イオンモール草津がリニューアル、65店舗を刷新、子どもの遊び場やコミュニティ広場を新設

2024.04.15

イオンモール草津では、順次、施設環境や店舗の刷新を行い、4月26日(金)に、リニューアルオープンする。

リニューアルの経緯・概要

イオンモール草津は、2008年11月にオープンし、本年で16年目を迎えた。草津市は子育て世帯が多く人口増加が続いており、この度、もっと子育てファミリーにやさしいモールをめざし、リニューアルを実施する。

今春のリニューアルでは、子どもの遊び場や地域の親子の交流を支援するコミュティ広場を新設するほか、フードコートや館内共用通路を改修。

子育てファミリーが安心してより快適に過ごせる空間へと進化する。

さらに、専門店においても、お客よりご要望の多かったライフスタイルグッズ、ファッションなど、新規23店舗を含む65店舗を刷新する。

子育てファミリーが安心してより快適に過ごせる空間へ

子どもの遊び場「もくいくひろば」の新設

【もりのあそびば(3~6歳対象)】(左)/【うみのあそびば(0~2歳対象)】(右)

木のぬくもりを感じながら、子供が寝転がったり、遊んだりすることができる遊び場「もくいくひろば」を新設する。県産材「びわ湖材」を使用し、対象年齢別に館内2カ所(3階)に設置。子どもの頃から木を身近に感じることで、人と木や森との関わりを考えられる豊かな心を育みる。

親子のコミュニティ広場「こもれびひろば」の新設

※パースは全てイメージ

1階には、地域の親子の交流を支援するコミュニティ広場「こもれびひろば」を新設。草津市周辺の子育て中のママが集まった地域密着コミュニティ団体「コミニタス」と協働で、転入者へのウェルカムパーティや子育ての情報交換、バザー
などを実施する。子育てによる孤立などの課題解決の一助となるべく、「地域と人」「人と人」をつなぐ“ハブ”として機能していくる。

※パースは全てイメージだ

フードコート「FoodForest」の改修

小さなこどもが安心して食事を楽しめるよう、3階フードコート「FoodForest」のリニューアルを実施。ファミリー向けの従来の小上がり席に加え、新たに「キッズ専用スペース」「対面式離乳食スペース」を設置し、「赤ちゃん休憩室」の改修も行う。また、植栽やFSC認証のファニチャーも取り入れ、館内から見える琵琶湖の眺望を生かしつつ、温かみのある居心地の良い空間を創出する。

共用通路床の改修

子育てファミリーがベビーカーやカート、車椅子での移動がしやすいよう、2階と3階の共用通路床を「タイルカーペット」から「塩ビタイル」に仕様を変更。
デザインは、琵琶湖の水面をイメージし、館内を明るく演出する。

館内デジタルサイネージの拡充

1階と2階、2階と3階の吹き抜け壁面には、大型サイネージと指向性スピーカーを導入。

専門店情報やイベント情報の配信、季節に合わせた演出を展開するほか、曜日や時間帯による館内混雑により、案内放送やBGMが聞き取りにくい状況を改善し、聞き取りやすい快適な環境を実現する。

また、館内各所にデジタルサイネージを新設。専門店のSNSや、飲食店のシズル感あふれる動画コンテンツと連携した3連OMOサイネージでは、スタッフのおすすめ商品やコーディネート提案を行う。そのほか、フードコートの空き状況も一目でわかるタッチパネル式デジタルサイネージを導入し、お客の更なる利便性と快適性の向上につなげる。

外壁デザインの刷新

外壁デザインは、琵琶湖の風景に馴染むグレーを基準色に使用し、木や水や花をイメージした自然なアクセントカラーを取り入れ、ファミリーでの来店が楽しくなるような明るいデザインに刷新する。

従業員休憩室(スタッフラウンジ)の改修

イオンモール草津で働く全ての方々が、より快適な空間でリフレッシュできるよう、従業員休憩室を改修。内装設計は、京都を中心に生活雑貨店を展開する「INOBUN」が手掛け、個室スペースを設けるなど、上質なラウンジ空間へと生まれ変わる。

子育てファミリーの暮らしを彩る専門店が続々オープン

【ライフスタイルグッズ】

2階には、ダイソーが展開する100円ショップ「DAISO」、今話題の環境配慮型商品を展開する「StandardProducts」、おしゃれな生活雑貨を300円で提供する
「THREEPPY」の3業態による複合店舗が滋賀県初出店する。

