イータリー銀座店がGINZA SIX6階にオープン、国内最大規模、330坪のグローサラント旗艦店

2022.04.12

2021.08.25

イータリー・アジア・パシフィックが、8月25日、日本における旗艦店となる「イータリー銀座店(EATALY GINZA)」をGINZA SIX にオープンした。

GINZA SIX6階にオープンした。イータリー銀座店のテーマは「Seasonality(季節性)」。イータリーは全ての活動において自然のリズムと生物多様性を尊重し、季節と共に移り行く土地の魅力に注目、お客にそれらを紹介し共有することを心がけているという

東京都内4店目、神奈川県の1店を含め日本における5店目となり、日本のイータリー店舗としては最大規模となる店内330坪、テラス38坪の規模での出店となった。

イータリー・アジア・パシフィックは日本における「EATALY(イータリー)」商標の独占的使用権に基づくイタリア食材の小売り、外食、卸売事業、およびアジア太平洋地域におけるEATALY事業の展開を行っている。

イータリーはイタリアで2007年に設立された。「高品質な食品をサステナブルに適正な価格で提供し、イタリアの多様な食文化を尊重し、ひとつの屋根の下で、食べて、食材を買って、学ぶための堅苦しくなく、自然体でシンプルな場所を作る」というオスカー・ファリネッティのコンセプトの下に誕生した。

名前は「EAT(イート、食べる)と「ITALY(イタリー、イタリア)」の2つの言葉を融合させたもの。イタリアの持つ独自の歴史や食文化、調理のしやすさなど、さまざまな面を持つ「イタリアン(Italian)」を「食す(Eat)」という意味が込められている。

2007年にイタリアのトリノに1号店をオープンして以来、現在では世界15カ国に40以上の店舗を展開している。

店舗形態は特徴的で、飲食と物販を融合した形の「グローサラント(グロサリーストアとレストランの複合語)」型店舗だ。

今回のイータリー銀座店は、「あらゆる食のニーズに対応する」ことをコンセプトとし、時間帯やオケージョンによってさまざまな過ごし方を提供するとしている。

3つのレストラン、カフェ、物販の5つの機能

店内は3つのレストラン、イタリアンカフェの飲食機能と、イタリア各地からの輸入食材を集めた「マーケット」と呼ばれる物販機能という5つの機能を集積させた構成でサービスを提供する。

イタリア語で「小さな広場」を意味する「LA PIAZZETTA(ラ・ピアツェッタ)」は、ワインやイタリアンカクテルを飲みながら、カジュアルに集うことができるエリアの位置づけ。店内のほぼ中央にカウンターが設けられている。友人や家族で集まり、日常的にワインやアンティパストを楽しむイタリアの陽気な街の広場をイメージしている。

ガラスケースの中には「チケッティ」と呼ばれる小皿料理が並べられている。それをつまみにイタリアンカクテルやワインを楽しむことを想定。食事前に軽く酒やつまみを楽しむアペリティーボなどの利用を見込む他、生ハムやチーズ、さらに小盛りのパスタや焼きたてのピッツァなども展開しているため昼食や軽食時の利用も見込む。

本来はパイ生地を巻いた形で提供されるパイのストュルーデル(写真右側)は、上に穴が空いた状態にした上でハムやナス、ホウレンソウとチーズを組み合わせた3種類を展開。これらの焼いたメニューはレストラン奥のキッチンで製造し、カウンターで温めて提供する

「LA PASTA e LA PIZZA(ラ・パスタ・エ・ラ・ピッツァ)」はスパゲットイータリーからピッツァマルゲリータまで、イータリーのスタンダードを体験できるレストランとピッツェリアが融合した空間。

「ブッラータとトリュフのピッツア」。トリュフと生ハム、アンチョビを載せたピッツアにブッラータが丸ごと載っている

前菜からパスタ、ピッツァ、セコンド、ドルチェに加え、イタリア各地からインスピレーションを得たシーズナルメニューまで、本格的なイタリア料理を幅広く楽しむことができるレストラン兼ピッツェリア。ピッツァ生地やフレッシュパスタは店内製造している。

