写真・動画共有SNSで、アフタヌーンティーを楽しむ活動“ヌン活”が話題になっている。専門店やホテルのアフタヌーンティープランも賑わっており、スコーンなど「英国菓子」にヒットの兆しが!

2022.10.11

ひめこカンパニー 山下智子

日常のストレスからの解放“ご自愛スコーン”

トレンダーズが運営する、食トレンドや食卓アイデアを発信するWebメディア「おうちごはん」の編集部は「2022年 下半期食キーワード」を発表。メニューでは、アフタヌーンティーで見られるようなプレーンスコーンをはじめとした「英国菓子」が、2022年下半期のトレンドキーワードになると予想した。

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アフタヌーンティーのバスツアー“Afternoon Tea Bus Tour”を運営するラジャアンパットは、“毎日に好きな時間を創造する”をテーマにしたスコーンの新ブランド“it‘s my cup of tea(イッツマイカップオブティー)”を展開している。

スコーンは、バターが醸し出す芳醇な香りとサクッとした軽い食感のバランスを追求し、中はしっとりと仕上げて飽きのこないおいしさを実現。英国では好きな人や好きな食べ物、好きな時間に囲まれている時に“my cup of tea(私のお気に入り)”と表現することに因み、“it’s my cup of tea”の世界に浸って日常のストレスから解放され、今ここに存在している価値や、味わっている至福の時間を感じてほしいという。

たくさんのファンで賑わう百貨店のスコーンフェア

スコーンや紅茶、イギリス本国から届くジャムやクロテッドクリーム目当てに、たくさんのファンで賑わう百貨店のアフタヌーンティーフェアが今年も開催された。

「銀座三越」では、英国やフランス、日本のスコーン20種を集結させた催事“スコーンパーティー with TEA”を開催。英国の老舗ベーカリー「HUFFKINS(ハフキンス)」のスコーンをはじめ、英国王室御用達パティスリー「Montmartre(モンマルトル)」の工場直送“プレーンスコーン”、フランスの紅茶専門店「MARIAGE FRÈRES(マリアージュフレール)」の紅茶“マルコ ポーロ”を使ったフレンチスコーン、日本のスコーン専門店「BAKERS gonna BAKE(ベイカーズゴナベイク)」の“ストロベリーチーズケーキスコーン”などがラインアップ。日替わりで、埼玉・熊谷の「tea drop(ティードロップ)」など全国の人気店のスコーンも登場した。

併せて、スコーンのおいしさを引き出すクロテッドクリームやレモンカードや、英国の老舗から日本の新鋭までクオリティにこだわるティーブランドの紅茶も販売。初日で完売してしまう商品があったり、平日でも行列ができたりと、大盛況だった。

気軽さが魅力、アフタヌーンティー気分のクッキー

紅茶と相性のよいクッキーは、スコーンより気軽にアフタヌーンティー気分を楽しむことができる。

不二家が季節限定で販売したクッキー「パレッティエ」は、手の込んだ味わいに加え、見た目の可愛らしさと手軽な価格で評価が高い新感覚のクッキー。“パレッティエ”とは、パティシエとパレットを足した造語で、“パレットのようにカラフルな、パティシエのいろどりスイーツ”をテーマに、色鮮やかなフルーツプチタルトをイメージして開発した。

ラインアップは、“ベリーベリーベリー”“オレンジレモン”の2種。前者はイチゴ果汁、クランベリー果肉、ブルーベリー果汁を、後者はオレンジピールとレモン果汁を練り込み、アクセントとしてスイートチョコチップを加えた“しっとり生地”を、香ばしい“サックリ生地”で包んだ。お客さまから、本格的なおいしさが楽しめて満足という声が上がっている。

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