ウエルシアがオンライン健康相談サービス「遠隔健康医療相談」を開始、移動販売車に搭載
2024.04.12
ウエルシアホールディングスは、2024年4月10日より医療法人社団ゆみのと協働で、グループのウエルシア薬局が運営する移動販売車「うえたん号」に搭載している大型モニターを通じて行うオンライン健康相談サービス「遠隔健康医療相談」を開始した。


遠隔医療については、厚生労働省による「オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針」において、情報通信技術の発展、地域の医療提供体制や医療ニーズの変化を背景とした需要の高まりについて記載がされている。
2024年2月よりウエルシア薬局イオンタウン幕張西店およびウエルシア薬局田町グランパーク店において、ドラッグストア店舗内の専用ブースにモニターを設置し、オンラインで健康相談を受けてもらったサービス「遠隔健康医療相談」の開始に至っている。相談者はモニターを通じてゆみのの看護師を中心とした医療スタッフに相談ができる。
今回、移動販売車に搭載された大型モニターを通じて「遠隔健康医療相談」の提供を開始し、過疎地域や近隣に病院やクリニックがない地域の住民を支援する。
ウエルシア薬局はウエルシアグループ会社として2021年11月に策定した「サステナビリティ基本方針」に則り、「だれひとり取り残さないまち」の実現、地域社会へ安心・安全を提供するインフラ機能を担うべく、移動販売車「うえたん号」の運行を開始しており、現在までに稼働している13の自治体での17台の「うえたん号」で「遠隔健康医療相談」を提供している。
ウエルシアグループでは、2030年のありたい姿として「地域No.1の健康ステーションの実現」を目指しており、地域住民の健康増進に役立てるよう取り組んでおり、今後新たに運行を開始する移動販売車においても「遠隔健康医療相談」を提供していく予定だ。
【遠隔健康医療相談】
・サービス内容 : 風邪などの軽微な症状や予防接種や健康診断などの一般的な健康に関する相談、ご家族の健康や介護についての相談など
・料金 : 無料