竹下浩一郎

「リテール・リーダーズ」編集長。1975年長野県上田市出身。中央大学文学部文学科英米文学専攻卒業後、小売業経営専門出版社の商業界に入社。スーパーマーケット経営専門誌『食品商業』編集部、チェーンストア経営専門誌『販売革新』編集部を経て2014年『食品商業』編集長就任。この間、世界最大級の食品見本市SIALパリの新商品国際審査員などを務める。20年5月ロコガイド入社、『リテールガイド』の創刊編集長就任。24年10月、メディアの『リテール・リーダーズ』へのリニューアルに伴い、同編集長就任。一般社団法人日本惣菜協会『中食2030』(ダイヤモンド社)「スーパーマーケットにおける中食の未来」執筆の他、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師、スーパーマーケットGood Action Initiatives推薦委員なども務める。ファイナンス修士(専門職)(中央大学)。モットーは「正直であること」。

  • ライフ鎌倉梶原店が9月1日オープン、JR新駅計画地も近い再開発地に鎌倉市内22年ぶりの出店、「鎌倉」商品が売場に多数

    ライフコーポレーションは9月1日、神奈川県鎌倉市にライフ鎌倉梶原店をオープンした。鎌倉市内への出店は2004年12月の鎌倉大船モール店以来、約22年ぶりで、市内2店目となる。今回のオープンで同社の店数は首都圏150店、近畿圏173店の計323店となった。 同店が立地するのは湘南モノレール江の島線の湘南深沢駅から徒歩約12分の場所。もともと中外製薬の研究所があった場所だという。鎌倉市公表の計画資料によれば、この一帯では総合地所、西日本鉄道、JR西日本プロパティーズ、積水化学工業、神奈川中央交通、三菱商事都市開発、長谷工コーポレーションの7社が事業者となり、商業施設と大規模な共同住宅を一体で開発す…

    2026.09.25

  • 自由が丘ミューズスクエアが9月17日開業、約100年ぶりの都市機能更新、59店を擁する駅前複合施設

    自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合と、参加組合員のヒューリック、鹿島建設は9月17日、「JIYUGAOKA MUSE SQUARE(自由が丘ミューズスクエア)」(東京・目黒)をグランドオープンした。東急電鉄東横線、大井町線の自由が丘駅の正面、改札を出て最初に目に入る一等地に建つ。 自由が丘の街は1927(昭和2)年の東横線開通以来約100年の歴史を重ねてきたが、この間、駅前の都市機能はほとんど更新されてこなかった。建物の老朽化と道路の狭さ、そこをバスが通る歩車混在という積年の課題を、権利者30人あまりが10年以上をかけてまとめ上げた第一種市街地再開発事業によって解決したのが本施設である。…

    2026.09.18

  • 明治屋自由が丘ストアーが9月17日オープン、対面含む生鮮3品店内加工で売上高構成比5割狙う

    明治屋は9月17日に開業した「JIYUGAOKA MUSE SQUARE(自由が丘ミューズスクエア)」(東京・目黒)の地下1階に自由が丘ストアーをオープンした。自由が丘エリアへの出店は同社として初めてとなる。同施設は東急電鉄の東横線、大井町線の自由が丘駅前に立地する駅前施設だ。 同施設は自由が丘一丁目29番地区市街地再開発組合とヒューリック、鹿島建設が推進した第一種市街地再開発事業によるもので、地上15階、地下3階、延べ床面積約4万6000㎡の複合施設。商業部分は地下1階から5階までの59店で構成し、店舗面積は約1万1000㎡。商業運営は住商アーバン開発が担う。 明治屋は同じ地下1階のマツモト…

    2026.09.18

  • ヤオコー船橋薬円台店が9月15日オープン、千葉県ドミナント強化の一手、千葉県を強く打ち出す

    ヤオコーは9月15日、千葉県船橋市に船橋薬円台店をオープンした。千葉県内35店目となり、107店を抱える埼玉県に次ぐ塊をさらに着実なものとする一歩になる。全社では206店目となった。京成松戸線の薬園台駅の西口から北へ向かって約0.5km、徒歩約10分、同習志野駅からは西へ向かって約0.6km、徒歩約10分と、2つの駅から近く、駅近の利便性の高い場所に位置しているといえる。 最寄り駅の京成松戸線は都心への乗り継ぎアクセスも便利ということもあって、ヤオコーとしてもマーケットとしてのポテンシャルの高さに注目していたという。同社としてはこれまで船橋市の中東部から隣接する八千代市にかけてドミナントを形成…

