ファミマのカウンターコーヒー「FAMIMA CAFÉ」が10周年迎え取り組み強化、累計販売総数は30億杯突破

2023.01.10

ファミリーマートは、同社が展開するカウンターコーヒー「FAMIMA CAFÉ」が2023年に10周年を迎えると発表した。21年から取り組んでいる5つのキーワードのうち「もっと美味しく」「食の安全・安心、 地球にもやさしい」の一環として23年1月10日から沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万6200店で、10周年を記念したさまざまな取り組みを実施していく。

FAMIMA CAFÉは13年に誕生。定番商品について「世界一美味しいコンビニコーヒーをつくる」ことを目標に掲げ、20年2月からバリスタの粕谷哲氏と共同開発を開始している。トレンドに左右されない「豆本来の甘味とコク」を味わえるように、豆の配合やマシンの抽出方法など日々改良を重ねているという。23年1月時点では、シリーズ累計販売数30億杯を突破した。

主力商品は「ブレンド」(Sサイズ本体価格102円、税込み110円、軽減税率8%、以下同)と「モカブレンド」(本体価格130円、税込み140円)で、モカブレンドはスペシャルティコーヒーの位置づけ。

今回、10周年に当たって次の4点に取り組む。

①定番商品「ブレンド」「アイスコーヒー」の進化として、従来のおいしさを継続しながら、さらに「おいしい味わい」を追求する。FAMIMA CAFÉとしては初となる春限定の「新摘みブレンド」を3月に展開予定。

②スペシャルティコーヒー「モカブレンド」の進化として、夏をめどにスペシャルティコーヒーである「モカブレンド」のメニューを拡大。

③コーヒー豆のこだわり。FAMIMA CAFÉのコーヒー豆については独自の徹底した品質チェックに合格した「良質な豆」だけを厳選して使用しているが、さらに良質な豆を安定的にお届けするべく、新たに生産国への支援やトレーサビリティの向上に取り組む。

④SDGsな取り組みの強化として、コーヒー残さ(ごみとして廃棄していた工場から出た焙煎かす、店舗から出たコーヒーの抽出かす)の肥料化や、コーヒー周辺資材として再利用する準備を進めている。また、コーヒー周辺備品を見直し、プラスチック削減にも取り組む。

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