イオンのオンラインマーケット「Green Beans」がオープン、最先端のAIやロボティクス機能を導入
2023.07.07
イオンネクストは2023年7月10日(月)、最先端の AI 及びロボティクス機能を導入した日本初の顧客フルフィルメントセンターを物流拠点とするオンラインマーケット事業「Green Beans(グリーンビーンズ)」を本格稼働する。

イオンと提携した英国テクノロジー企業 Ocado Group plcの子会社である英国 Ocado Solutionsと共に、最新デジタル技術と機能を活用した画期的な買い物体験を提供していく。
AI とロボットを駆使した最先端のオペレーションとロジスティクス、パーソナライズされた快適なユーザーインターフェース、徹底されたコールドチェーンによる高い鮮度管理などにより、これまでにないカスタマーエクスペリエンスを実現する。

目次
Green Beans(グリーンビーンズ)の特徴
1週間鮮度保証「鮮度+」野菜

販売する時期に最適な産地の選定
地域によって気候が異なるため、最適な産地の野菜を選ぶことがとても大切。よい鮮度がつづく野菜を届けるため、北から南まで全国に広がるグリーンビーンズ独自の農場ネットワークにより、「今こそおいしい産地」を選ぶ。
さらに、収穫の際もおいしいものだけを選ぶ目利き基準を設け、鮮度よくおいしい野菜のみを選定する。
産地から玄関先まで、徹底した温度管理
葉物野菜などは、常温に置くと呼吸が活発となり水分蒸発とエネルギーの消耗により、萎れてしまう。萎れは収穫した段階から始まる。グリーンビーンズでは産地から倉庫までのリードタイムを可能な限り短縮し、配送時も低温を保った状態で運搬する。
到着後も外気の温度に触れる時間を最小限にとどめ、三つの温度帯管理を徹底した倉庫に保管する。配送時も温度管理された荷室をもつトラックでコールドチェーンを保ち、玄関口まで高い鮮度で届ける。
空気が通るパッケージ
野菜の特性に合わせ「呼吸するパッケージ」など、鮮度維持に最適なものを採用している。「呼吸するパッケージ」はメーカーと仕様を徹底的に検証し、通常の市販品とは異なる特別仕様を採用している。※1週間鮮度保証は「鮮度+」のマークのある商品が対象。
幅広い品揃え
グリーンビーンズでは、オンラインマーケットならではの強みと独自 AI を活かすことで豊富な品揃えを実現している。独自の高性能 AI によって在庫数を徹底管理し、商品が品切れになるのを最小限に抑えている。
買いたいものが買えないというシチュエーションに出会うことなく、幅広いカテゴリーの商品からワンストップで快適な買い物を実現する。
生鮮品はもちろん、ミールキットや冷凍食品、大容量パック、日本各地の名産品や輸入食材、ベビー用品から医薬品やペット用品までバラエティに富んだ商品を用意している。商品選びや献立決めが楽しくなるよう熟練バイヤーがこだわりを持って取り揃えている。
大容量パック
ボリューム満点の大容量パックは、常備食としてストックしたり、お友達とシェアしたりするなどのメリットもある。使い勝手を重視した小分け大容量、お買い得感を重視した業務用などを販売する。配送での届けるため、持ち帰りの負担を気にせず、気軽に注文できる。
日本各地の名産品
日本各地の名産品を自宅で購入できる。近所では手に入らない日本各地の名産品の中から、思いがけない商品を見つけられる。ご当地ならではの一品を自宅で堪能できる。
ミールキット

料理に必要な食材がセットになった便利な商品。忙しい日にさっと使える商品も豊富で、レシピと食材が一緒になったミールキットは時短に便利な商品。
社内でも試食モニタリングを行い、味の確認を経て商品化をしている。当日カットしたお肉のみに野菜をセットアップしたお肉の鮮度を重視した商品も揃えている。
冷凍食品

時間に余裕を持ちたいときに、簡単に調理できる冷凍食品もバリエーション豊かに用意している。「今晩のおかずにもう一品ほしい」そんなときに食卓を彩ってくれる。
お弁当のメニューにも取り入れることができるので、常備しておきたいアイテムの一つ。調理時間の短縮にもなるため、忙しい日の食事にも最適。
鮮度がよい旬のお魚をそのまま冷凍した刺身の提供など業界最大規模の約2,000品目の品揃えを予定している。
輸入食品
手軽に海外の食文化を体感できる輸入食品。本場の色鮮やかなソース、スパイスなど、豊富に用意している。手軽に海外気分が味わえる輸入食品が日々の暮らしのアクセントになり、いつもの食卓をさらに彩る。
医薬品やベビー用品・ペット用品
ついついストックを切らしてしまう医薬品や、消費の早いベビー用品、食事からケアまで幅広いペット用品も安全・安心な商品を豊富に取り揃える。医薬品は一類、ニ類、三類を取り扱う。
トップバリュ
イオンのプライベートブランド。トップバリュ商品は、食料品をはじめ、衣料品、住居余暇商品に至るまで幅広い商品を展開している。お客のライフスタイルやその日の気分にあった安全・安心な商品を届ける。
ユーザーインターフェース(UI)の特徴

