DAIZがセブン専用に開発した植物肉原料の供給を拡大、『みらいデリ』シリーズ新商品発売に伴い

2023.11.06

次世代植物肉原料「ミラクルミート」を開発・製造するフードテックベンチャーのDAIZは、セブン‐イレブン・ジャパンが、2023年7月に発売を開始した『みらいデリ』シリーズ新商品発売に伴い、10月30日週より順次発売開始の11商品を含む合計12商品へセブン‐イレブン専用に開発した植物肉原料の供給を拡大した。

■DAIZ植物肉原料使用 セブン‐イレブン『みらいデリ』新商品ラインアップ

※商品はエリアにより一部、価格や規格が異なる。
※画像はイメージ。

■DAIZ×味の素共同開発 植物肉原料について
DAIZのコア技術である「落合式ハイプレッシャー法」*1と味の素社の「おいしさ設計技術」を用い、セブン‐イレブン専用の植物肉原料を共同開発。

素材の味や機能性を自在にコントロールする「落合式ハイプレッシャー法」により、大豆・えんどう豆の旨味や栄養価を増大させて発芽させ、発芽した大豆・えんどう豆をエクストルーダー(押出成形機)*2により膨化成形し、肉のような弾力と食感を実現した植物肉原料を製造している。

*1 発芽中に酸素・二酸化炭素・温度・水分などの生育条件を制御し、酵素を活性化させることで遊離アミノ酸量が増加し、素材の旨味を引き出す栽培法。(特許第5722518号)

*2 材料に水を加えながら、高温下でスクリューにて圧力をかけ押し出すことにより混練・加工・成形・膨化・殺菌等を行う装置。

■ハイブリッドフードの広がり
昨今の欧州を中心とした植物肉市場においては、肉や魚との共存、すなわち動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を組み合わせる「ハイブリッドフード」という考え方が広まりつつある。DAIZは大豆の発芽段階において「落合式ハイプレッシャー法」により素材本来のうま味や栄養価を増大させる技術を用いて、余計な添加物を加えずに「おいしさ」を実現するべく、植物肉原料「ミラクルミート」と肉や魚を混ぜる「ハイブリッド製法」を推奨し、国内外の小売・流通企業や食品メーカー等へ植物肉原料を供給している。

今回の『みらいデリ』シリーズにおいても、おにぎりやキーマカレー、ごま豆乳担々麺、メンチカツなどの商品でハイブリッドフードを楽しめる。

お役立ち資料データ

  • 2023年 下半期 注目店スタディ

    2023年下半期注目のスーパーマーケット7店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・オーケー/銀座店 ・ヨークベニマル/仙台上杉店 ・ベイシア/Foods Park 津田沼ビート店 ・ヤオコー/松戸上本郷店 ・カスミ/…

  • 2023年 上半期 注目店スタディ

    2023年上半期注目のスーパーマーケット5店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・ ヤオコー/トナリエ宇都宮店 ・ サミットストア/川口青木店 ・ 原信/紫竹山店 ・ ライフセントラルスクエア/ららぽーと門真店 ・ …

  • 有力チェーントップ10人が語る「ニューノーマル時代のスーパーマーケット経営論」

    有力スーパーマーケットチェーンの経営者10人にリテール総合研究所所長の竹下がインタビューを実施し、そのエッセンスをまとめています。 インタビューを通じ、日本を代表する有力トップマネジメントのリアルな考えを知ることができ、現在の経営課題の主要テーマを網羅する内容となっています。 変化する経営環境において、各トップマネジメントによる現状整理と方向性を改めて振り返ることは、これからの新しいスーパーマーケットの在り方形を模索する上でも業界にとって大変有用と考えます。 ぜひ、今後のスーパーマーケット業界を考える材料としてご活用ください。 ■掲載インタビュー一覧 ライフコーポレーション 岩崎高治社長 ヨー…