ファミマが初の「訳ありセール」で 約0.6トンの食品ロス削減を実現したと発表

2023.10.19

ファミリーマートは、継続して取り組んでいる5つのキーワードの「食の安全・安心、地球にもやさしい」、「たのしいおトク」の一環として、2023年9月1日(金)から10月1日(日)まで、お中元ギフトを割引価格で購入できる「訳ありセール」を行い、販売実績として、約0.6トン*1の食品ロス削減に貢献したこと発表した。

■ファミリーマート初の「訳ありセール」で約0.6トンの食品ロス削減
ファミリーマートは、2023年9月1日(金)から10月1日(日)まで、株式会社ドウシシャにて2023年6月15日(木)から7月29日(土)まで中元用商品として販売したお中元ギフトの残在庫を割引価格で購入できる「訳ありセール」を行った。

「訳ありセール」は、ファミリーマートギフトネット申込サービスにおいて初となるお中元の余剰在庫商品の割引きセールで、販売元希望小売価格から20%~40%OFF *2となる、「おトク」に買える内容となっていた。

今回のセールにより、約0.6トンの食品ロスを削減することができたという。

*1商品のうち包材等を除く食品の重量
*2割引価格は販売元希望小売価格と比較した割引価格。

■きっかけは食品ロス削減への思いから
ファミリーマート初の「訳ありセール」は、「残ってしまったギフト商品が食品ロスにならないようにしたい」という担当者の思いから関係各所と協力し、本企画が実施される運びとなった。

企画担当者コメント:『”販売元でもお客さまが必要とされる分をできるだけ細かく予測して用意しますが、どうしても残ってしまう商品が出てしまいます。「訳ありセール」を実施することでお中元商品の食品ロス削減に少しでも貢献できればと思います。今回の結果を踏まえて、今年のお歳暮でも取り組んでいくとともに今後も食品ロス削減など、社会課題の解決に繋がるような企画を進めていければと考えます。”』

■その他の食品ロス削減の取り組み
ファミリーマートは、食品ロスの削減に向けた取り組みを重要課題の一つと位置付け、発注精度向上や容器包装の改良などによるロングライフ化、販売期限の迫った商品の値下げ販売による店舗における食品ロスの削減に取り組むとともに、規格外の食材を使用した商品開発など、サプライチェーン上での食品ロス削減にも取り組んでいる。

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