セブン-イレブンのクリスマスイブの平均日販が過去最高の90万円を記録、複数の大型イベント対応が奏功
2023.01.10
セブン-イレブン・ジャパンは2022年12月度の商品動向、好調だった商品、好調の理由など商品動向を発表した。
月間を通して人流の回復がみられたことや複数の大型イベントに対応した売場づくり、販売促進策の効果もあって既存店売上、客単価は前年を上回った。
22年のクリスマスは3年ぶりに行動規制がなく、さらにクリスマスイブが土曜日ということもあったことから予定が立てやすかったことも後押しし、予約商品のクリスマスケーキやオードブルの販売は前年を上回った。
クリスマスメニューのチキンやプライベートブランドのクオリティブランドラインのセブンプレミアムゴールドシリーズをはじめ、酒類やスナック菓子などの買い合わせが多くみられた結果、12月24日の平均日販(既存店ベース)は90万円に達し、00年度以降の同日比較において過去最高額となった。
商品分野別の動向は次のとおり。
①カウンター商品
クリスマスメニューの定番である「炭火ローストチキンレッグ」や「ななチキ」の販売が、クリスマスイブを中心に大きく伸長。また、世界的なスポーツ大会を自宅で観戦する際のつまみ需要としても利用されるなど、カウンター商品の販売が高かった。
➁チルド弁当
「洋風グルメフェア」で展開した「アノカドレストランテ監修魚介と鶏肉のパエリア」や、年末の弁当需要に対応した「ご当地弁当フェア」で販売したチルド弁当各種の販売が好調。カテゴリー全体の販売を押し上げた。
③セブンプレミアム(主菜)
クリスマスでの利用を中心に、「セブンプレミアムゴールド金のハンバーグ」や「セブンプレミアムゴールド金のビーフシチュー」など上質の商品の販売が好調だった。テレビ番組で商品紹介された後押しもあって販売が大きく伸長した。
クリスマスに好調だった商品では、「セブンプレミアムゴールド金のマルゲリータ」(本体価格498円、税込み537.84円)、「たことブロッコリーバジルサラダ」(本体価格260 円、税込み280.80円)、「ななチキ」(本体価格204円、税込み220.32円)、「アマヤカヴァブリュット」(本体価格880 円、税込み968円)など。