そうてつローゼン星川駅前店が2月9日オープン、駅前高架下の300坪タイプで惣菜、ベーカリー強化
2023.02.14
相鉄ローゼンは2月9日、相鉄本線の星川駅と天王町駅間の高架下の新施設「星天qlay」のBゾーン(星川駅部)にそうてつローゼン星川駅前店をオープンした。
およそ3年ぶりの新店となった。1km圏の人口は4万人となっているが、星川駅の乗降客が2021年度で2万4000人ほどあることから鉄道利用客の多くの利用が見込める。
商圏内は20代の比率が12.8%、30代の比率が14.2%と県平均と比べて高く、また、1人世帯の比率が46.6%と高い。持ち家比率は少なめだという。
駅前という立地でもあるため、惣菜をメイン入口に配置する他、インストアベーカリーの「葉山ボンジュール星川駅前店」も併設することで、即食、簡便商品をショートタイムで買えるレイアウトを採用。
さらに、惣菜、ベーカリーはライブ感のある店内調理にこだわったシースルー厨房を導入し、製造の様子が見えるようにした。
惣菜ではシースルー厨房内には鉄板焼き機を同社として初導入。店内で販売しているオリジナルの「元気たまご」を使った「厚焼き玉子」、オタフクソースを使った「お好み焼き」、鹿児島県産の」「赤鶏さつま」と「元気たまご」を使って1つずつ手鍋で調理する「親子丼」などを新商品として提供する。
鉄板焼きでは、「出汁香る!ふんわり厚焼き玉子」の他、オタフクソースを使った「キャベツたっぷり鉄板お好み焼き」「鉄板太麺やきそば」の他、「2種のソースの鉄板焼きナポリタン」を展開。出来たての提供に努める。
他、惣菜売場の目玉商品として2022年11月より新発売となった「ザクっと好吃(ハオチー)横浜油淋鶏(ユーリンチー)」を展開。香酢のまろやかな酸味がくせになる横浜大飯店監修のソースを使用し、ザクっとした食感の衣と鶏肉のおいしさにこだわった油淋鶏となる。
また、鮮魚コーナーで取り扱う生のたねを使った握り寿司や丼物も惣菜売場で一体展開する。
子会社が運営するインストアベーカリーの「葉山ボンジュール星川駅前店」では約70種類、95SKUのパンを販売。小麦粉から生地を仕込み、成形するスクラッチ製法でつくるパンを中心に展開。
紬(つむぎ)、葉山レーズンなどの食パンの他、2月の新商品として「桜と苺のモンブラン」や定番商品のバターチキンカレーパンなどを展開する。
また、鮮度や品質を維持できる冷凍食品を強化した。急速凍結技術を活用した冷凍の商品を販売するコーナーを設置。
小田原や三崎の漁港で水揚げされた魚をその場で加工し急速凍結することで鮮度を保つ。他、横浜にある老舗鶏肉専門店「梅や」の焼き鳥や山形県産のシャインマスカット、棒付きにして食べやすくした尾花沢のスイカなど果物、蔵内でしか味わえない出来たての純米生酒を急速凍結した商品などを提供する。
SKU数は一般食品5000(うち酒1400)、菓子1200、日配2500、青果420、鮮魚360、精肉270、惣菜400、衣料品と家庭用品が100となっている。
売上高構成比は一般食品24%、菓子5%、日配25%、青果15%、鮮魚9%、精肉9%、惣菜14%、衣料品と家庭用品1%、その他3%となっている。
そうてつローゼン星川駅前店概要
所在地/横浜市保土ケ谷区星川1-1-1
オープン日/2023年2月9日
営業時間/8時~22時45分
売場面積/328.8坪
駐車台数/63台(共同)
駐輪台数/241台
年商目標/15億円(初年度)
店長/福井祐紀
人口・世帯数/商圏1km4万人、2万1000世帯