一部のパスタは店内で手打ちで製造している。ピザで使われる「ムリーノマリーノ」ブランドの小麦粉に卵に入れ、少ない加水率で押し出しで圧力をかけて製造しているため、こしがあるパスタになっているという
押し出しに使われるブロンズダイス
レストランで提供されるパスタの1つ、「キタッラ」は、イタリア語で「ギター」の意味。木枠にギターのように弦を張ったような器具を用いて製造していることからそう呼ばれる

「LA GRIGLIA(ラ・グリーリア)」は伝統的なイタリアン・グリル料理を提供するレストラン。グリラーを完備し、国内各地から取り寄せた肉や魚、季節の野菜などを焼き上げ、素材本来の味を生かした料理を提供する。

和牛フィレ、仔羊、北海道産合いガモのグリルとグリル野菜
手長エビ、信州サーモン、活ホタテのグリルとグリル野菜

ラ・グリーリア限定で提供される前菜、フレッシュパスタ、ワインリストも用意。中央通りを一望できるテラス席もある。

客席には個室タイプも2部屋用意

「Gran Caffé Vergnano 1882(グラン・カフェ・ヴェルニャーノ)」は、入口付近に設置され、本格的なエスプレッソやカップチーノを提供するカフェで、ピエモンテ州の老舗ブランドである「カフェ・ヴェルニャーノ」のバールを併設している。

ジェラートやマリトッツォをはじめ、イタリア各地の伝統的なドルチェや焼き菓子を提供する他、ワインやカクテルにも合う軽食も取りそろえていることから、朝食、昼食、アペリティーボ、夜遅くの軽い食事などにも利用できる。

銀座店では新作として、トスカーナ州のデザートの「ズコット」を打ち出す。通常はチョコレートとスポンジで作るところ、銀座店ではピスタチオクリームを使用

ズコットはピスタチオクリームを用いて、独自商品化
ブームのような様相を呈している「マリトッツォ」は、デザート系を絞り込み、ラ・ピアツェッタで展開する食事系を増やした

物販エリアの「MARKET(マーケット)」では、既存店で最多のアイテム数を誇る丸の内店(東京・千代田)の1.8倍となる約1500種類のイタリア食材を販売。

パスタ、オリーブオイル、ソース類、サラミやチーズ、ワインなど日本初上陸の商品も約250品に上る。イタリア全20州からの360種を超える酒類も品揃え。

酒類は360種類以上そろえる。内訳は白ワイン100種類、赤ワイン150種類、ロゼワイン20種類、スパークリングワイン50種類、イタリアンビール20種類、イタリアンスピリッツ20種類。最高値は1978年のバロローロのワインで、約10万円。立地として土産需要も想定する

さらに銀座店では、「MADE in EATALY」シリーズとしてレストランの厨房で調理した手作りのテイクアウト商品、あるいは自宅でレストランのクオリティを簡単に再現できるパスタセットの「ミールキット」の販売を拡充。自宅での食事の選択肢を広げられるように新しい提案も用意している。

ミールキットはパスタとソース、チーズなどがセットになった商品で、7月オープンの湘南店で登場。銀座店ではラインアップが増加し、5種類品揃えしている

銀座店の年商見込みは10億円。物販と飲食の売上比率では、当初は飲食が多くなると見込むが、当面は飲食8、物販2を目安としてし、将来的にマーケットの売上げが伸びていくことを狙う。

