ダイソー、ホームセンターコーナンへの出店が100店に、代理店契約から24年
2024.04.02
大創産業は、コーナン商事が運営する「ホームセンターコーナン」への出店が、4月3日にオープンするコーナン名張店(三重県名張市)で100店舗目となると発表した。
生活必需品からコスメ、ホビーなどを広く取り扱うDAISO(ダイソー)と、DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)、家庭用品からカー&レジャーまで幅広く取りそろえるホームセンターコーナンは、それぞれの専門性を生かし多様化するお客のニーズに対応する目的で2000年に販売代理店契約を締結。
コーナンの売場にダイソーの商品を加えたことで、女性客の増加が見られた他、導入店舗平均で客数が15%増加するなど顧客層、売上額拡大の成果につながっているという。
また、大創産業にとってもDIYや工具、資材などを求めるお客に対して、ダイソーの商品をアピールできるメリットがあるとしている。
鶴本一眞・コーナン商事上席執行役員商品統括部長は、次のようにコメントしている。
「大創産業さまと長年にわたる信頼関係を築き、100店舗という節目を迎えることができました。当社の売場に『DAISO』の商品を加えたことで新規顧客を獲得し、売上げを拡大することができました。当社店舗の成長に大きく貢献いただいたことに深く感謝いたします。何より両社の提携がお客さまから高い評価、ご支持をいただけたことが100店舗達成につながったと確信しております。当社は今後も大創産業様とのパートナーシップを大切にし、ともに成長していきたいと考えております」
ダイソーの商品は、セブン-イレブン・ジャパンの店舗でも日用品の品揃えを補う位置づけとして取り扱いが拡大、売上げも好調に推移している。自社店舗に限らず、他社の店舗にも出店、あるいは売場を構築することでお互いに効果をもたらす動きといえ、今後、さらに展開が拡大していくものとみられる。