マルエツ プチ赤坂Bizタワー店がオープン、都市型小型店として4つの価値を提供
2022.09.30
マルエツは、10月7日、東京都港区にマルエツ プチ赤坂Bizタワー店をオープンする。今年6月、入居ビルの建替工事によってマルエツ プチ赤坂店が閉店したが、赤坂での同店に代わる新たな店舗として位置付ける。
お客のニーズやマーケットの環境変化に対応した「都市型小型店舗」として、「鮮度」「商品との出会い」「ストレスゼロ」「繋がり」といった4つの価値を提供すると共に、笑顔と活気のある接客で、これまで以上に地域のお客に愛される店づくりを目指すとしている。
東京メトロ千代田線の赤坂駅に直結する赤坂Bizタワーの地下1階部分、1番出入口より約30mの至近に立地。地上に上がると建物前を赤坂通りが東西に、一ツ木通りが南北に、東側には外堀通りが南北に走る。周辺はオフィスが密集することから昼間人口が多く、さらにマンション、飲食店が混在するエリアとなっている。
周囲300m圏内の人口は2488人、世帯数は1699世帯。世帯伸長率は2021年対比の22年では102.1%と伸長傾向。
世帯当たり平均人員は1.46人。世帯人員の比率では港区と比較して、単身世帯が56.1%と4.8ポイント高く、3人以上世帯が17.6%と6.4ポイント低い地域となっている。
年齢別人口構成比は、港区と比較して25歳~44歳が40.1%と3.1ポイント高く、0歳~24歳が15.3%と3.8ポイント低い地域となっている。
「Scan&Go」の他、フルセルフレジを導入、多様な決済手段を用意
マーチャンダイジングについては青果では、旬の野菜や果実をはじめ、使い切れる適量目商品やオーガニック野菜を販売。特にトマトやバナナは品数や量目、味など種類豊富に品揃えする。
精肉では、オリジナルの「優夢牛」「桜もち豚」「みちのく森林鶏」を、鮮魚では、発酵食品である「漬け魚」の品揃えとして24時間熟成シリーズ「漬王」を販売。
また、各売場では即食、簡便商品を豊富に展開。たとえば精肉では、「おつまみ牛すじ」など肉のつまみを集めた「おつまMEAT」、鮮魚では、「さんま蒲焼」など魚のつまみを集めた「おつなFISH」を、売場としては惣菜売場で販売する。
さらに鮮度や味にこだわった「鮮魚鮨」や天ぷら、フライ、中華メニューなどの惣菜、専用窯を使用し、高温でふっくら焼き上げた「窯焼ピッツァ」なども販売。
ベーカリーでは、パーカーサンドや調理パンの品揃えを強化し、オフィスワーカー需要に対応。
日配食品では、韓国系商品や一食完結型商品などを品揃え。一般食品では、簡単に調理できるシーズニング商品やエスニック商品の品揃えを強化する。
また、生鮮、日配食品では、冷凍食品の品揃えを強化。生鮮では、国産やオーガニックの冷凍野菜、こだわりの冷凍果実から馬刺しやホルモンなどの冷凍肉、冷凍干物やレンジ対応商品などの冷凍加工魚を販売する。
留め型商品として位置づけられた「maruetsu365」は、食品から日用品まで各売場で展開。こだわりの品質の商品は「黒」、手頃な価格の商品は「緑」のPOPを目印とし、分かりやすい案内を心掛ける。
また、おいしく食べながら、からだに必要な栄養素を摂ったり、余分にとりがちなモノを減らしたりすることを提案するするため、「もっとからだにイイコト!」をアイコンに売場を展開する。
特に食物アレルギー対応商品については、POPで分かりやすく案内。
決済では、お客が自身のスマートフォンで商品登録を行い、レジに並ばずスピーディに買物ができるスマートフォン決済サービスの「Scan&Go」を導入。加えてフルセルフレジを導入するなど、多様な決済手段を用意し、レジ待ち時間の解消につなげる。
また、店内には「ignicaサイネージ」を設置し、オリジナル商品の紹介をするなど、リテールメディアにも取り組み、お客への価値ある情報の提供に努める。
その他、「LINE公式アカウント」による「友だち追加」やマルエツチラシアプリからクーポンやチラシ情報など、日々の買物に役立つ情報を直接届ける。
取扱商品の中から約1100品目については、「Uber Eats」での注文に対応。天候やその他要因にもよるが、注文後、平均30分程度で届ける態勢とする。
マルエツ プチ赤坂Bizタワー店概要
所在地/東京都港区赤坂5-3-1赤坂Bizタワー
オープン日/2022年10月7日
営業時間/7時~22時
建物構造/SRC造39階建て、地下3階(マルエツは地下1階)
駐車場/83台(共用)
駐輪場/132台(共用)
売場面積/473㎡(143坪)
年間売上高目標/8.0億円
店長/圓﨑 剛
従業員数/25人(8時間換算)