イータリーを象徴する商材の1つのチーズ、ハム類は一部商品を対面で販売。ハムとチーズは150種類品揃え
モッツァレラチーズで生クリームを包んで作られる「ブッラータ」は群馬県の事業者が製造している国産。モッツァレラチーズは水牛の乳ではなく、牛乳を使用
パルミジャーノ・レッジャーノ(最上段)は熟成期間ごと、長期熟成の60カ月から48カ月、26カ月の商品をそろえる
ベッピーノ・オッチェッリはピエモンテ州の生産者が作るチーズ。右の茶色の模様が入ったものはクリの葉で包んで長期熟成させたもの。クリの香りがする。中央は大麦をまぶしたもの、左はトリュフが入ったものなど、特徴ある商品が多い
オリーブオイルは100種類ほど品揃え。北部から中部、あるいは中部から南部など地域ごとに分けて販売。写真はオリーブオイルを生産できる北限とされる北緯46度で生産していることを売りにしている商品。北部には質を打ち出す商品が多い
バルサミコ酢も品揃えを拡大し、7ブランドを展開。20年熟成の1万5070円(総額)の商品も取り扱う。
スナック類も充実させた。イタリアナンバーワンブメーカーの「サンカルロ」のポテトチップス(右の棚)。トマト味などイタリアらしい商品だ
トマトの品種の1つ、「ダッテリーノ」のスープ煮(右側)は、レストランでも使用している
パスタは100種類ほど品揃え。イータリーでは、ピザに「ムリーノマリーノ」ブランドの粉を使用しているが、銀座店からはパスタにも使用し始めた。全粒粉のビオ(有機)のパスタなども品揃えしている

イータリー銀座店(EATALY GINZA)

所在地/東京都中央区銀座6-10-1GINZA SIX6F

営業時間/マーケット(物販)10時~22時30分、Gran Caffè Vergnano 1882 10時~22時30分、LA PIAZZETTA11時~23時(LO22時)、LA PASTA e LA PIZZA11時~23時(LO22時)、LA GRIGLIA11時23:00(LO22時)

店舗面積/店内1091㎡(330坪)、テラス38坪

席数/LA PIAZZETTA68席、LA PASTA e LA PIZZA60席、LA GRIGLIA148席(うちテラス42席)

マーケット(物販)商品数/約1500品目

お役立ち資料データ

  • 最悪の年末調整を最高にする方法

    【PR】株式会社エフアンドエム 「紙での年末調整は時間も手間もかかりすぎる……」 「でも電子化は上司の理解が得られない……」「 従業員の反発も大きそう……」 と悩みを抱える人事・労務担当者の方も多いはずです。 このeBookでは、年末調整を電子化すると、具体的にどれほどの時間や工数が削減されるのか、 従業員や人事・労務担当者の双方の負担が少ない状態で導入するには何が必要なのかを、 「オフィスステーション 年末調整」を例にマンガでわかりやすく解説しています。

  • 大手企業はいかにして 2021年年末調整を成功させたか?

    【PR】株式会社エフアンドエム 従業員数千名~数万名規模の大手企業5社にインタビューをおこないました。 年末調整システムの導入から、導入後の運用まで、 どのような取り組みをおこなったのかをご紹介していきます。 「小売業」「飲食業」「鉄道」「教育機関」と、多種多様な業種を参考にすることで、 それぞれの業界の特性や、注意すべき点が具体的に理解できる内容となっています。 資料でこんなことがわかります 01.年末調整電子化を考えるようになったきっかけ 02.年末調整クラウドソフトの導入スケジュール 03.年末調整クラウドソフトを導入する上で大変だったこと 04.年末調整クラウドソフトを導入してわかった…

  • Googleマップ対策で集客向上!有名企業8社の成功事例集!

    【PR】株式会社カンリー 「PRONTO」「パリミキ」「てもみん」など、飲食・小売・サービス業における有名店舗も実施!Googleマップの店舗情報を一括管理することで、店舗集客の向上や業務効率化に繋がった事例を8社分ご紹介。 「Canly(カンリー)」は2万店舗以上でご利用いただいている、Googleマップ・SNS・HPの一括管理サービスです。複数店舗を運営する企業様に集客向上・業務効率化を目的としてご活用いただいています。本資料では、Canlyを活用し成果の出た企業様の事例をご紹介します。 ▶︎掲載している企業 【飲食業】 ・ニラックス様(すかいらーくグループで70店舗運営) …