ロングライフ

  • 2022.12.22

    どうする? 2023年の商品と売場 鮮魚編|夕方、夜間の見直しと即食、ロングライフの再強化

    全面的相場高の中、2022年は厳しい商売を強いられた。特に粗利益面では大きく前年実績割れした企業、店舗が多かった。この相場高は一過性のものでなく、23年も続くものと予測される。 中には一段の相場高となる商品もあり、あるいは少し相場が緩むと予測される商品あり、と一様ではないが、大勢において相場高基調は変わらない。「魚離れ」など消費傾向も変わらず、水産部門にとっては課題多き23年となる。今後の鮮魚部門の採るべき方向性について考えてみる。 夕方、夜の時間帯の重要性 この間、夜間の買物が増えてきたとの指摘がある。コロナ禍で少し流れが変わった面もあるが、社会構造が変わらない限り、夜間の買物客の比率は今後…

  • 2022.12.14

    かまぼこは最大売上げ、品揃えを広げて売り込む、ロングライフ商品にも注目|「これは押さえたい」日配編・2022年12月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 12月はクリスマスまで大きな行事がないため平日の売上げアップが重要。日配部門は、冬の味覚の訴求。ホットメニューの訴求。歳暮、クリスマスケーキ、おせち料理の予約も終盤を迎える。クリスマス、年末年始は大きな売上げであるため、際物商品の試食、味の確認を含め早くから売場展開を行う。 昨年の家計消費のデータで、12月に需要が伸び、前年も上回った「ゴールデンカテゴリー」は揚げかまぼこ(110.58%)、ちくわ(101.32%)、白菜漬け(104.26%)、昆布つくだ煮(105.83%)、和生菓子(109.36%)、ケーキ(103.89%)、洋生菓子(109.07%)…