グリーンビーンズの EC サイトには、お客が商品選択の際に便利な機能を搭載している。
購入履歴に基づいて、約5万品目の品揃えから AI がおすすめ商品をワンクリックでかごに入れる「スマートカート」は、使うほどにお客に合った商品を簡単に選ぶことができる便利な機能。
定期購入設定した商品を、お客の必要な頻度(週1回~2か月に1回まで設定可能)に合わせて自動でカートインする「定期購入」機能は、いつも買うものを簡単・便利に登録でき、買い忘れ防止に活用できる。
その他、お買い物の最後に商品をレコメンドし買い忘れを防止する「チェック
アウトウォーク」機能や、「お気に入り」「買い物リスト」など、便利な機能を用意している。また7月中にモバイルアプリのダウンロード開始を予定している。
最大約5万品目の商品を品揃えする誉田 CFC(顧客フルフィルメントセンター)

お客が注文されてから、商品が手元に届くまで、全て同一のプラットフォームで稼働するエンドツーエンドのシステムで全体を最適化し、注文を管理している。
注文が入ると、最大約1,000台のロボットが秒速4mで移動し、生鮮食品や加工食品、日用品など最大約5万品目の商品の中から6分間で50個の商品をピッキングしていく。ピッキングもシステム化されており、商品がつぶれたり傷んだりしないよう重いものや固いものを先に、また常温、冷蔵、冷凍の順番でピックアップするようプログラムされている。
お客が注文された段階で、配送のルート計算が始まり、同じ地域のお客がどれくらいの商品を購入されて、どのように配車するのがもっとも効率的かを AI が最適化することで、配送効率が上がり、人気な時間帯でも最大限多くの配送枠をお客に提供可能。
また、入荷からピッキング、配送に至るまで、常温、冷蔵、冷凍の3温度帯管理を徹底し、お客さまの手元に高鮮度なまま商品を届ける。
豊富なコンテンツやレシピ

EC サイトとしての売り場だけでなく、商品の良さを伝えるコンテンツ、便利で美味しい豊富なレシピで、楽しく利用できる。
旬の食材を使用したレシピを随時配信し、毎日の献立に役立てることができる。気になるレシピがあれば、必要な食材をまとめて購入できるので、材料を買い忘れるということもなくご自宅でしっかりと料理を楽しめる。
人気の料理家による献立提案「ぐっち夫婦の5days ごはん」をはじめ、「バイヤー厳選食材レシピ」「家族が喜ぶおうちごはん」「やさいをたべよう!」「10分以内でできるクイックレシピ」などのタイトルで100レシピ以上公開中。
「ぐっち夫婦の5days ごはん」
食べたい!が見つかる。スグに買える!人気料理家ぐっち夫婦が毎週5日分の献立を一挙に公開!
配送のこだわり

グリーンビーンズは、質の高いサービスを具現化するため、お客さまのお手元に届くラストワンマイルを自社で行う。
商品をお届けするドライバーは、イオンネクストの子会社であるイオンネクスト
デリバリー株式会社が直接雇用するグリーンビーンズ専任。
お客が安心して利用できるよう自社で接客と品質管理について教育を実施し、丁寧な配送を心がけている。そのため、安心してサービスを利用できる。
また、効率的な配送ルートについて、道路の状況(交通量や時間帯)、ドライバーの休憩時間、1件毎の顧客の注文サイズや温度帯など、AI が1秒間で1400万
通りを計算し、最適ルートを導くことで受注を最大化する。
Green Beans(グリーンビーンズ)」について
グリーンビーンズは、先進テクノロジーで運営する大型の物流拠点からの宅配・配送サービスにより、お客が買い物や家事に費やす時間を節約できるだけでなく、グリーンビーンズの商品やサービスを通じ、お客が楽しく充実した時間を創り、暮らしを変えていくブランド。
サービス概要

■サービス提供エリア:
【7月10日(月)グランドオープン】
東京都:新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、大田区
千葉県:千葉市、船橋市、習志野市
【2023年夏に順次拡大】
東京都:港区、目黒区、世田谷区、江東区、品川区、江戸川区
千葉県:市川市、浦安市、四街道市、八千代市
神奈川県:川崎市
今後1年を目途に東京23区全域へ配送を拡大
■配送対応時間:朝7時から夜23時まで1時間単位(当日から14日先まで購入可)
■最低購入金額(税別):4,000円
■送料(税込):330円、 440円、 550円 ※配送時間によって変動する
■品目数:約20,000品目から段階的に開始し、今後1年を目途に50,000品目に拡大予定
■支払い方法:クレジットカード決済
※上記サービス概要は2023年7月7日(金)時点の情報