マックスバリュ関東が蕨店を2月28日にリニューアルオープン、「買物体験型スーパーマーケット」に転換
2024.03.01
マックスバリュ関東は、マックスバリュ蕨店の大規模活性化を実施し、2月28日、リニューアルオープンした。同店は2003年12月のオープン。JR京浜東北線の西川口駅から徒歩約14分、蕨駅から徒歩約20分に立地する。
マックスバリュ関東が新たなフォーマットとして水平展開を進める「買物体験型スーパーマーケット」として再オープンしたもの。
同フォーマットは「新鮮な生鮮品・種類豊富な美味しいお惣菜・従業員との楽しい会話を通じて、地域のお客さまに新しいお買い物の楽しさを感じていただく」店をコンセプトとする。
その上で、①滞在時間を楽しむスーパーマーケット、②お客さまの五感を刺激するスーパーマーケット、③お客さま好みのスーパーマーケット、④買物以外の目的をもてるスーパーマーケットの4つを実現するものとしている。
野菜、果物売場では、埼玉県内の深谷、いるま野、岡部など各産地から野菜の直送販売を実施。
鮮魚売場ではブリや生メカジキなどの切り身の他、お客と会話を交えながら楽しく選べる「鮮魚対面販売」を実施。
また、生鮮惣菜として鮮魚では「魚季(うおとき)」とブランディングし、たねと寿司飯にこだわった鮮魚寿司を展開。他、魚素材を中心とした惣菜や弁当も展開する。
精肉売場でも原料素材にこだわった惣菜や弁当の「ミートディッシュ」と併せ、店内でスライス加工したローストビーフやサラダ、さらに寿司も提供する。
惣菜では、1本1本丁寧に焼き上げる「炭火焼の焼鳥」、山形県産米「雪若丸」を店内で加工した「大きなおにぎり」を販売。その他、オリジナルの「かつお枯節だし」を使用し、鉄板で焼き上げた「かつお枯節だしの玉子焼き」、「下総醤油」を使用した鶏の唐揚げとその弁当や季節のご飯などを展開する。
インストアベーカリーでは、新たに石窯の高熱で焼き上げた本格的なナポリ風「石窯焼ピザ」の販売を始める。
また、店として「新しい商品との出会い・選ぶ楽しさの提供」を目指す「Meets Valu」のコンセプトを打ち出し、秩父産ブドウを主に使用した「兎田ワイン」、川口市の老舗みそ問屋「アライ」、さいたま市の人気ベーカリー「オルブロートパンジー」など、埼玉県の商品の取り扱いを開始する。
また、一般社団法人焼き餃子協会代表理事の小野寺力氏が薦める「全国うまいもん冷凍餃子」の他、各地のラーメンやアイスクリームなどの品揃えを開始するなど、新しい品揃え商品を多数用意する。
サービス面では、グループで展開するネットスーパーの「Online Delivery(オンラインデリバリー)」を展開。オンラインデリバリーでは店頭で販売していない商品も品揃えし、商品は指定の配送時間帯に届ける。
今回のリニューアルオープンに合わせ、オンラインデリバリーでは「2つの便利なサービス」を新たに開始。
1つ目は、商品受取時のさらなる利便性向上を図るため、同社としては初の「不在時置き配サービス」を開始。商品の配送時に不在であっても、商品を持ち帰らず、専用BOXに商品を届ける。ただし、一部、サービスに対応しない住宅や配送できない商品もある。
2つ目のサービスは、「即配サービス」。注文から平均30分程度で商品を届けるクイックコマースを開始。「いますぐに商品が欲しい」というニーズに応える。
さらに、Uber Eats(ウーバーイーツ)、Wolt(ウォルト)、出前館の各種クイックコマースも導入済み。お客の利用シーンに合わせ、各種デリバリーサービスを選べる態勢を築く。
また、イートインコーナーの「Café&Dine(カフェアンドダイン)」を導入。新しいコンセプトのイートインの位置づけで、イートインとしての利用だけでなく、地域のお客同士が自然と集うコミュニティの場として、空間デザインにもこだわった。コーヒーの味や座席配置にも配慮し、すべてのお客にとって「居心地のよさ」と「つながり」を創造するスペースとなることを目指した。
また、「with MINISTOP」としてイオングループの「ミニストップ」で人気のソフトクリームや、店内で販売している季節の果物と組み合わせた季節のフルーツラテを品揃えする。
マックスバリュ蕨店概要
所在地/埼玉県蕨市塚越5-6-35
オープン日/2003年12月14日
リニューアルオープン日/2024年2月28日
営業時間/9時~24時
駐車台数/330台
駐輪台数/200台
売場面積/1591㎡
店長/栗原 聡
従業員数/正社員8人、パート・アルバイト51人(8時間換算)
年商目標/16億円
主要商圏/1次商圏3万1597世帯(0~1km商圏)、2次商圏11万591世帯(0~2km商圏)