ライフ豊洲店が9月10日にグランドオープン、豊洲に衣食住フルラインで臨む657坪、年商31億円目指す

2022.09.02

ライフコーポレーションは、ライフ豊洲店を9月10日にグランドオープンする。同店のオープンで首都圏130店、近畿圏162店の292店体制となる。

豊洲店は高効率ヒートポンプを採用した高性能空調設備、照明制御などの技術を導入することで建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)による5段階評価の最高ランクを獲得した他、50%以上の省エネルギーを実現した「ZEB Ready」認証を取得している

豊洲は再開発が進み、レジャー施設や商業施設など新スポットが続々と建設されている話題の人気エリア。高層マンションの建設も多く、2040年までに人口が約15%増加すると見込まれているという。

店舗は東京メトロ有楽町線、ゆりかもめ線の豊洲駅から約400mに立地し、1km圏の単身世帯比率は32.8%、2人世帯比率は29.8%と、全体の6割が少人数世帯となっている。

一方で、3人以上のファミリー世帯は4割で、これは東京都内でもトップクラスだという。

年齢別人口構成は40代が22.8%と最も高く、次いで30代が19.4%となっている。

また、江東区は子どもがいる世帯数の割合が東京都内で1番多いことから、精肉などのジャンボパックや冷凍食品、簡単、便利に調理ができるミールキットなどを豊富に品揃えする。

健康へのニーズに応えるため、「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ」のコンセプトに沿ったプライベートブランドのBIO-RAL(ビオラル)や、老舗や専門店など品質にこだわった商品なども取りそろえる。

水産では、豊洲市場から、市場が開いている日については毎日、新鮮な鮮魚を直送し、対面販売を実施。加工も受け付ける。

農産では、好評の店内製造のサラダを展開。

惣菜では、店内の鉄板を使用し、パラパラに仕上げたチャーハンや、人気のだし巻玉子を販売。ライブ感を演出しながら出来たての商品を売り込む。

弁当コーナーは地域最大級の品揃えとし、人気のハワイアンメニューも展開する。インストアベーカリーの「小麦の郷」では惣菜とのコラボレーション商品として、惣菜売場で人気の「だし巻玉子」を使用したサンドイッチや「あまに豚入りコロッケ」バーガー、純和赤鶏むね塩唐揚げ、ポテトをセットにしたバーガーBOXなど、ライフならではの商品を展開。

また、店内の大型ピザ専用窯を使用し、「手のばしピザ」については定番のマルゲリータからデザート系のドルチェピザまで取りそろえる。

一方、畜産、水産では、「肉屋さん・魚屋さんの手づくりおかず」として生鮮部門が手掛ける惣菜を展開。ライフオリジナルの「あまに豚」「純和赤鶏」を使用した惣菜や、新鮮な魚を使用した惣菜を販売する。

また、農産、畜産、水産、食品の各部門では、ミールキット商品を展開。農産売場ではサラダ、3階の冷凍食品コーナーには肉や魚をメインとした商品を品揃え。

冷凍食品コーナーはライフでナンバーワンの面積となる。これまでにない圧倒的な品揃えで臨み、弁当商材からスープ、パン、ワンプレート、スイーツなど幅広く取りそろえる。

酒では、クラフトビールや酎ハイ、清酒、ノンアルコールなど幅広く品揃えし、中でもワインは欧州ワインを中心に多数展開する。

また、スパイスコーナーでは首都圏ライフでは2店目となる「朝岡スパイス」コーナーを展開。

日配では、店内でチーズをカットする対面コーナーの「CHEESE HOUSE」を16店目として展開する。

2階にはテラス席とイートインスペースを設ける。

3階の生活関連用品売場ではベビー用品を強化。中でもベビーフードは素材にこだわった商品や管理栄養士監修の商品、冷凍商品など幅広い品揃えを実現。

同じく3階の衣料品コーナーでは、雑貨を中心に集積した「ブリーズガーデン」や人気の「tutu anna」の靴下などを展開する。

ライフ豊洲店概要

所在地/東京都江東区豊洲4-11-6

オープン日/2022年9月10日

営業時間9時30分~24時

建物構造/鉄骨造(一部鉄筋鉄骨コンクリート)地下1階、地上3階建て、売場2階、3階、駐車場地下1階、地上1階

売場面積/2172㎡

駐車場/72台

店長/榎木茂雄

従業員数/102人(社員22人、パートナー80人)

売上目標/31億円

お役立ち資料データ

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