近藤 智

フロントオフィス企画代表。高知大学卒業後、ジャスコ(現イオン)入社。その後、他のGMS企業、ハローデイにて加工食品グループ担当、商品部、GMS店長、営業企画部、総務人事部、物流部、商品開発部など、商品・人・売場・販促・システムなどの現場実務とシステム構築、改善についてキャリアを積む。2002年、有限会社フロントオフィス企画を設立、代表取締役に就任。

  • 2024.07.09

    【盆商戦】対策2024 グロサリー編 キーワードは、「帰省移動」「土産」「ホームパーティ」「孫需要」「猛暑、夏ばて」と今年は「インバウンド需要」

    盆と正月は日本人にとって1年間の生活の中で大きな節目となる生活習慣として定着している。盆商戦は年末年始商戦と共に2大商戦である。ただ、正月と違う点は盆には7月13日から16日までの新盆と8月13日から16日までの旧盆があること。 東京、金沢市と函館市の一部の地域などは7月の新盆だが、全国各地のほとんどは8月の旧盆である。再度、自店のエリアの生活習慣を確認しておきたい。 かつての盆商戦では手作りの伝統食の煮しめ料理などの食材を販売していたが、「簡単便利に」という傾向を踏まえ、販促アプローチのポイントは次のようになる。 「帰省移動」「土産」「家族や友人とのホームパーティ」「孫需要」「猛暑、夏ばてを…

  • 2024.05.30

    「父の日」の直前に贈る、6月16日の「当日対策」、売上げの上積み目指すひと工夫

    あまり盛り上がりのない「父の日」商戦だが、6月16日(日)は少しでも売上げを上げるためにちょっとした、すぐできるアプローチで販促を強化したい。 キーワードは「元気」「健康」「感謝」の3つとなる。また、売場づくりでは第3磁石のエンド訴求だけでなく、第4磁石の定番ゴンドラ棚で統一カラー、統一POPで盛り上げるための演出を強化したい。直前対策での具体的なアプローチテーマ例は以下のようなものがある。 健康レシピでありがとう! 本格的な夏に入る前にお父さんのスタミナと健康に良さそうなメニューとその食材や飲料を提案する。トクホや機能性を表示できる商品群をエンドでPOP案内。訴求ポイントは価格訴求ではなく、…

  • 2022.12.05

    値上げの秋、現場からの報告、かつてないほどの値上げの中、売場では何が起こっていたか?

    物価上昇の勢いが止まらない。昨年も食品値上げがあったが食用油の高騰を主因とする値上げが中心だった。その値上げの背景は原材料の大豆や菜種が海外で不作だった他、世界的な脱炭素の流れを受けたバイオ燃料向け油脂の需要増が原因であった。 今年は食用油や小麦を含む原材料の高騰はじめ、包装資材費やエネルギー価格の上昇による物流費や光熱費の高騰、ウクライナ紛争や円安進行などの世界情勢の変化などであらゆる物が値上げとなっている。 具体的に値上げの状況を数値で見てみよう。帝国データバンクの「株式を上場する食品主要105社価格改定動向調査」によると、10月には約6700品目の食品が値上げされた。11月からは牛乳など…