ベイシアが新たなストアコンセプトの「マルシア」2号店として浜松都田テクノ店をリニューアル
2022.04.22
2021.07.25
ベイシアは7月22日、ベイシアフードセンター浜松都田テクノ店をリニューアルオープンした。同店は2004年7月オープン、今回、マルシェをイメージしたベイシアの新たなストアコンセプトである「MARsia(マルシア)」としてリニューアルした。
「マルシア」は店舗名の屋号ではなく、あくまでストアコンセプトで、昨年3⽉6⽇、カインズスーパーセンター内のベイシアフードセンター前橋吉岡店を改装する形で1号店が誕生した。「MARche+Beisia(マルシェ〈市場〉+ベイシア)」を語源とし、マーチャンダイジングとしては市場のように鮮度を重視し、品揃えの豊かさ、活気に満ちた演出などを特徴とする。
浜松市周辺の地元名産品を強化
「マルシェ」のイメージということで、売場では生鮮を中心に地元の商品を強化。
青果では、メロン、ブドウ、ナシ、ハウスミカン、バレイショなど地元で取れた野菜、果物を豊富に品揃えする。また、野菜摂取レベルを10秒で、無料で測定できる測定装置の「ベジメータ―」コーナーを設置。ベイシアとして初めての試みとして実証実験を行う。
また、青果では有機野菜コーナーも新規導入。カットフルーツを始め、パフェやフルーツゼリー、杏仁豆腐、イタリアの伝統的なスイーツであるマリトッツォを品揃えするなどデザートコーナーをさらに充実させた。
鮮魚では、地元浜名湖産のうなぎをはじめ、舞阪など近隣の漁港で水揚げされた新鮮な魚を品揃え。地元で人気の釜揚げしらすや舞阪加工の干物も拡充した。
惣菜では、「浜松餃子」の焼きギョーザを展開するなどギョーザ専用コーナーを設ける。惣菜では地元の強化に加え、世界各国の料理を堪能できる各コーナーも展開。フレンチを手軽に楽しめる「ボン・ルパ」や本格的なカレーが味わえる「マイルドスパイシーズ」、パスタをラインアップ豊富にそろえる「スペチャーレスパーゴ」を新規導入。
また同じく新規導入した韓国惣菜コーナーではヤンニョムチキンやチヂミ、ビビンバなどを品揃え。自宅で各国の料理を堪能でき、コロナ禍での旅行気分を味わってもらう。
人気となっているバーガーでは、メンチカツをはさんだバーガーや、えびカツバーガー、チキンバーガーなど食べ応えのある商品を各198円(本体価格、以下同)で、ワンハンドで食べられる手軽さを訴求しながら展開。
日配品でも、地元で人気のメーカーのコンニャクを新規導入。同じく地元メーカーの豆腐もコーナー化した。
冷凍食品については、今回のリニューアルに伴って同社最大規模のコーナー展開としている。地元有名店の「浜松餃子」も拡充した。
また、ギフトコーナーも、お客から人気が非常に高い地場銘菓やギフトを集めた銘店コーナーを新たに設置。
売場づくりでは、お客が買物を楽しめるように、ヨーロッパのマルシェにいるような装飾や陳列を意識し、活気があふれるような店内の環境づくりを心掛けた。
精肉コーナーや鮮魚コーナーでは普段の料理に役立つスパイスや調味料を提案。献立に悩むお客に向けて、スパイスによる味の変化を提案。
また、好評を得ているプライベートブランドの「別海のおいしい牛乳」シリーズをコーナー化し、開発商品を集積させた。夏の季節に向けて水平展開の商品開発として、「別海のおいしいミルクソフト」(本体価格108円)といった商品も開発している。
また、テナントとして100円均一ショップの「セリア」が新規出店した。
ベイシアフードセンター浜松都田店テクノ店概要
所在地/静岡県浜松市北区新都田3-1-1
営業時間/9時~20時