    2026.09.15

  • ヤオコー八王子中野上町店が9月4日オープン、ポテンシャル高い東京・八王子中心部に出店

    ヤオコーは9月4日、東京都八王子市に八王子中野上町店をオープンした。同社東京都18店目、全社では205店目となる。 JR中央線西八王子駅から北に約1.5km、八王子駅から北西に約2.5km、京王線京王八王子駅から同じく北西に約2.6kmの秋川街道沿い。周辺は平坦な道路が続き、徒歩、自転車、車のいずれでもアクセスしやすい。鉄道駅からはやや離れているが、店前にはバスが走っていて駅からを含めアクセスも良い。店舗周辺は戸建て住宅やアパートが密集する住宅地で、市役所や市民センター、学校といった公共施設も近隣に集積している。 同店が建つのは、以前は社員寮が置かれていた土地である。向かいには消防車メーカーの…

    2026.09.07

  • トライアル西友河辺店が8月28日グランドオープン、融合フォーマット最大約2500坪、生鮮惣菜+ハードグッズ拡大

    トライアルホールディングス傘下のSTリテールは8月28日、トライアル西友河辺店(東京都青梅市)をグランドオープンした。8月24日から27日までの4日間はプレオープン期間として営業し、28日にグランドオープンを迎えた。 トライアルと西友の強みを融合した都市型総合フォーマット「トライアル西友」の第5号店で、都内では2店目となる。JR河辺駅前に立地する多層階総合スーパー(GMS)の駅前型の西友店舗をフォーマット転換した形。至近距離にイオンリテールが運営する同じく多層階GMS型のイオンスタイル河辺がある。 トライアル西友は、ITを活用したスマートな購買体験と、トライアルのプライベートブランド(PB)商…

    2026.08.31

  • 「選ばれる会社」であり続けるために、高付加価値を磨き込む ロイヤルホールディングス 阿部正孝社長

    4事業で描く「食とホスピタリティ」の全体像  ロイヤルホストやてんやを展開することで知られるロイヤルホールディングスは1950年4月に設立され、福岡市に本社を置く。外食、コントラクト、ホテル、食品の4事業を核に据え、子会社8社および関連会社6社で構成され事業展開を行っている。  現在、ロイヤルグループを率いるのは阿部正孝(あべ・まさたか)社長。1993年の入社以来、外食の現場からグループ経営まで幅広く歩んできた。100年企業を見据え、全てのステークホルダーから「選ばれる会社」となることを掲げる同氏に、値上げ局面で外食各社が対応に追われる中での高付加価値戦略の中身と4事業の展望を聞いた。  現在…

    2026.08.27

  • キーワードは「体験」機能の強化、世界最大級食品見本市「シアル・パリ2026」が示すグローバルフードトレンド

    世界最大級の国際食品見本市である「SIAL Paris(シアル・パリ)」。1964年にパリで初めて開催され、60年以上の歴史を持つ世界最大級の食品見本市である。西暦の偶数年の10月にパリで開催され、今年2026年は10月17〜21日の期間、いつもの会場であるParis Nord Villepinte(パリ・ノール・ヴィルパント)で開催される。会場の規模は28万㎡の広大なもので、今回も約200カ国から8000社規模が出展し、約29万5000人の来場が見込まれるなど、国際色豊かな巨大イベントとなっている。日本から調達、視察に向かうバイヤー、経営者も多い。 新商品を対象とする「シアル・イノベーション…

    2026.08.20

  • イトーヨーカドーが「ポッポ」ブランドのラインロビングで成果、自社ブランドのIP活用で売上げ、顧客獲得に成功

    イトーヨーカドーが自社店舗のフードコートで展開している軽食店の「ポッポ」のブランドをラインロビングさせた形の商品開発で手応えを得ている。自前のフードコートで50年以上、支持されてきたブランドをIP(Intellectual Property、知的財産)として活用する動きとして注目される。 課題を抱える「冷凍軽食」強化の鍵が「ポッポ」にあった 今年4月、フードコートブランド「ポッポ」から冷凍食品11品目をイトーヨーカドー、ヨークフーズ、ヨークマート、ヨークプライスの計196店舗で順次発売したもので、6月には新商品「ポッポのフライドチキン」を追加、7月には15アイテム目として「ポッポのお好み焼(2…

    2026.08.19

  • 「食」の価値を高める商品軸の成長戦略 紀ノ国屋 富田勝己 前社長

    「調進所紀ノ國屋 京町家」は京都発のブランド発信基地  1910年に東京・青山で果物商として創業し、1953年には日本初のセルフサービス、スーパーマーケット(SM)を同じく青山の地に開いたのが紀ノ国屋。青山店を中心に、都市部立地のイメージが強く、さらに高品質の商品をそろえている「高級SM」のイメージが強いが、現在はフルスペックの「紀ノ国屋」の他、駅ナカ中心の「紀ノ国屋アントレ」、商業施設立地の「紀ノ国屋デイリーテーブル」、百貨店内出店、加えてベーカリー専門店「KINOKUNIYA Bakery」など小型店中心のマルチ業態の企業となっている。  前社長の富田勝己(とみた・かつみ)氏はJR東日本本…

