ファミマが店舗電力使用量を1割削減したと発表、電気代の高騰に対応するため節電を継続

2023.05.30

ファミリーマートは、2022年2月より節電対策のプロジェクトチームを立ち上げ、急速な社会環境の変化や電力需給のひっ迫時において、節電に繋がる様々な対策に取り組み、加盟店の節電に対する協力と店舗運営への努力により、2023年3月における店舗電力使用量は前年比90.9%となったと発表した。

引き続き、電力需給のひっ迫や電気代の高騰に対応するため、節電への取り組みを継続していく。

■節電の取り組み効果について
2023年3月店舗電力使用量前年比:90.9%
※2022年9月以降前年比:94.3%(※2022年9月~2023年3月)

■店舗における節電への新たな取り組み
飲料用冷蔵庫照明LED化の促進

対象店舗:全国 ※店舗設備、環境により未実施の店舗もあり。
導入時期:2023年3月より順次切替開始、2023年度中の完了予定

オープン型飲料用冷蔵庫に保冷効果のあるスリットカーテンの導入

対象店舗:約1,000店(オープン型飲料用冷蔵庫設置店舗)
導入時期:2022年8月より設置希望店舗へ順次導入

■店舗における節電への取り組み
飲料用冷蔵庫の照明消灯

対象店舗:全国 ※店舗設備、環境により未実施の店舗もございます。
実施期間:2022年12月より継続実施

店内天井照明の照度調整(60%ダウン)

※店内ATM看板・店内イートイン・店外殺虫機等における電源や一部照明の消灯も実施
対象店舗:全国 ※店舗設備、環境により未実施の店舗もあり。
実施期間:2022年6月より継続実施 

店頭看板の消灯

対象店舗:繁華街などに立地する一部店舗 ※店舗設備、環境により未実施の店舗もあり。
実施期間:2022年7月より継続実施 

その他、節電の取り組み(一例)

これまで節電への取り組みとして、店舗照明設備におけるこまめな消灯や店内空調温度の調整、冷蔵ケースのフィルター清掃を実施してきた。今後も、店内の什器設備や温度対策、店外室外機の環境を見直し、節電への取り組みを継続していく。

お役立ち資料データ

  • 2023年 下半期 注目店スタディ

    2023年下半期注目のスーパーマーケット7店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・オーケー/銀座店 ・ヨークベニマル/仙台上杉店 ・ベイシア/Foods Park 津田沼ビート店 ・ヤオコー/松戸上本郷店 ・カスミ/…

  • 2023年 上半期 注目店スタディ

    2023年上半期注目のスーパーマーケット5店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・ ヤオコー/トナリエ宇都宮店 ・ サミットストア/川口青木店 ・ 原信/紫竹山店 ・ ライフセントラルスクエア/ららぽーと門真店 ・ …

  • 有力チェーントップ10人が語る「ニューノーマル時代のスーパーマーケット経営論」

    有力スーパーマーケットチェーンの経営者10人にリテール総合研究所所長の竹下がインタビューを実施し、そのエッセンスをまとめています。 インタビューを通じ、日本を代表する有力トップマネジメントのリアルな考えを知ることができ、現在の経営課題の主要テーマを網羅する内容となっています。 変化する経営環境において、各トップマネジメントによる現状整理と方向性を改めて振り返ることは、これからの新しいスーパーマーケットの在り方形を模索する上でも業界にとって大変有用と考えます。 ぜひ、今後のスーパーマーケット業界を考える材料としてご活用ください。 ■掲載インタビュー一覧 ライフコーポレーション 岩崎高治社長 ヨー…