マックのモバイルオーダーの使い方とは?利用メリットや注意点などと併せて解説
2022.11.17
全国に店舗を展開するファーストフードチェーン店のマクドナルド。その人気の高さから、商品を注文する際に待ち時間が発生するケースも多いが、少ない待ち時間で商品を受け取れるサービスがモバイルオーダーだ。
本記事では、マクドナルドのモバイルオーダーの基本から利用するメリット・デメリット、実際の使い方まで解説していく。
マクドナルドのモバイルオーダーとは?
マクドナルドのモバイルオーダーとは、事前にマクドナルドの公式アプリを利用して注文し、商品を受け取れるサービスだ。
大きな特徴としては、少ない待ち時間で商品を受け取れる点が挙げられる。店舗で商品を注文する場合、レジカウンターに並んで注文および会計を行い、できあがりを待つのが基本。
しかし、マクドナルドのモバイルオーダーを利用すれば、事前にスマホから注文・決済を行えるので、レジカウンターに並ぶ必要がない。レジ待ちしたくない人や滞在時間を短くしたい人に、モバイルオーダーはおすすめと言える。
マクドナルドのモバイルオーダーは店内飲食やテイクアウト、店舗の駐車場で商品を受け取れる「パーク&ゴー」など、さまざまな提供方法に対応。さらに、2022年9月27日には「ドライブスルー モバイルオーダー」の機能を追加。消費者はより手軽にモバイルオーダーを利用し、商品を受け取ることが可能となった。
マクドナルドのモバイルオーダーのメリット
マクドナルドのモバイルオーダーは待ち時間を短縮できる以外にも、さまざまな利点が存在する。ここでは、消費者がモバイルオーダーを利用するメリットを解説していく。
できたての商品を受け取れる
マクドナルドの代表的な商品と言えば、マックフライポテト。その他、揚げ物としてはチキンマックナゲットやシャカチキなどさまざまなメニューが存在するが、揚げたての商品を食べたい人が多いはず。
マクドナルドのモバイルオーダーでは、できたての商品を提供できるよう、店舗に到着したタイミングでアプリから受け取り処理を行い、商品の調理が開始される仕組みとなっている。テイクアウトであっても、サクサクの揚げ物を食べたい人に最適と言えるだろう。
ゆっくり商品選びができる
マクドナルドは言わずと知れたファーストフードチェーンストアであり、商品注文から提供までのスピードが早いのも消費者から選ばれる理由となっている。しかし、お昼の時間帯や休日は混雑することもしばしば。
後ろに人が並んでいると、焦ってゆっくりメニュー選びすることもできないが、マクドナルドのモバイルオーダーを利用すれば、レジカウンターの列を気にせずアプリから商品を選択可能。また、マクドナルドのアプリからは商品のアレルギー・栄養・原産国といった商品情報を確認でき、カロリーや塩分量なども考慮しつつ、ゆっくり商品を選びたい人にもおすすめと言える。
テイクアウト・ドライブスルーなど多様な受け取り方法がある
マクドナルドのモバイルオーダーで注文した商品は、テイクアウトの場合下記いずれかの方法で受け取ることができる。
- 店内カウンターで受け取る
- 駐車場で受け取る(パーク&ゴー)
- ドライブスルーで受け取る
「パーク&ゴー」とは、マクドナルドのスタッフができたての商品を車まで届けてくれるサービスである。
出所:マクドナルド
モバイルオーダーから商品を注文後、パーク&ゴー専用の駐車場に車を停め、駐車場に書かれた駐車場番号をアプリに入力。その後、できあがった商品を入力した駐車場番号に停まっている車まで、スタッフが届けてくれるという仕組みだ。ドライブスルーのレーンに並ぶ必要なく商品を受け取れる、非常に利便性の高いサービスと言えるだろう。
また、マクドナルドのモバイルオーダーは、店内飲食時にも利用可能。商品の受け取り方法としては、下記2種類が存在する。
- テーブル受け取り(テーブルサービス)
- カウンター受け取り
テーブルサービスとは、テーブルのステッカーに記載の番号をアプリに入力することで、スタッフがテーブルまで商品を運んでくれるサービス。注文者は番号を呼ばれるまで、レジカウンターで待ち続ける必要もなくなる。
5つの受け取り方法を紹介したが、利用可否は店舗によって異なる。マクドナルドの公式サイトから店舗ごとの対応サービスを検索できるので、チェックしてみてほしい。
スマホ決済サービスに対応している
マクドナルドのモバイルオーダーでは、下記支払い方法を選べる。
- PayPay
- d払い
- 楽天ペイ
- au Pay
- LINE Pay
- Apple Pay
- クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・Diners Club)
クレジットカードに加え、スマホ決済サービスも利用できるのが大きな魅力。各サービス独自のポイント還元も受けられ、お得にモバイルオーダーを利用可能だ。
アプリのクーポンを利用できる
マクドナルドのモバイルオーダーでは、アプリのクーポンも利用可能となっている。
ただし、紙のクーポンには非対応。紙のクーポンが中心という人は、この機会にアプリのクーポンもチェックしてみてほしい。
ほとんどの店舗でモバイルオーダーを利用できる
2022年11月時点で、マクドナルドの店舗数は2,949店となっているが、モバイルオーダーは2,867店で利用可能。さらに、受け取り方法別に見た対応店舗数としては、下記の通り。
- パーク&ゴー:1,038店舗
- ドライブスルー:1,511店舗
- テーブルサービス:2,124店舗
外出先や出張先であっても、モバイルオーダーは重宝できると言えるだろう。
