イズミがゆめテラス祇園の2階食品館を先行オープン、3階フロアは2023年秋オープン予定

2023.05.26

イズミは、2023年6月1日(木)に、建て替えにより生まれ変わった『ゆめテラス祇園』の2階食品館を先行オープンする。無印良品やフードコートなどを展開する3階フロアは2023年秋オープンの予定だ。

ゆめテラス祇園は1973年3月に、中国地方初、全国的にも珍しい郊外型大規模店『いづみ祇園ショッピングセンター』として誕生以来、『イズミ祇園店』、『ゆめタウン祇園』等に名称を変えながら、営業を続けてきた。2020年11月、お客と従業員の安全に考慮し、建て替えを発表。

2021年12月から同敷地内の仮設店舗にて、食品スーパーを運営していたが、こちらの仮設店舗も2023年5月21日(日)をもって営業を終了した。

新しく生まれ変わった『ゆめテラス祇園』は、「日々の豊かさ、憩い、集い」を生みだせる地域の人々にとって誇らしい場所をコンセプトに、日々の生活を支え、利便性を重視し、地域とのつながりを大切にする店舗を目指していく。

“食”のキーワードは、「まいにちおいしい。まいにちうれしい。」

2階食品館では“毎日通う楽しみ”“新しい食の魅力”を提供

2階食品館では、新鮮な生鮮食品やバラエティ豊かな惣菜、お手軽で便利な即食・簡便商品も多彩に品揃えし、地域の生活拠点として“毎日通う楽しみ”を提供する。

鮮魚では、対面販売コーナーを設け、調理の下ごしらえや料理方法の相談にも親切ていねいに対応する。新鮮な素材を使ったお寿司やお刺身、店内で調理した鮮魚惣菜など豊富に展開する。また、まぐろの解体ショーなどお客に楽しんでもらえるイベントも開催する。

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青果では、採れたて新鮮・安全な野菜や旬の果物を種類豊富に取り揃える。地場野菜コーナーでは、安佐南区・安佐北区を中心に地元で採れた小松菜、ほうれん草、枝豆など、朝採れの新鮮な野菜を届ける。

また、自宅で楽しめるデザートとして、見た目もおしゃれなフルーツタルトやケーキ、ゼリーを充実させていく。精肉では、5等級以上の国産牛をはじめ鶏肉・豚肉も「国産」にこだわる。また即食のおつまみやローストビーフなども
品揃えし、品質にこだわった商品を種類豊富にお求めやすい価格で提供する。

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子育てや仕事で忙しい共働き世帯や、シニア層などからの「即食・簡便・時短」ニーズの高まりを受け、惣菜や冷凍食品の需要はますます高まっている。

冷凍食品コーナーでは、イズミ初伊勢丹の冷凍スープを導入、成城石井や外食系、韓国、デザートといった日常づかいの品はもちろん、有名店の本格的な味や世界各国のトレンドの味を用意する。

また、より豊かな食生活を求めるお客に対しては、イズミのバイヤーが厳選した「これ旨商品」をさらに選りすぐった
「テラスセレクション」を導入し、毎日の生活に“豊かさと美味しさ”を提供する。惣菜では、出来たて・作りたての店内調理にこだわり、午前・午後のご来店ピーク時に合わせて最高のおいしさを届ける。

特に、自社製造ブランド「zehi」では、今月から 4 つの新シリーズ「premium(高品質)」「season(季節限定)」「trend(流行)」「balance(健康志向)」が誕生。地域の住民にに新しい“食”の価値を提案する。また、インストアベーカリー「ゆめのパンやさん」では具がたっぷり入った A 級カレーパンなど、毎日焼きたてのパンを豊富に揃える。

