無印良品が冷凍麺をリニューアル、担々麺、ちゃんぽん、雲吞麺を追加し5品展開
2024.04.18
無印良品を展開する良品計画は、冷凍食品の麺類をリニューアルし、鍋ひとつで簡単に作れる冷凍麺5アイテムを4月23日(火)から冷凍食品を導入している無印良品の店舗およびネットストアで発売する。
良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現にむけて日常生活の基本を支えることを目指し、日々の暮らしを豊かにする商品・サービスを提供している。
食品においては、食の楽しさとおいしさをお届けするべく、地域や生活スタイルの変化に合わせて食品を企画・販売している。コロナ禍をきっかけに、簡単に調理できる冷凍食品の人気が高まっていることを受けて、昨年秋以降から冷凍食品のラインナップを見直している。
2019年より「かきあげうどん」「肉うどん」「きつねうどん」「チキンのフォー」を販売していましたが、様々な気分に合わせて選べるよう今回はうどん2種をリニューアルし、ちゃんぽんと中華麺を追加して冷凍麺のバリエーションを増やしている。今後もバリエーションを拡大予定だ。
■本格的なスープや具材が入った麺を、鍋ひとつで手軽につくれる
無印良品では、食卓を豊かにすることを目指して2018年から毎日の食事の準備をサポートする冷凍食品を発売し、「毎日の食事で健康を支える」ということをコンセプトに主食から主菜、副菜まで幅広いラインナップを揃えている。昨年秋以降冷凍食品のラインナップを見直し、おにぎりやキンパ、ミールキットなどをリニューアルしてくる。今回は麺のバリエーションを強化すべくリニューアルを図っている。
「肉うどん」「きつねうどん」は、うどんの麺とだしを見直した。麺は、国産の小麦粉に変更し、もちっとした麺にした。また、きつねうどんの麺は油揚げとの食感のバランスを考えて少し太めに、肉うどんの麺は肉の脂や旨みが絡むよう細めになっている。
だしについては、以前は甘みが強かったため、旨みを感じつつも後味はすっきりとした味に変えている。だしに使う素材の配分を調整し、昆布、さば節、かつお節、そうだがつお、にぼしを使い、醤油、砂糖、みりんなどでシンプルな味付けとなっている。さらに、家庭で作るには手間がかかるメニューとして、新たに「ちゃんぽん」「雲吞(わんたん)麺」「担々麺」を追加した。具材、スープにこだわった、本格的なちゃんぽんや中華麺を自宅で楽しめる。
■ちゃんぽん
キャベツ、もやし、玉ねぎ、にんじん、とうもろこしなどの炒め野菜に、きぬさや、木耳、海老、はんぺんを合わせた9種の具材を入れ、彩りよく仕上げた。スープは豚、鶏を使った白湯をベースにしたまろやかなスープに帆立の旨みを加えた深みのある味わいだ。ごま油、胡椒などをつかい、香りを引き出している。
■雲吞(わんたん)麺
雲吞は、国産の豚肉と粗めにカットした海老をあわせ、香り高い五香粉で味付けした。皮は国産の小麦粉を使用し、つるっとした食感に仕上げている。スープはチキンをベースにしており、野菜の旨味が溶け込んだすっきりとした味わいの塩味のスープだ。
■担々麺
鶏、豚肉の旨みをベースに、牡蠣の旨み、練りごまやピーナツバターをあわせたコクのあるこだわりのスープだ。隠し味にお酢を使い、濃厚ながらもすっきりとした味わいになっている。トッピングには甘辛く味つけした豚ひき肉、青ねぎを合わせている。
また、今回発売する商品の器をプラスチックトレーからシュリンク包装に変更し、1商品あたりプラスチック使用量を約20%削減している。今後も環境・社会に配慮した3つの視点、「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を守りながら商品をつくり続ける。