世界小売業

  • 米国リテールトレンド最前線 後編 ~NRF・Shoptalkから見るリテール最新動向~

    2024年4月18日、19日、リテール総合研究所は『スーパーマーケットイノベーション研究会 マーケティング・DX分科研究会』を開催した。 スーパーマーケットイノベーション研究会は、リテールの中でもスーパーマーケット(SM)業態に限定し、持続的成長に向けたイノベーションの在り方を議論し実践する場である。 19日は外部講師として、ヤプリ兼db-labの伴 大二郎氏、マイクロソフトコーポレーションの藤井創一氏、アドインテの稲森 学氏を招き、「NRF・Shoptalkから見るリテール最新動向」について議論した。 米国を代表するカンファレンス「NRF」と「Shoptalk」 NRF、Shoptalkとも…

    2024.05.29

  • 研究会採録:米国リテールトレンド最前線 前編 ~ウォルマートに対する各社の差別化戦略~

    2024年4月18日、19日、リテール総合研究所は『スーパーマーケットイノベーション研究会 マーケティング・DX分科研究会』を開催した。 スーパーマーケットイノベーション研究会は、リテールの中でもスーパーマーケット(SM)業態に限定し、持続的成長に向けたイノベーションの在り方を議論し実践する場である。 18日は外部講師に店舗のICT活用研究所代表の郡司 昇氏を招き「ウォルマートに対する食品小売の差別化戦略」について議論した。 米国食品小売の売上高ランキング 米Progressive Grocer誌が、23年に発表した米国食品小売りの売上げランキングは図表①のとおり。トップはこの間、ずっと君臨し…

    2024.05.09

  • デロイトトーマツが世界の小売業ランキング2023を発表、中国JD.comが順位を2つ上げ7位、オーケーが初のランクイン

    デロイトトーマツグループが「世界の小売業ランキング2023」を発表した。 調査結果では、上位250社の総小売売上高は5兆6505億米ドル(前年度は5兆1000億米ドル)、平均小売売上高は226億米ドル(前年度は204億米ドル)、2016年度から21年度における小売売上高の年平均成長率は5.7%となった。 上位10社のうち、トップ6社は前年から順位に変化はなく、1位のWalmartに続き、Amazon.comが2位となった。一方、昨年中国企業として初めて上位10位に入ったJD.comが昨年から順位を2つ上げ7位になっている。 また、日本企業の1位がセブン&アイ・ホールディングスになった他…

    2023.06.09

  • デロイトトーマツが『世界の小売業ランキング2022』を発表、JD.comが中国企業として初めて上位10社圏内入り

    デロイトトーマツグループは、『Global Powers of Retailing』の最新版を日本語訳したレポートの『世界の小売業ランキング2022』を発表した。 調査結果では、上位250社の総小売売上高は5兆1000億米ドル(前年度は4兆8500億米ドル)、1社当たりの平均小売売上高は204億米ドル(前年度は194億米ドル)、2015年度から2020年度における小売売上高の年平均成長率は4.7%となった。 上位10社は依然として小売業界の売上高の大きなシェアを占有しており、上位250社の小売売上高のうち、34.6%を占めている。 トップ4社は前年から順位に変化はなかった。1位はWalmart…

    2022.05.24