定期的にお得なキャンペーンを実施している
マクドナルドのモバイルオーダーを利用することで、お得なキャンペーンが適用されるケースもある。例えば、2022年11月には、PayPayクーポンを取得してモバイルオーダーを利用すれば、最大5%の還元を受けられるキャンペーンが実施されていた。
その他、2022年7月15日~8月21日には、対象のJCBカードを利用することで、最大20%のキャッシュバックを受けられるキャンペーンも開催されていた。
マクドナルドの公式サイトやアプリ内に、実施中のキャンペーン詳細が掲載されているので、モバイルオーダーを利用する前に一度チェックしてみてほしい。
マクドナルドのモバイルオーダーのデメリット・注意点
ここでは、マクドナルドのモバイルオーダーを利用する際のデメリット・注意点を解説していく。
現金・電子マネーで支払うことはできない
マクドナルドのモバイルオーダーは現地決済ではなく、事前にアプリから料金を支払う仕組みを採用している。それ故に、現金で支払いはできないため、キャッシュレス決済を利用しない人は注意が必要。
また、店頭で支払う場合、iD・WAON・nanaco・QUICPayといった電子マネーから、Suica・PASMO・ICOCAなどの交通系電子マネーも利用可能だが、モバイルオーダーでは非対応となっている。支払い方法が限定されている点に注意してほしい。
受け取り時間の指定はできない
前述の通り、マクドナルドのモバイルオーダーではできたての商品を受け取れるが、受け取り時間を指定することはできない。アプリで受け取り処理を行ったタイミングから商品の調理は始まるため、混雑している場合、待ち時間が発生する可能性も。
また、商品のできあがり時に受け渡しカウンターにいない場合、商品提供ができないこともあると、アプリには注意書きがある。
待ち時間なく商品を受け取るため、早めに受け取り処理を行うことも避けたほうが良いだろう。
カスタムオーダーは一部のみ対応
マクドナルドのモバイルオーダーは、カスタムオーダーにも対応している。例えば、ビッグマックの場合は、ソースなし・オニオンなし・ピクルスなし・スライスチーズなしなどのカスタマイズが可能。
一方、ドリンクの氷抜き・ポテトの塩抜き・ケチャップ量を減らすといったカスタマイズには対応していない。細かくカスタマイズしたい人は、店員に直接注文する方法を取ろう。
楽天ポイントとdポイントを貯められない
マクドナルドでは、会計時に楽天ポイントカードもしくはdポイントカードを提示すれば、200円(税込)につき1ポイントが付与される。しかし、モバイルオーダーの場合、ポイントカードを連携することができず、ポイントを貯められない。
利便性の高さは魅力的だが、基本的には店舗で注文したほうがお得にポイントを貯められると言えるだろう。
ドライブスルー受け取りはレーンに並ぶ必要がある
少ない待ち時間で商品を受け取れるマクドナルドのモバイルオーダーだが、ドライブスルーを利用する場合は、ドライブスルーレーンに並ぶ必要がある。前の車を追い抜いて商品を受け取れないので、ドライブスルーレーンに列ができていると待ち時間が発生してしまう。
混雑する時間帯は店内受け取りやパーク&ゴーを利用するなど、待ち時間が少なく済む方法を活用してみてほしい。
マクドナルドのモバイルオーダーのやり方
ここでは、店内テイクアウトでモバイルオーダーを利用する方法を解説していく。まず、マクドナルドの公式アプリをiPhoneのApp StoreもしくはAndroidのGoogle Playからインストール。
アプリを起動後、画面右下の『オーダー』をタップする。
マップ上にマクドナルドの店舗が表示されるので、モバイルオーダーを利用したい店舗をタップする。
次に、注文するメニューを選ぶ。必要に応じてメニューのカスタマイズを行い、『カートに追加』をタップする。
チキンマックナゲットのソースなどの付属品は、注文時にあわせて選択できる。
注文したいメニューを選び終えたら、『レジに進む』をタップする。
続く画面では、商品の受け取り方法を選択する。
次に、商品の支払い方法を選ぶ。ここでは、支払い方法にPayPayを選択する。
選んだメニューが表示されるので、内容を確認し、問題なければ『次へ』をタップ。
次に、受け取り処理を行える画面が表示される。受け取り店舗に誤りがなければ、店舗に到着したタイミングで『受け取りに進む』をタップ。続けて、『店舗に到着しました > 決済確定・商品を作り始める』とボタンをタップしていく。
その後、『注意事項を理解し、決済サービスを開く』をタップし、PayPayアプリへ遷移する。
PayPayアプリ上で『支払う』をタップ。そして、画面をタップしてマクドナルドアプリへ再度遷移し、決済を完了させる。
決済が正常に完了すると、アプリ上に注文番号が表示される。店舗内でスタッフに呼ばれる、もしくは呼び出し用のディスプレイに注文番号が表示されるまで待とう。
商品を受け取ったら、『商品を受け取りました > 受け取り済みにする』と画面を進める。
マクドナルドのモバイルオーダーの使い方は以上だ。
マクドナルドのモバイルオーダーのまとめ
昨今ではコロナ禍の影響もあり、テイクアウトの需要が大きく伸長しているのは言うまでもない。しかし、待ち時間中に密となり、テイクアウトであっても一抹の不安を抱く消費者は少なくない。
その点、マクドナルドのモバイルオーダーを利用すれば、密を回避できるだけでなく、できたての美味しい食品を受け取ることも可能。使い勝手も非常に良いサービスなので、日頃からマクドナルドを利用する人は、ぜひモバイルオーダーも活用してみてほしい。