割を担うツールである。 しかし、販促ポップは闇雲に制作・設置するだけでは、目標とする販促効果を得られないケースも多い。そこで、本記事では販促ポップの基本や効果、メリットだけでなく、作成手順、作成ポイントまで解説していく。 販促ポップとは?種類や概要 販促ポップとは、商品の価格や特徴などをポップで訴求し、消費者の購買意欲を高めて売上を向上させるツールの一種である。販売員を配置せずとも、多くの消費者と接触してコミュニケーションを取ることができ、販売促進に限らず人件費も削…

  • 2023.11.17

    ファブレス経営とは?ファブレス化のメリット、デメリット、OEMやアウトソーシングとの違い、企業例と交えて解説

    消費者行動が多様化する現代においては、製品の製造元はフレキシブルな生産体制でニーズに応えていくことも重要となる。生産工程を一つの企業内で完結させる一貫生産体制を取り入れる企業もある中、製造プロセスを外部へ委託するファブレス経営を採用する企業も増加している。 本記事では、ファブレス経営の意味からOEM・アウトソーシングとの違い、メリット・デメリット、実際にファブレス化を実現している企業例まで解説していく。 ファブレス経営の意味とは? ファブレス経営とは、自社で工場を所有せず、生産工程を外部へ委託するビジネスモデルのことを言う。ファブレス経営の「ファブ」は「fabrication facility…

  • 2023.10.23

    デリカテッセン・トレードショー2024特別企画「第25回デリカスタディ(デリカに関する勉強会)」開催迫る! 参加者募集中

    一般社団法人全国スーパーマーケット協会が主催し、毎年2月に開催される商談展示会「デリカテッセン・トレードショー」の特別企画として、デリカに関する勉強会「デリカスタディ」が定期的に開催されている。 「第25回デリカスタディ」は11月1日の開催。城取フードサービス研究所代表の城取博幸氏による「世界の食トレンドと日本の伝統を踏まえた新しい惣菜」の他、お弁当・お惣菜大賞2023の受賞者の1社、株式会社オクモト(おむすび膳七)による取組事例の発表、特別協賛者メニュー提案のプログラムで開催される。 惣菜はニーズや社会的役割がますます高まり、市場も伸長傾向にある。その一方で、小売側は差別化、効率化、付加価値…

  • 2023.08.22

    ゴールデンゾーンとは?重要性や高さ、陳列方法を解説

    什器(商品棚)に商品を陳列して販売する小売店では、陳列戦略が商品の売れ行きや売上を左右する。陳列戦略の上で、意識しておくべき陳列場所が「ゴールデンゾーン」だ。今回の記事では、ゴールデンゾーンの定義や重要性、顧客や什器の種類別のゴールデンゾーンの高さ、陳列方法について解説する。 ゴールデンゾーンの定義と陳列するもの ゴールデンゾーンの定義や陳列するものを解説する。 ゴールデンゾーンとは ゴールデンゾーンとは、スーパーマーケットをはじめとした小売店での陳列計画(ゾーニング)において、重要視される位置だ。商品が陳列している什器を顧客の目線から見て、目に入りやすい、手に取りやすい位置がゴールデンゾーン…

  • 2023.07.11

    粗利ミックスとは?計算方法、メリット、活用方法を解説

    小売業や流通業では、原価率の異なる商品を取り扱って利益を出す必要がある。原価率の異なる商品をトータルで管理し、利益を出すために有効な手法が「粗利ミックス」だ。今回の記事では、粗利ミックスの概要や計算方法、活用するメリットとデメリット、業種別の粗利ミックスの活用例を解説する。 粗利ミックスの概要と計算方法 粗利ミックスの概要や計算方法を解説する。 粗利および粗利ミックスとは 粗利とは売上高から仕入原価・製造原価を差し引いた利益だ。売上総利益とも呼ばれ、「売上高−(仕入れ原価+製造原価)」で算出できる。 粗利の記事の内部リンク 粗利ミックスとは、粗利益率の高い商品と低い商品を組み合わせた商品グルー…

  • 2023.07.06

    相乗積とは?意味や計算方法、小売店におけるや基本的な活用方法などを解説

    近年のIT技術の急激な進化に伴い、小売店の売上向上に必要なデータの収集・管理・分析の作業は簡素化されつつある。データドリブンな店舗経営が当たり前となり、データの利活用の重要性も一層高まる中、マーケティング戦略を立案する際に活用されるデータ指標の一つが相乗積だ。 本記事では、小売店を展開する際に知っておきたい相乗積の意味から計算方法、小売店における活用方法まで解説していく。 相乗積とは? 相乗積(そうじょうせき)とは、部門・商品群ごとの粗利構成比を表す数値で、言い換えると店舗の利益貢献度を数値化したものである。主に小売店で用いられる相乗積は、重点的に利益を改善していきたい部門・商品群を見極める際…

  • 2023.06.27

    LTV(顧客生涯価値)とは?意味や計算方法、向上させる重要性などを解説

    昨今、人口の減少や市場の飽和などが影響し、新規顧客の獲得が困難となっている。そこで重要視されるようになったのが、マーケティング指標の一つであるLTV(顧客生涯価値)だ。 自社のLTVを把握することはマーケティング戦略を立案するときにも役立ち、またLTVが高ければ経営の安定化にもつながる。多様な業界で用いられるLTVに関して、本記事ではその意味から重要性、計算方法、高めるポイント、CAC・NPSとの関係性まで解説していく。 LTV(顧客生涯価値)の意味とは? LTVとは、「Life Time Value(ライフタイムバリュー)」の頭文字を取った用語である。日本語では「顧客生涯価値」を意味し、顧客…