また、今までにない感動や楽しいを発信するライフスタイル提案型100円ショップ「キャンドゥ」が滋賀県最大の売場面積約470㎡の広さで新たにオープンする。

さらに、いいものをより手に届きやすい価格でお届けするオフプライスストアの「AENA」が出店する。

3階には、国内外の各種キャラクターを集めたキャラクター雑貨専門店「キャラフィールド」が新たにオープンする。

また、ベーシックな生活雑貨から空間を彩るインテリア雑貨など幅広いラインナップの「3COINS+plus」が移転拡大オープンする。

【ファッション】

1階には、「スポーツウェアとカジュアルウェアの間」をコンセプトとするセレクトショップ「HULLE」が滋賀県初出店する。また、多様なコラボレーションやオリジナルデザインのアパレルショップ「graniph」が西日本最大の売場面積約340㎡の広さで移転拡大オープン。Tシャツをはじめとしたグラフィックアパレルアイテムやさまざまな生活雑貨など、常時500種類以上の商品を展開する。

2階には、「ムラサキスポーツ」がサーフィンやスノーボードの商材を拡充し、滋賀県最大の売場面積約380㎡の広さで移転拡大オープン。そのほか、釣りユーチューバーアイドル“あずあず神野梓”を店舗スタッフに迎え、“Fishing”を軸とした商品展開もスタートする。

3階には、展開店舗限定モデルのほか、人気ブランドの厳選したスニーカーやアパレルを多数取り揃えた「ABC-MARTSPORTS」や、トレンドからシンプルかつ上質なアイテムが揃うレディースシューズセレクトショップ「Charlotte」が新たにオープンする。

また、アメリカンカジュアルをキッズアパレルに取り入れ、人気ブランド「ブリーズ」が提案する「ブリーズスクエア」や、きもの専門店「きもの工房一休」が滋賀県初出店する。

【グルメ】

1階には、「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」をコンセプトに日本全国から“うまいもの”を集めた「久世福商店」が新たにオープンする。3階には、お菓子の専門店の「おかしのまちおか」が新たにオープンする。

1階レストラン街には、フライドチキン専門店「ケンタッキーフライドチキン」、奈良市で人気の鶏白湯ラーメン専門店「麺屋NOROMA」が新規出店する。

3階フ―ドフォレストには、国内焼肉チェーン店店舗数No.1の牛角がプロデュ―スするフードコート専門店「牛角焼肉食堂」、ペッパーライスが看板メニューの「ペッパーランチ」が滋賀県初出店する。

【サービス】

1階には、滋賀県にある109の医療機関と介護施設が参加している地域医療連携推進法人湖南メディカル・コンソーシアムが運営している「地域医療連携推進法人湖南メディカル・コンソーシアム医療と介護の相談窓口」、美容皮膚科・美容外科「JINCLINIC」、全国で買い取り専門店を展開する「買取大吉」が新たにオープンする。

3階では、ゲームセンター「ゲームランド」がリニューアルオープンする。店内には、カプコンがプロデュースする体験型エンターテインメント施設「CrazyBANeT」を新たに展開。

トランポリンやブロックタワーなどの遊具で、飛んだり跳ねたり体を動かして遊ぶことができる。また、プリントシール機コーナー「PuriMart」には、お化粧直しコーナーを新
たに設置する。

スポーツ&レジャー棟では、「草津湯元水春」が装い新たにリニューアルオープン。岩盤浴には、光と音楽の演出の中で自動ロウリュとナノミストが楽しめる岩盤房が新たに登場するほか、リラックスして過ごせる寛ぎスペースや、館内レストランのメニューもさらに充実する。

イオンモール草津施設概要

・モール名称:イオンモール草津
・所在地:〒525-0067 滋賀県草津市新浜町300番地
・電話:077-599-5000(代表)
・責任者:イオンモール草津
ゼネラルマネージャー渕上幹雄(ふちがみみきお)
・専門店数:約170店舗
・核店舗:イオン草津店
・敷地面積:約165,000㎡
・延床面積:約177,000㎡
・総賃貸面積:約78,000㎡
・駐車台数:約4,400台
・営業時間:専門店10:00~21:00
レストラン街11:00~22:00
フードコート10:00~21:00
イオンスタイル草津9:00~22:00
イオンシネマ9:00~25:00
※営業時間が一部異なる店舗がございる。
・休業日:年中無休

※パースは全てイメージ

お役立ち資料データ

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