■自社製造ブランド「zehi」セレクション

<国産りんごアップルパイ(ゆめのパンやさん)>

酸味と甘みの絶妙なバランス。国産ふじりんご本来の美味しさとほどよい酸味を引き出しながら、クリームの甘さが溶け合う一品。

<噂のコロッケ 海老クリーム>

発酵バター、アルペンザルツ岩塩で調味したまろやかなクリームソースと海老の旨みがマッチした自信作。

<果実ライチゼリー>

ライチゼリーにスイカ、イチゴ、オレンジ、キウイをミックスし、見た目も涼しい一品。食品添加物を限りなく減らした店内製造の健康的なデザート。

持続可能な社会の実現に向けて、SDGS の取り組み、DX 推進

持続可能な社会の実現に向けて、食品ロス削減の取り組み

家庭で眠っている未利用食品を集めて、専門の団体や地域の福祉施設に寄付することにより食品を有効活用する「フードドライブ」や、賞味期限・消費期限が迫った商品から購入してもらうことで廃棄商品を削減する「もぐもぐチャレンジ」を実施し、地域のお客さまと共に食品ロス削減活動に取り組んでいく。

また、地域の子どもたちが楽しんで学べる食育イベントも開催する予定だ。イズミグループでは、2030 年までに食品ロス(2018 年度比)50%削減を目指している。

多様なライフスタイルに対応「ゆめデリバリー」開始

多様なライフスタイルのお客に対応するため、ネットスーパー「ゆめデリバリー」を導入する。「ゆめデリバリー」は、店舗の商品を 24 時間いつでもネット注文(アプリまたはインターネット)可能で、自宅までお届けする「デリバリー」、または店舗で受け取る「ピックアップ」のどちらかをお客のライフスタイルに合わせて選ぶことができる

6月5日(月)より開始する。ネット(アプリまたはインターネット)でのご注文は、6月1日(木)より受け付ける。子育てや介護、仕事や習い事など、お客の多様なライフスタイルに寄り添ったサービスを提供する。

便利!早い!レジ待ち時間短縮!「ピピットセルフ」導入

ピピットセルフは、店舗に設置する専用のスマートフォン、または、ピピットセルフ専用アプリをダウンロードしたお客自身のスマートフォンを活用して利用しするセルフレジシステムのサービス。

売場では、スマートフォンで商品のバーコードを読み取るので、購入金額を確認しながら買い物が可能。レジ待ち時間の短縮に繋がり、会計が大変スムーズ。新しいサービスの導入を通じて、買い物の仕方の多様化やライフスタイルの変化
に対応していく。

デジタルサイネージの導入

デジタルサイネージを導入し、お惣菜の出来立て時間のお知らせや旬の食材を使ったメニュー提案、お買い得情報や SDGS の取り組みなど、地域のお客にとって魅力的でお得な情報を発信していく。

■テナント一覧

■2階食品館フロアマップ

ゆめテラス祇園の店舗概要

■店 名:ゆめテラス祇園
■所 在 地 〒731-0113 広島県広島市安佐南区西原五丁目19番44号
■電話番号 082-874-8111
■開 業 日:2階フロア(食品館) 2023年6月1日(木)オープン/3階フロア(専門店他) 2023年秋オープン
■営業時間: 2階フロア(食品館)/6月1日(木)~ 6月2日(金) 11:00 ~ 22:00/6月3日(土)~ 9:00 ~ 22:00/3階フロア(専門店他) 改めて案内する。
■専門店数:7店舗
■従業員数:約 250名
■敷地面積:約 14,500㎡
■延べ面積:約 19,500㎡
■店舗面積:約 7,000㎡
■駐車台数:約 100台(平面のみ) ※2023年 6月 1日(木)オープン時

お役立ち資料データ

  • 2023年 下半期 注目店スタディ

    2023年下半期注目のスーパーマーケット7店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・オーケー/銀座店 ・ヨークベニマル/仙台上杉店 ・ベイシア/Foods Park 津田沼ビート店 ・ヤオコー/松戸上本郷店 ・カスミ/…

  • 2023年 上半期 注目店スタディ

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