三井ショッピングパークららぽーと台中が2023年春にグランドオープン、台湾で初となるららぽーと
2022.12.06
三井不動産株式会社は、プロジェクト会社「三中東区啦啦寶都股份有限公司(※)」を通じ、開発を推進してきた台湾において初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」を2023年春にグランドオープンすると発表した。
「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」は約300店舗の規模で構成され、出店店舗には日本国外第1号店となるスーパーマーケット「LOPIA」や、「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同の大型店舗など日系店舗も多く含まれる。
三井不動産は、台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開してきた。「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開業により、同じく台中エリアに2018年に開業した「三井アウトレットパーク 台中港」との相乗効果が期待でき、今後も、台湾においてより魅力的な商業施設事業を展開していくとしている。
「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の立地
在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置し、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏人口を有している。
また、台中市は、年間4,500万人を超える観光客が訪れる活気のある都市。
施設コンセプト「for the Vivid Colors of Life」
コンセプトは「for the Vivid Colors of Life」とし、街と生活に彩りを添える新たなライフスタイルを提案する。
約300店舖が出店し、台湾内外のファッションブランド、日系ブランドを含む台中未進出店やご当地グルメなどで構成される2つのフードコートを含む飲食店、スーパーマーケットなどデイリー性の高い店舗等がそろう。
さらにサービスやエンタ―テインメント機能を充実させることで、台中の消費者ニーズに総合的に応える時間消費型商業施設を実現する。
北館・南館の店舗構成・特徴
店舗面積約68,000㎡の広大な施設内には、これまでの台湾にはなかった幅広いブランドラインナップを取り揃え、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめるショッピングモールを実現する。
南館にはスーパーマーケットやライフスタイル専門店をはじめとして、くらしに必要なあらゆるものが取り揃う、台湾随一の日系大型専門店の集積が実現する。
北館は中・小型店を集積、開放的な空間で家族みんなでゆったりとそぞろ歩き・お買い物を楽しめる、買い回りゾーンを構築する。
南館 出店ブランドラインナップ
①充実の“食”ゾーンには、人気日系店舗が出店
台湾初進出の日系スーパーマーケット「LOPIA」、台中初出店となる日系食物販「カルディCOFFEE FARM」など、人気日系グロサリーが充実。さらに台湾でも大人気の「Mister Donut」も出店する。
また、南館・北館の両館にフードコートを設けるほか、北館にはレストランゾーンもオープンする。現地のお客のニーズにも対応した、多彩な“食”ゾーンを実現する。
日系スーパーマーケット「LOPIA」が台湾初進出
日本で人気のスーパーマーケット「ロピア」の海外進出1号店が、ららぽーと台中にオープンする。
日本では首都圏・関西圏を中心に74店舗(2022年12月現在)を展開し、「鮮度・品質と価格」で支持されているスーパーマーケット。「同じ商品ならより安く、同じ価格ならより良いものを」をモットーに、楽しく感動できる愛に満ち、台中のお客さまにも愛されるお店づくりをめざす。
■お肉をはじめ新鮮な生鮮食品に注目! スーパーマーケット
肉の専門店出身ならではの美味しいお肉、自社生産のウインナー、ハムなど新鮮な生鮮食品、プライベートブランド商品など豊富な品揃えの加工食品をお客に提供する。
■店内には新鮮な肉・食材を使ったイートイン型の飲食業態も充実。新業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」に加え、完全予約制の肉割烹「黒泉」が登場
店内のイートインコーナーでは、新業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」が登場。スーパーマーケットで販売している食材を使った美味しい肉料理、新鮮な海鮮丼が楽しめる。
さらに、日本で予約困難なお店として話題を集めた肉割烹「黒泉」がそのまま台湾に移転オープン。
②日系大型物販店舗が集積する大型専門店ゾーン
南館には日系の大型専門店が集積し、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめる豊かな店舗構成が実現する。
「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同のグローバル大型店や、日系アパレル・雑貨店「niko and …」の台湾最大規模店舗といった注目の新業態店舗のほか、「MUJI無印良品」の台中エリア最大店舗、「NITORI」、「HANDS」、「ABC MART MEGA STAGE」等の注目店舗が目白押し。
■「UNIQLO」「GU」が2ブランド共同でグローバル大型店を展開
台湾でも大きな支持を得ているUNIQLO・GUが、2ブランド共同で台湾初の新コンセプト店をオープンする。
本店舗では、台湾で初めて同フロア・隣接区画に両ブランドが出店。UNIQLOおよびGUの2つのブランドのメンズ・レディース・ベビー&キッズの全シリーズの商品を展開するほか、台中エリアで初めてUNIQLO FLOWERを導入する。
さらにオープン期間には両ブランドで限定ノベルティグッズプレゼント・限定割引を実施する。
③親子で楽しめるファミリー向け物販・エンターテインメント施設
マタニティ・ベビー用品の総合複合店「アカチャンホンポ」が台中エリアに初出店。子育て世代のワンストップショッピングをサポートする。
さらに台湾初進出の日系アミューズメント「GiGO」など、お子さまづれのファミリーも一日中楽しめるエンターテインメント施設を豊富に取り揃えている。
④デイリーユースゾーンにはサービス店舗も充実
日系ドラッグストア「マツモトキヨシ」等の物販に加え、日系ヘアカット専門店「QBハウス」、台中初出店となる「伊甸視障按摩」(盲人マッサージ)等生活サービス機能も充実。暮らしのさまざまなニーズにこたえるデイリーユースゾーンを構成する。
北館 出店ブランドラインナップ
2023年1月に先行プレオープンする南館だけでなく、北館にも台湾初進出となる日系の店舗を含め、魅力的な店舗が多く出店する。詳細は2023年春の北館プレオープンに先駆けて、今後発表予定。
物件概要
所在地 :台湾 台中市東区進德路700號(南館)※北館は未定
施設名称:三井ショッピングパーク ららぽーと台中(現地表記:Mitsui Shopping Park LaLaport 台中)
交通アクセス:台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分
事業主体:三中東区啦啦寶都股份有限公司
事業形態:リージョナル型ショッピングセンター
敷地面積:約43,000㎡
延床面積:北館 約148,000㎡ / 南館 約50,000㎡ / 合計 約198,000㎡ ※立体駐車場面積含む
店舗面積:北館 約47,000㎡ / 南館 約21,000㎡ / 合計 約68,000㎡
建物規模:北館 地下1階 地上7階(店舗1~5階) / 南館 地下1階 地上4階(店舗 地下1階~3階)
店舗数 :北館 約260店舗 / 南館 約40店舗 / 合計 約300店舗
設計会社:大壯聯合建築師事務所
環境デザイン:外装・ランドスケープ:株式会社石本建築事務所、Buchan、FORMium LANDSCAPE ARCHITECTS / 内装:株式会社ランドアートラボ
施工会社:大成建設株式会社(日商華大成営造工程股份有限公司台湾分公司)