  • 2023.06.20

    在庫引当とは?意味や重要性、メリット、やり方について紹介

    顧客が商品を欲したタイミングで提供できるよう、重要な役割を果たす在庫管理。適切な在庫管理は機会損失の防止や顧客満足度の向上など、企業にさまざまな恩恵をもたらす。 在庫管理を行う上で、必ず理解しておきたい概念の1つが在庫引当である。本記事では、在庫引当の基本から導入する重要性、メリット、やり方・考え方を解説していく。 在庫引当とは? 在庫引当とは、店舗に存在する在庫数から、注文のあった販売待ちの在庫を引いておくことを言う。例えば、在庫数が100個の商品に対し、60個の注文が入ったときを考える。 出荷前の実在庫数は100個であるが、あらかじめ顧客の注文分を確保しておくのが在庫引当なので、この時点に…

  • 2023.06.20

    セントラルキッチンとは?仕組みやメリット、企業の活用事例を紹介

    セントラルキッチンとは、飲食店や学校、スーパーなどで提供される食事や食品を調理する施設のことだ。セントラルキッチンで調理をすることで、店舗では、大きな調理スペースの確保や調理師の配置などが不要になり、狭小の場所にも出店しやすくなる。 本記事では、そもそもセントラルキッチンとはどのような施設か、セントラルキッチンを活用するメリットや実際に取り入れている企業の事例を見ていく。 セントラルキッチンとは? セントラルキッチンとは セントラルキッチンとは、学校、病院、飲食店、スーパーといった場所で提供される食事や食品をまとめて調理する施設のこと。例えば学校では、学校ごとに給食を作るのではなく、給食センタ…

  • 2023.06.20

    ナショナルチェーンとは?リージョナルチェーンやローカルチェーンとの違いや特徴を解説

    多店舗展開を行うチェーンストアの規模を示す言葉には「ナショナルチェーン」、「リージョナルチェーン」、「ローカルチェーン」の3種類がある。小売業を営む際には特定の地域だけで展開していくか、全国に広げることを目的とするかなど、展開規模を考えることは不可欠だ。 本記事では、それぞれのチェーンストアの規模の違いや、各チェーン規模で運営するメリットなどを解説していく。 ナショナル・リージョナル・ローカルチェーンの違い チェーンストアには、「ナショナルチェーン」、「リージョナルチェーン」、「ローカルチェーン」という規模による段階がある。それぞれの違いは、どのくらいの商勢圏を持っているかである。 「商勢圏」…

  • 2023.06.20

    EC化率とは?日本における業種ごとのEC化率の現状や世界の状況などを解説

    EC化率とは、商取引全体でどのくらいの取引がECで行われたかの率だ。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により在宅時間が増え、ECの利用拡大に繋がっている。 本記事では、EC化率の求め方や日本のEC市場規模やEC化率や現状、世界のEC市場規模などを、経済産業省の「令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書」を基に解説していく。 EC化率とは?EC化率の求め方 EC化率とは、全ての商取引の市場規模に対するEC市場規模の割合のこと。対面や電話など全ての商取引に対して、どのくらいECでの取引が行われたか、である。 そのためEC化率は、次のようにして求められる。 EC化率=EC市場規模÷商取引市場規模 …

  • 2023.06.16

    スーパーアプリとは?メリットや国内外のスーパーアプリの取り組み例を交えて紹介

    スマホアプリには、ゲーム・コミュニケーション・ショッピング・生活など多様なジャンルが存在する。おおよそ特定のジャンルに絞って提供されているスマホアプリだが、ジャンルにとらわれず、顧客満足度やユーザー体験を向上させる複数のサービスで構築したアプリが、昨今では注目を集めている。 それがスーパーアプリと呼ばれるアプリ形態だ。本記事では、スーパーアプリの概要から注目される理由、ビジネス的なメリット、国内外の事例まで解説していく。 スーパーアプリとは? スーパーアプリとは、さまざまなアプリを1つのアプリ上に統合し、実装・提供されるサービスを言う。例えば、チャット・決済・EC・SNS・音楽・チケット予約・…

  • 2023.06.16

    タイパとは?意味やZ世代が重視する理由、特徴的な消費行動とは

    「タイパ」とはタイムパフォーマンスのこと。Z世代などや共働き世帯などに「タイパ」が意識されているという。例えば、何か他のことをしながら動画を見る「ながら見」や、倍速視聴など、タイパを重視した消費行動はさまざまだ。もしかしたら気が付かないうちにタイパを取り入れている人もいるかもしれない。 本記事では、タイパとはそもそもどのような意味で、重視されている背景や特徴的な消費行動などを紹介していく。 タイパとは? 「タイパ」とは、タイムパフォーマンスの略称で、かけた時間に対してどのくらいの効果や、価値があったのかを指す時間対効果のことだ。 例えば、「動画のながら見」という行動は、動画を視聴しながら食器洗…

  • 2023.06.16

    適正在庫とは?安全在庫との違いや、計算方法などを解説

    適正在庫とは、欠品や過剰在庫を防ぎ、企業が利益を出すために必要な在庫量のことだ。販売機会を逃さないように在庫を抱えすぎることや、運送費のコストダウンのためにまとめて発注をして在庫が足りなくなるなど、部門によって適正在庫の認識が異なると利益に繋がりにくい。 この記事では、適正在庫とはどのような状態を指すのか、適正在庫と安全在庫との違い、適正在庫を維持する重要性や計算方法、どのようにして適正在庫が維持できるのかを解説していく。 適正在庫とは? 適正在庫とは、在庫量が欠品にもならず、過剰にもならず、企業が利益を出せる在庫量のこと。在庫数が少ないと欠品になり、要望があったときに出荷や販売ができず、利益…

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