トライアル初の他企業導入スマートショッピングカート運用実証実験で「利用率20%」の目標達成

2020.11.25

リテールパートナーズは、傘下の丸久が運営するスーパーマーケット(SM)の「アルク到津店」(福岡県北九州市)を通じてトライアルホールディングス傘下のRetail AIが自社開発したスマートショッピングカートを導入(丸久におけるスマートショッピングカートの呼称は「レジカート」)、2020年7月9日から運用の実証実験を行ってきたが、このたび、当初目標の20%の利用率を達成した。

セルフレジ機能を搭載したショッピングカートである「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するタブレット端末を操作することで、レジを通ることなく、キャッシュレスで会計を済ませることができる。

また、売場でスキャンした商品に応じたレコメンド機能やその場で使えるクーポンを表示するなど、 新たな買物の仕方を提案。レジ待ちの時間を大幅に短縮すると共に店舗オペレーションにおける省力化を実現に寄与する。

好結果を踏まえ、スマートショッピングカートの外販を加速

このたびの利用率20%達成によって、有人レジ1台分の決済をスマートショッピングカートで代替できる計算になり、リテールパートナーズが設定したスマートショッピングカート導入の費用対効果の基準をクリアした。

また、スマートショッピングカート利用者の月間買上額は導入前後で7.0%増加、有人レジと比べた生産性(有人レジ1時間当たりの客数に対する、スマートショッピングカート1時間当たりの客数を比較)も14.9%高いという結果が出ている。

リテールパートナーズとしては、実証実験におけるこれらの好結果と若干の課題を踏まえ、さらなる生産性の向上を目指す。1号店のアルク到津店でのスマートショッピングカート運用継続に加え、福岡県の別店舗への導入(21年4月予定)も計画している。

スマートショッピングカートは、トライアルグループが運営する店舗では既に23 店舗で合計約2500 台が稼働している。トライアルグループ外では初めての導入店舗となった今回のアルク到津店においても、スマートショッピングカートが生産性向上に寄与したことから、Retail AIでは今後もさらに外販を推進していく意向。

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