セブンが「手巻おにぎり」パッケージのプラスチック使用量を約30%削減

2023.07.05

セブン‐イレブン・ジャパンは、オリジナルフレッシュフードの主力商品である「手巻おにぎり」のパッケージについて、石油由来のプラスチック使用量の削減の取り組みとして、バイオマス素材の使用量を増やし、さらに薄肉化したフィルムに変更し、7月4日(火)より順次、全国のセブン‐イレブンにて切り替えを進めている。

セブン&アイグループでは、グループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』におけるプラスチック対策として、オリジナル商品で使用する容器を2030年までに50%、2050年までに100%環境配慮型素材に切り替える目標を掲げている※。

セブン‐イレブンの「手巻おにぎり」のパッケージにおいては従来も、バイオマス素材の配合や薄肉化を行ってきたが、今回さらなる削減を目指し、パッケージの機能性は維持しながら、これまで難しいとされたポリプロピレン原料のバイオマス素材への置き換えとさらなる薄肉化を実現したことで、環境負荷をより低減したパッケージの導入が可能となった。

これにより、石油由来のプラスチックの使用量を1枚当たり約30%削減※することにつながる。セブン‐イレブンは今後も、安全・安心で環境に配慮した商品の開発を進めていく。

※『GREEN CHALLENGE 2050』の比較基準は2013年度の数値としている

<参考>
セブン‐イレブンのオリジナル商品における環境負荷低減の取組み(一例)

チルド弁当の本体容器を紙化

弁当や惣菜等の容器の石油由来のインクや着色を削減

サンドイッチのパッケージの一部に紙素材を採用

サラダや惣菜のトップシール化や、容器へのリサイクルPET、バイオマスPET素材の採用

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