DCMの都市型新フォーマット体験型ホームセンター「DCM DIY place」が11月8日、東京・恵比寿ガーデンプレイスにオープン
2022.11.10
DCMは、初の都市型新フォーマットとなる「DCM DIY place」を11月8日、恵比寿ガーデンプレイスにオープンした。
都市部ならではの日常の悩みや暮らしをより魅力的にする DIY(ドゥイットユアセルフ)アイデア、商品を提案し、それを実際に店舗で試すことができる体験型の店舗の位置づけ。お客が自身の手で心地よい住空間をつくるためのさまざまなサポートを行い、「DIY によるくらし快適化」の実現を目指す。
日々の暮らしを快適にするツールとアイデアを取りそろえ、「やってみたら自分でできた!」を叶えるホスピタリティにあふれた体験を提供。
DCMとしてはDIYを「自分でできることは自分でやろう」という考え方の基に行う活動の総称とする。例えば収納スペースを広げたいときに、「収納ケースを買って上手に重ねる」「自分で棚板を壁につける」「スチールラックを手作りして見せる収納をつくる」などの方法すべてが DIYであり、暮らしの数だけアイデアがあり、どれを選ぶかはお客の自由であるという考えだ。
DCM DIY place は、そのような DIY によって日々の暮らしを便利に、かつ魅力的にするためのアイデアと商品を多数取りそろえ、またそれらを自分で、実際に店舗で試して「経験する」までの一連のプロセスを提供する。
恵比寿店では都市部ならではの悩みや暮らしを魅力的にするための品揃えやサービスを強化した。また一部のユーザーにしか知られていないが、実は使うと便利で手放せなくなるオリジナルの「くらしのための隠れた名品」の紹介など、お客に来店の度に新たな発見を提供できる店舗を目指すとしている。
「DCM DIY place」の10の特徴
1. DCM初の都市型新フォーマット店舗
DCMが全国に約670店舗を展開している中で初の「体験に特化した都市型新フォーマット店舗」であり、また初めての東京都心ターミナルに直結した大型商業施設への出店でもある。
企画開発から行ったオリジナル商品の「DCM ブランド」の紹介や、DCMの大型店舗で展開している自分で簡単に住まいを快適に変化させる「DIY リフォーム」の取り組みを、「防音」や「収納拡大」などの都市部でニーズの高いカテゴリーを強化して展開する。
2. 都内在住女性に対し住環境に関する悩みを調査し、店づくりに反映
今回の恵比寿出店に当たり、東京23区居住の女性約300人に調査した結果、悩みの上位は①収納スペースの確保、②キッチン、浴室、トイレの清掃、防カビ、③排水溝など、普段掃除しにくい箇所の清掃、④防災対策、⑤壁や床の補修だった。この結果を反映させ、収納、清掃、水回り、壁、床の補修などのアイテムを充実させている。
3. DIYの中で比較的難易度が高い壁紙、床材張り替え体験が可能なスペースを設置
店内には壁紙張り替え、収納棚の設置、漆喰やモルモル塗り(補修、仕上材)、塗装、クッションフロアなど、実際にお客が体験できる場所を設置。従業員のアドバイスを受けながら練習も可能。また「代行サービス(住まいるヘルパー)」としてプロに任せること可能。
4. 毎日DIY体験が可能
16人収容可能なDIYワークスタジオを設置。毎日ワークショップを開催する。また、都心ではにおいや騒音の問題でなかなか使いにくい塗料や電動工具を心おきなく使える場としてお客用の工作室を設置。電動ドリルなどの貸し出し工具も利用できる。
5. 店内のアイテムでDIYにより作った空間(部屋)を展示
店内にある製品を使い、リビング、トイレ、洗面浴室、クローゼット、キッチンをDIYで工夫した家一軒丸ごとの展示スペースを作成。DIYによる収納スペース拡大術や水回りの整とん術など、現物を触ることができる。自宅の環境を想像しながら、DIYのためのインスピレーションを得たり、商品に触れたりすることができる。
6. 防音など、都心でのニーズが高い製品を中心にしたラインアップ
「隣の音が気になる」「賃貸で壁に釘などで傷をつけられない」「トイレや洗面所の収納が足りない」「室外に洗濯物が干せない」などといった悩みに対応し、部屋をより気軽にセンスの良いものにするアイテムなど、DCMのこれまでの経験やノウハウを生かして、主に都心部在住の人のニーズに特化した提案を実施。
7.店舗従業員が展示スペース、ディスプレーをDIY
お客を迎えるに当たり、オープン1カ月前から商品ディスプレー、店内の壁紙の貼り付け、造作づくりなど店づくりを店舗の従業員が自らDIYで実施し、完成させた。実際に使った経験を基にお客に最適な提案ができるようにしている。制作の様子は後日SNSにて公開予定。
8. DIYコンシェルジュがお手伝い
DCMでは初起用となる相談専門の担当者「DIY コンシェルジュ」が、お客の日常生活での「したいこと」や「課題」を聞き、最適な答えを一緒に考える。コンシェルジュの他にもさまざまなDIYの経歴を持つ従業員を配属。都市部でDIYが行いづらい要因である「近くに相談できる人がいない」に対応していく。
9. 従業員全員がDIYノウハウを提供
店舗にはDIYが好きで、経験も豊富な従業員が、DIY体験のサポートをはじめ、さまざまなツールの最適な使用方法などもレクチャーする。また、店舗従業員だけでは対応困難な専門的な問い合わせに対しては、DCMの全国各拠点にいる経験豊富なベテラン担当者とオンラインで通話できるシステムを導入。DCM全社の知恵でお客の悩みに答える。
10. 地域コミュニケーションの場を創出
恵比寿出店に当たり、事前に商圏調査した結果、「自分らしい、自分が快適だと思えるくらしを自分でつくりたい」と考える人が多数を占めたという。日常の暮らしを大切にし、自分らしさにこだわりを持つ人が多い街のコミュニケーション拠点の場として利用してもらいたいと考え、毎日開催するワークショップやDIYの遊び心を取り入れたキッズスペースなど家族全員で楽しんでもらうことを目指す。
DCM DIY place概要
所在地/東京都渋谷区恵比寿4-20-7恵比寿ガーデンプレイスセンタープラザ1F
営業時間/10時~20時
面積/359.2坪