米国コカ・コーラとアマゾン・ウェブ・サービスが非接触の飲料ディスペンサーを開発

2020.10.28

画像はアマゾン・ブログより

米国のコカ・コーラとアマゾンのクラウドプロバイダーであるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、お客のスマホを用いることで、機械自体には触ることなく飲料を買える飲料ディスペンサーを開発した。

2009年から世界17カ国で展開されているコカ・コーラの飲料ディスペンサーの「コカ・コーラ・フリースタイル」は商品選択などにタッチスクリーンが用いられていて、味を組み合わせるなど200以上のコカ・コーラ飲料の選択肢を提供することが可能だ。

今回、タッチスクリーンにすら触らないような「完全な非接触」を実現するためにコカ・コーラはAWSと組み、お客自身のスマホでマシンを動かす技術的ソリューションを開発した。新型コロナウイルスのパンデミックの中、コカ・コーラ・フリースタイルのチームは初期のコンセプトが完成後からわずか100日間、しかもほとんど自宅での作業でマシンのコードを開発、テスト、展開まで持っていったという。

コカ・コーラ・フリースタイルの「モバイル端末で注ぐ」ソリューションは、コカ・コーラ・フリースタイルのマシンのインターフェースをスマホにそのまま移植したようなものになっている。しかも、アプリのダウンロードやアカウントへのサインインも必要なく、お客は単にマシンに掲示してあるQRコードをスキャンするだけで、マシンのインターフェースがスマホに映し出される。

それぞれのスマホが適切なマシンにつながっている、在庫があるフレーバーだけが選択画面に表示される、スマホのボタンを押すと注がれ、離すと止まるといったことは全てクラウド上で行われている。これについては、リアルタイムに近づくことが必要で、結果としてお客がスマホの「注ぐ」ボタンから手を離すと即座にマシンが注ぐことを止めることで、あふれ出ることがないようにしているという。

すでに3万以上のマシンが非接触に対応可能であり、2020年末までにアメリカの全フリースタイルのマシンが非接触対応する予定。続いて、今回の技術の世界展開も視野に入れているという。

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