新フォーマット

  • 2023.10.30

    ベイシアが新フォーマット都市型対応1号店「Foods Park津田沼ビート店」をオープン、その狙いと全貌

    ベイシアが10月25日、JR津田沼駅前の商業施設「Viit(ビート)」にテナントとして出店、「Foods Park津田沼ビート店」としてオープンした。首都圏の乗降客の多い駅前商業施設への初出店ということで、ベイシアとしては新たな成長エンジン構築への挑戦として大きな位置づけを担う。 Foods Park(フーズパーク)はベイシアが昨年11月から大田原店(栃木県大田原市)を改装する形で展開する新フォーマットで、コンセプトは「“毎日のおいしい”が揃うお店」。食品の新鮮さとおいしさにこだわり抜いた食品強化の店となった。目指したのはその名前のとおり、「食のテーマパーク」。 その上で、品揃えを広げるという…

  • 2023.08.16

    ベルクが手掛ける話題のディスカウント新フォーマット「クルベ」分析

    アズライト 榎本博之 ベルクがディスカウントフォーマットの「クルベ」を群馬県高崎市の江木店を改装する形で7月29日(土)にオープン、有力企業が手掛ける新たなディスカウントフォーマットということで、話題になっている。今回、同店の売場のレポートを通じて、ディスカウントの可能性などを考察したい。 訪店したのは8月7日(月)で、チラシは日曜立ち上がりの第3弾となっていた。表面は土曜日までの日替わりアイテム、裏面が日配、グロサリー等の通しアイテムで構成している。14時時点の駐車場は、1階部分はほぼ満車で盛況であった。各部門の特徴を説明していきたい。 青果は目視カウントで野菜75SKU、果物25SKUの合…

  • 2023.08.02

    クルベ江木店が誕生、ベルクが「限界に挑戦する」ディスカウント新フォーマットを読み解く

    ベルクが群馬県高崎市の江木店をリニューアルし、新フォーマットとなる「クルベ」の1号店として7月29日、オープンした。既存の「ベルク」フォーマットの文字を入れ替え、ディスカウントフォーマットを開発した形となる。 JR高崎駅から直線距離で約1kmの住宅地に立地する店舗で、ヤオコー高崎高関店とは約200mの距離で競合している。 チラシ、売価、サービス、キャンペーンなどは既存のベルクフォーマットとは変え、ナショナルブランドの低価格販売、もしくは自社調達による「驚きの安さ」を実現する他、決済手段を現金のみにするなど、あえてサービスを絞り込むことによる「潔いサービス」、さらに売場を「宝の山」に見立て、買物…

  • 2022.11.22

    ベイシアが新フォーマット・ベイシアフーズパーク大田原店をオープン、「新鮮さ」を提供する「食のテーマパーク」がコンセプト

    ベイシアは11月23日、新フォーマットとなる「Foods Park(フーズパーク)」1号店を栃木県大田原市にグランドオープンする。前週にソフトオープンした。 同社は食品主体の総合小売りのフォーマットとして、主力のスーパーセンター、フードセンター、スーパーマーケット(SM)、ベイシアマートなどを展開しているが、今回、そこに5つ目の新たなフォーマットが加わった形となる。 ベイシアは2020年9月、生鮮食品売場について「人に勧めたいと思うか」を問うNPS(ネットプロモータースコア)の形で消費者調査を実施した。その結果、生鮮食品に対する課題が浮かび上がり、お客はベイシアに「新鮮さ」を期待していることが…

  • 2022.11.10

    DCMの都市型新フォーマット体験型ホームセンター「DCM DIY place」が11月8日、東京・恵比寿ガーデンプレイスにオープン

    DCMは、初の都市型新フォーマットとなる「DCM DIY place」を11月8日、恵比寿ガーデンプレイスにオープンした。 都市部ならではの日常の悩みや暮らしをより魅力的にする DIY(ドゥイットユアセルフ)アイデア、商品を提案し、それを実際に店舗で試すことができる体験型の店舗の位置づけ。お客が自身の手で心地よい住空間をつくるためのさまざまなサポートを行い、「DIY によるくらし快適化」の実現を目指す。 日々の暮らしを快適にするツールとアイデアを取りそろえ、「やってみたら自分でできた!」を叶えるホスピタリティにあふれた体験を提供。 DCMとしてはDIYを「自分でできることは自分でやろう」という…

  • 2022.09.30

    無印良品が500円以下の日用品を中心に集めた新フォーマットの展開を開始、1号店を東京都三鷹市に出店

    良品計画は、税込価格で500円以下の日用品や消耗品を中心に集めた新フォーマットとなる「無印良品500」の出店を開始した。1号店として9月30日に「無印良品500アトレヴィ三鷹」をオープンした。 同社は、2021年9月より新中期経営計画をスタート。「誠実な品質と倫理的な意味を持ち、生活に欠かせない基本商品群、サービス群を、誰もが手に取りやすい価格にすること」を使命の1つとして掲げ、生活者の「日常生活の基本を支える」ことを目指している。 食品をはじめ、多くの生活必需品の価格高騰が続く中でも、品質の良い商品を手に取りやすい価格で提供し続けるため、1980年の無印良品スタート時から変わらず「素材の点検…

  • 2021.11.10

    ヨークベニマル最新フォーマットを徹底解説! 福島市内ドミナント固める青果、惣菜一体型・入江町店

    ヨークベニマルは10月29日、入江町店をオープンした。ショッピングセンターのヨークタウン入江町の核出としての出店で、敷地内に11月2日にマツモトキヨシがオープンしている。 福島市13店目(後述する浜田店除く)で売場面積700坪超の大型店だが、北約2kmに同社既存店の福島鎌田店、南約1.5kmに浜田店が店を構えるちょうど中間への出店で、ドミナント強化の一環となる。 ただし、浜田店は入江町店オープンに先立つ10月24日の営業をもって休業となり、22年冬に建て替えオープンする予定で、その既存客の受け皿になる役割も期待されているといえる。 ドミナントを固めると同時に、建て替え時の流出を最小限にしようと…

  • 2020.12.23

    ライフのナチュラルスーパーマーケット、首都圏1号店「ビオラル丸井吉祥寺店」がオープン

    ライフコーポレーションは12月19日、JR線、京王線吉祥寺駅至近にある丸井吉祥寺店(東京都武蔵野市)の1階に、近畿圏で実験を重ねてきた新フォーマットの「ビオラル丸井吉祥寺店」をオープンした。 同フォーマット1号店の靭店(大阪市西区)は2016年6月にオープン。同年3月、至近に大型の阿波座店がオープンしたことに伴い、新フォーマットへの改装という形で、「素敵なナチュラルライフスタイルを通じて、心も体も健康で美しく豊かな毎日を過ごしてもらいたい」と願うスーパーマーケット(SM)として誕生した。フォーマット名の「ビオラル」はドイツ語の「BIOLOGISCH(有機の)」と英語「NATURAL(自然)」を…