成城石井が新フォーマット「成城石井BAKERY」を大阪・京橋に4月20日にオープン、50種以上のパンなどを展開
2023.04.06
成城石井は4月20日、新フォーマットとなる「成城石井BAKERY」の1号店を大阪・京橋にある京阪モール本館ノーステラス1階に開業する。独自の仕組みを生かし、店内で焼き上げたパン、焼き菓子を展開するベーカリー専門店として展開。
「パン」カテゴリーはお客から支持も高く、新フォーマット展開することで販路を広げる。200店舖を超える成城石井のスケールメリットや、中間マージンのカットを実現する自社輸入、プロの料理人たちが開発、調理を行っている自社セントラルキッチンなど、独自の仕組みを生かし、こだわりの食材を使用したパンや焼き菓子を50種類以上用意。
ラインアップは自社運営のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」全店のメニューを手掛けるシェフと、自社の製造拠点であるセントラルキッチンのパン職人がタッグを組んで共同開発した。
成城石井はスーパーマーケットを展開するだけでなく、貿易や製造、外食などの多様な機能を自社で保有。バイヤーが国内のみならず世界中から食材を調達し、商社などを介さずに自社輸入することで、輸入の過程で生じる中間マージンをカット。また、200店舗を超えるスケールメリットを生かして食材を一括で大量調達することで、高品質な商品をより低価格で調達できているとする。
また、製造拠点のセントラルキッチンでは惣菜やパン、デザート、加工肉食品など自家製商品を製造している。調理を集約することで、プロの料理人たちが開発、調理した品質の高い商品を各店に展開することが可能になっている。
上階の2階にはワインバーフォーマットの「Le Bar a Vin 52京阪モール京橋店」が同日オープンするが、黒毛和牛をステーキ肉に成形する際や生ハムをスライスする際に出る端材なども成城石井BAKERYで活用する。
黒毛和牛はカレーパンに、生ハムは自社加工したオリーブや直輸入したセミドライトマトと合わせて彩り豊かなフォカッチャにアレンジするなど、シェフならではの発想とパン職人の技を生かす。
その他、長年の取引先である京都の老舗豆専門店「北尾」の「京丹波大納言ゆであづき」を使用した塩バターあづきパンや焼き菓子など50種類以上用意。
パンについては、生地を店舗で粉からスクラッチ製法で仕込んだ湯種生地や芳醇な香りが広がる北海道美瑛産小麦粉を使用したバゲット生地の他、セントラルキッチンのパン職人が仕込んだブリッオッシュ、マフィンなど、また、フランスから自社輸入したクロワッサン、クイニーアマンなどといった成形生地を使用。
バイヤーが国内外から選んだ素材やセントラルキッチンで仕込んだフィリングなどを活用することで、食パン、惣菜パン、菓子パン、焼き菓子などを展開する。
他、セントラルキッチンの職人が仕上げるしっとりとした食感のマフィン生地に、自社輸入したフランスの老舗チョコレートメーカーセモア社の「クーベルチュールチョコレート」と成城石井の店舗でも人気の「田辺農園バナナ」を使用して焼き上げた「田辺農園バナナとクーベルチュール（カカオ分58%）チョコマフィン」（323円）、Le Bar a Vin 52の看板メニューである生ハムの「14ヵ月熟成ハモンセラーノ」の端材や自社輸入のセミドライトマト、セントラルキッチンで加工したイタリア産オリーブを使用した「14ヵ月熟成ハモンセラーノ、淡路島産玉葱とトマト・オリーブのフォカッチャ」（388円）や、パン、焼き菓子に合わせるジャムやスプレッド、チーズ、生ハムなどもラインアップする他、イートインでもテイクアウトにも対応するコーヒーやソフトクリームも提供する。
成城石井BAKERY京阪モール京橋店概要
所在地／大阪府大阪市都島区東野田町2-1-38京阪モール本館ノーステラス1階
オープン予定日／2023年4月20日
営業時間／8時～21時
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