    2026.08.19

  • マルチフォーマット戦略の本格化、海外企業との「共通項」を読む

    目下、小売業界は人手不足の影響もあって人件費が上がっている他、そもそもインフレ局面でさまざまな経費が上がる状況にある。なかなか厳しい経営環境にあるといえるが、こと日本において最も深刻な問題といえるのが、人口の減少だ。 人口の減少は人手不足につながる意味でも影響が大きいが、加えて「食」という必需ではあるものの、その1人当たりの需要の量自体は一定である商材をメインに取り扱うスーパーマーケット(SM)にとっては、そもそも売上げの源泉である市場自体が減っていくことを意味する。 限られた市場で売上げを高めていくために何より重要になるのは「シェア」となる。高いシェアを取ることができるフォーマットを作ること…

    2026.08.13

  • 店の価値を最大化するために、立地のポテンシャルに火をつける イオンフードスタイル 平田 炎社長

    統合と改革を多数経験し、首都圏の統合作業に着手  2026年3月1日、マックスバリュ関東を母体に、ダイエーの関東事業とイオンマーケットが統合してイオンフードスタイルが発足した。首都圏を展開エリアとし、全店の約半数を東京都23区内に置く、立地価値の高い店舗網を持つ。イオングループにおける首都圏スーパーマーケット(SM)の中核を担うU.S.M.Hグループの一角でもある。  新組織は「うれしいが、あたらしい。」をスローガンに、基本理念として「豊かで健康的な食生活への貢献」を掲げ、昨年マックスバリュ関東社長に就任した平田 炎(ひらた・あつし)氏が引き続き率いる。長崎県佐世保市を地盤とするSM企業のます…

    2026.08.07

  • ヤオコーロッテスクエア武蔵浦和店が7月28日オープン、至近の惣菜繁盛店・武蔵浦和店とは生鮮強化、ですみ分け

    ヤオコーは7月28日、さいたま市南区にロッテスクエア武蔵浦和店をオープンした。JR埼京線、武蔵野線の武蔵浦和駅から南に約0.6km、駅西口から徒歩約8分の商業施設「ロッテスクエア」の2階に出店。同施設は、もともとロッテの社員寮、研修センターがあった場所という。土地、建物の開発はロッテ不動産が手がけ、これをヤオコーがマスターリースの形で借り受け、テナントを誘致して自らも核店として出店した。 ロッテスクエアには、ヤオコーの他、1階に証明写真機とコメダ珈琲店、2階にセブン銀行のATM、3階に家電専門店のノジマ、歯科クリニック、整骨院、調剤薬局などが入る。テナントの多くは8月上旬以降、クリニック関連は…

    2026.07.31

  • カスミがブランデ塩浜店を7月24日オープン、ブランデ5店目は生鮮、デリカ強化の一方で通常店の要素も取り入れ

    カスミは7月24日、東京都江東区塩浜にBLΛNDE(ブランデ)塩浜店をオープンした。東京メトロ東西線木場駅の徒歩圏、都営バスのバス停にも近い利便性の高いマンションの1階に位置する。ただし、木場駅からは徒歩約9分、都営バス塩浜二丁目、塩浜橋から徒歩約4分といった距離で、「駅近」といった立地ではない。 周辺はオフィスや工場、生活圏が混在する人口密集地区で、40〜50代のファミリー層が多く暮らす。同店はブランデフォーマットとして5店目、東京都の店としても5店目に当たり、この出店で全社では201店体制となった。売場面積は約450坪でブランデとしては最小規模となる。 一方で折本文孝社長は今回、5店目の出…

    2026.07.30

  • サミットストア月島3丁目店が7月22日オープン、月島の58階建てタワーマンション1階に生鮮強化の小商圏型店を出店

    サミットは7月22日、東京都中央区月島にサミットストア月島3丁目店をオープンした。同店が出店したのは、月島3丁目北地区の再開発の一環である地上58階建てのタワーマンション「グランドシティタワー月島」の1階。もんじゃ焼きで知られる月島西仲通り商店街(通称・月島もんじゃストリート)の至近に位置する。同店の開店により、サミットの店舗数は東京都94店、全社127店となった。 出店したタワーマンションは総戸数1285戸。うち約300戸が地権者世帯で、残る約1000戸が分譲となる。分譲はすでにほぼ完売に近く、今月から順次入居が始まり、年内にはおおむね埋まる見通しだという。価格帯は最も手ごろなもので1億50…

    2026.07.29

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